目標・成功

【時間術1】何もできてないのに忙しい…本当の原因とは

この知識はこんな方におすすめ

  • いつも忙しい…
  • 人生後悔したくない

時間予期の罠#1

今回は時間術についてですが、時間術については以前に本を出させてもらったこともありますし、Dラボでもシリーズとして紹介させてもらったこともあります。

週40時間の自由をつくる 超時間術

実務教育出版
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僕の論文リサーチなどを中心になって手伝ってくれている鈴木 祐さんが時間術に関する新刊を出されました。

YOUR TIME ユア・タイム: 4063の科学データで導き出した、あなたの人生を変える最後の時間術

ぜひこの本を読んでもらいたいですが、多くの人が時間を上手に使うことができないのは、時間に対する焦りがあるせいです。
その焦りを無くすためにはどうすればいいのかということについて紹介したのが、僕が以前出した本になります。

「何もしてないのに時間が足りない」

『YOUR TIME ユア・タイム』では、時間に対する焦りをなくすことは重要だけれど、変に焦りを無くしすぎるとダラダラしすぎてしまうので、本当に大事なことをちゃんと行いながら計画倒れを無くすための、時間に対する誤差の問題について言及しています。

人間は時間の感覚が鈍ってしまうことが結構あります。
この時間の感覚の鈍りや歪みを無くすにはどうすればいいのかということについて解説しています。

人間が時間を上手に使えない理由は大きく分けて2つあります。

理由その1 :時間予期が下手

未来の自分とのつながりの感覚が歪んでいて、それによって自分がそのタスクや作業にどれくらいの時間がかかるのかということを予想できないという問題です。

理由その2 :時間想起が下手

過去に対する考え方が歪んでいて、そのせいで今の時間を上手に使えないという問題です。

例えば、お金に例えるのであれば、今まで自分が何にお金を使ってきたかということを知らなければ、当然同じようなお金の使い方をして失敗してしまいます。

この2つが時間に対する焦りを作り出しています。
つまり、過去の時間に対する考え方が歪んでいるという問題と、未来の時間に対する考え方が歪んでいるという問題です。
これが僕たちの時間がないという焦りを作り出し、実際に時間がない状態に繋がっています。

今回から何回かに分けて、プラスアルファの研究も含めながら、最新の時間術について解説させてもらいます。

人はなぜ時間を上手に使えないのか?

皆さんは昨日1日を有意義に過ごすことができましたか?

もちろん日によって違うとは思いますが、今日は何かと忙しかったけれど、やるべきことが十分にはできなかったという人が多いのではないでしょうか。

毎日忙しい人が多いと思いますが、「やるべき事が進みましたか?」と質問されると、「あまり進まなかった」「何もできなかった」と答える人がほとんどだと思います。

この矛盾に気づいてください。
本当に時間がなくなるほど忙しく動いているのであれば、自分のやるべきことはかなり進んでいるはずです。
それなのに、忙しかったけれどやるべき事は進んでいないという毎日が続きます。

一体どこに僕たちの時間は消えているのでしょうか?

皆さんは毎日24時間を何かに使っています。
ですが、始めようと思っているダイエットはいつまでも始まらないし、健康的な食事を考えて、自炊を始めようと思っていてもなかなかできません。
だからといって、仕事が進んだかと言われると言い切れるほどではないし、家の片付けはできないままだったりします。

多くの現代人の問題は、忙しくて時間がないのに何も進んでいないという問題です。

この問題の理由は大きく分けて2つあります。

理由その1 :過去を正しく想起できていない

忙しかったのに何もできなかったという人は、時間を上手に使うために効率化しようとしますが、大事なのは、「自分は一体何に時間を浪費してしまったのか?」と考え、自分の時間の使い方を振り返ることをしません。
それを振り返って、自分がどんな時に時間を無駄にしてしまいやすいのか、どんな時に集中力が落ちて時間を浪費するのかということを把握しなくてはなりません

つまり、過去を正しく想起することが必要です。
人間は過去の失敗をベースに正しい判断をすることができるのに、それができていないわけです。

理由その2 :未来を正しく予期できていない

そして、時間予期の問題もあります。
自分がこれから何かに着手する時に、それにどれくらい時間がかかるのかという見積もりが歪んでいる人も多いです。
この時間の見積もりが下手な人は、当然時間の使い方が下手になります。
あるいは、計画倒れが増えてしまいます。

つまり、過去の失敗を活かすことができない「時間想起」の問題と、未来に対する計画が計画倒れになってしまう「時間予期」の問題があり、この2つの問題が僕たちの時間の焦りを作り出しています

この2つを改善することができれば、時間に対する焦りを無くして今に集中することができるようになります。

最強の時間の使い方の境地とは?

時間をとても上手に使って、この人は一体何人ぶんの人生を歩んでいるのだろうかと思えるような人がいます。
あまりにも時間を上手に使い、毎日、毎年、たくさんのことを成し遂げる人です。

そんな人を想像してみてください。

おそらく、そんな時間を上手に使える人は、あまりあくせくと動いていないイメージがあると思います。
時間に追われているような人で、本当にいろんなことを成し遂げている人はそんなにいません。
大抵の忙しいと言っている人は何もできていない人です。

ですから、先ほどの過去と未来に対する時間の歪みを修正することができれば、結局行き着くところは、「時間を効率化しよう」という概念がない毎日です。

最終的には、時間に対する効率化をあえて追い求めないことによって、最強の時間の使い方の境地に辿り着くことができます

人は時間を気にしていると集中力が切れてしまいます。
時間を気にしながら取り組んでいる人と、まさに没頭状態で時間なんて気にせず取り組んでいる人を比べたら、どう考えても時間を気にしない人の方が時間を上手に使えています。

今回の時間術のシリーズでは、皆さんの過去と未来に対する時間の歪みを修正して、計画倒れすることも時間に振り回されることもなく、もう時間について余計なことを考えず、自分のやるべきことを思うようにやって、それでも時間が余って自由時間を楽しめるようになる方法について解説していきます。
現代人が失った時間感覚を取り戻そうというシリーズです。

時間術を駆使しても仕事のパフォーマンスは上がらない

世の中には時間を効率的に使うための様々な時間術が出回っています。

もちろん、自分の集中力を保つためにタイマーを使ったり、いわゆるポモドーロテクニックという方法で、25分集中して5分休憩するというテクニックを使っている人は多いと思いますが、それとは別の話です。

例えば、タスク管理アプリのようなものを使って、自分のタスクやスケジュールをガチガチに管理している人がいます。
このような時間術に関するテクニックが本当に意味があるのかということをマッキンゼーとオックスフォード大学が調べてくれています。
5,400以上の様々な IT 企業が行ったプロジェクトを分析しています。

それぞれの企業や個人は様々な時間術を使っていました。
それらを分析した結果、現存する従来通りの時間を上手に使おうとする時間術は、それをいくら使ったところで効果はなかったということが示されています。

様々なプロジェクトが進められていたわけですが、どんな時間術を使ったところで、プロジェクトが期限通りに完了していたのは1/3以下で、ほとんどのプロジェクトでは予想の3.5倍の時間がかかっていました
つまり、ほとんどのプロジェクトは時間術を使っても、そもそも期限さえも守ることができていません。
時間術によって時間を効率化できているのかということはかなり怪しいです。

別の学生を対象にした実験でも、どんな時間術を使ったところで、卒論の期限を守れる確率は30%以下だったというデータもあります。

もちろん、僕も今までに時間術についても紹介してきましたが、全ての時間術が意味がないというわけではありません。
万人に効果がある時間術というものはないということです。

ですから、このシリーズで紹介するテクニックも同様ですが、最低でも2週間ぐらいは自分で試すようにしてみてください。
2週間試して効果がなかったら他の方法に変えるということを繰り返して、自分に適した時間術を見つけるしかありません

時間をマネジメントすることは不可能

そして、時間を管理することは無理です。

例えば、30分単位でスケジュールをガチガチに管理している人がいると思いますが、これは大抵うまくいきません。
大事なのは時間を管理するのではなく、僕たちの個人差が多い時間感覚を管理するべきです。

1日24時間をどんなに上手に使ったところで、その24時間を増やすことはできません。
ですが、個人差が多い時間の感覚というものに目を向けると、そこにはまだまだ改善の余地があります
個人差が大きいということは、そこにアプローチした方がメリットが大きいのではないかということです。

ポイント1 :時間予期の改善

時間予期の改善は3つのタイプに分けて行なっていきます。

①予期が薄い人

未来との繋がりが薄くて、将来のことを考えず目先のものに飛びついてしまいやすい人です。
未来のことを考えられない人は、お金の使い方も時間の使い方も荒いです。
なんとかなると思って無駄なことに時間を使い、最終的に締め切り間際に焦ってしまう人です。

未来との繋がりが薄いせいで、未来のための時間の使い方ができません。

②予期が濃い人

未来との繋がりが濃くて、常に将来のことを考えていることは良いことのように思えるでしょうが、これにも問題があります。
未来のことを心配してストイックに未来のためだけに行動してしまいます。

つまり、未来との繋がりが濃くなりすぎると今が薄くなります。
融通が効かなくなり今この瞬間を楽しめなくなります

③予期が多い人

将来や未来にやらなくてはならないことが多い人も問題です。
あれもやらなくては、これもやらなくてはと言いながら、何から手をつければいいのかがわからなくなっている人です。

自分のやるべきことが多すぎて目移りしてしまい、結局今に集中できなくなります。
迷いが多くて時間を無駄にしてしまいます。

ポイント2 :時間想起の改善

時間想起の改善は3つのタイプに分けて行なっていきます。

①想起の誤り

過去の自分の時間の使い方を振り返る時に、正確に思い出すことができない人がいます。
本当は2時間もかかっていたのに、10分ぐらいで終わったような気がしてしまいます。
それによって同じ失敗を繰り返してしまいます。

②想起が肯定的すぎる

ポジティブすぎると時間の見積もりが甘くなってしまいます

③想起が否定的すぎる

一方、ネガティブすぎると自分にはできないと行動できなくなってしまいます

時間予期の罠

今回は、時間予期の改善について解説していきます。
未来に対する時間の見積もりが歪んでいる人が、どのようなことをすれば改善していくことができるのかということについてです。

①予期が多い人

人間にとっての未来というものは、現在から見て将来起きる可能性が高い変化を人間の脳が予測したものです。
今の状況から見て一番将来起きる可能性が高い変化が予期です。

これは人によってかなり違います。
複数あることは可能性を考えて上手に対処するために必要ですが、あまりにも多すぎると、人は考えすぎて動けなくなってしまいます
未来に起き得ることがたくさんありすぎると、今何をしていいのかがわからなくなります。

現代人はこの予期が多すぎて行動できない人が増えています。

②予期が濃い、薄い

時間予期は濃くなればなるほど将来との繋がりが強くなります。
そうなると、人間は未来のために今行動しようと考えるので、あまりにも行き過ぎると、効率化を求めすぎたりワーカホリックになったりしてしまいます

逆に、予期が薄くなりすぎてしまうと、ギャンブルにはまったり自暴自棄に陥ったりしてしまいます
ですから、このバランスを保つことが重要です。
予期が薄すぎると、ビジネスでも学校の成績でも低下しやすくなります。
貯金額も低下しますし感情のコントロールも下手になります。
さらに、未来のことを考えられないので不健康にもなります。

多さと濃い薄いの両方を改善していくことが重要です。
時間予期が多すぎて、今行動できない状況を改善しつつ、それと同時に濃さと薄さのバランスをとることです。

未来の自分尺度

スタンフォード大学の研究からちょっとしたテストを紹介します。

10年後の自分を想像してください。
今の自分との繋がりをなんとなくの直感で構いませんので採点してください。

今の自分とは別人:1点
今の自分と全く同じ:7点

10年後の自分は今の自分とは全く別人で想像つかないという人は1点です。
10年後の自分は今の自分と全く同じできっと同じようなことをしているという人は7点です。
その間も含めてどれくらいだと思うか採点してください。

これを未来の自分尺度と言いますが、この自分尺度が高くなると資産が1.3倍になるとされています。
つまり、未来の自分との繋がりを強く感じている人の方が資産が大きくなるということです。
研究では、1点の人より7点の人は30%も資産が多い傾向があったということです。
さらには、UCLA の研究では脳の活動も違うということも示されています。

これが4点以下ぐらいの人は少し気をつけた方がいいと思います。
このような人が、どうすれば未来の自分との繋がりを取り戻して、目先の欲にとらわれることなく長期的に物事を考えて行動できるようになるのでしょうか。
ここから先は、Dラボで解説していますので、今回のおすすめの動画からチェックしてみてください。

さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

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