お金・ビジネス

【給料】男女の給料差の本当の原因

2019年10月20日

男女の給料差の本当の原因

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • 仕事と家庭を両立する女性
  • 仕事もプライベート大切にする方
  • 男性女性の特性を活かして強い組織を作りたいリーダー

男性と女性の賃金格差はなぜ生まれるのか?!

男性と女性の賃金の格差はまだまだあるのではないでしょうか。
同じ仕事をしているのに女性の方が賃金が低くて女性の方が賃金が高いというのは女性差別だと主張する人もいると思います。
全てが今回の研究に当てはまるとは思いませんが、実は、一般的に男女の賃金格差は性差別によるものだと言われているけれど、2018年のハーバード大学の研究で、その原因は性差別によるものではないのではないかということが示唆されています。単なる性差別ではなく、男女による仕事に対する考え方の違いではないのかという研究がありましたので、紹介させてもらいます。
先に断っておきますが、僕は別に男尊女卑でもありませんしフェミニストでもありませんし、科学的な論文から知識を紹介し、皆さんにも自分自身の頭で考えていただけたらと思っています。

完全に年功序列の賃金体系下で男女差は生まれるのか

今回の研究では、研究チームは交通局の賃金データをもとに調査を行なっています。アメリカの交通局は、完全に賃金が年功序列になっていて全てが勤続年数で決まります。ですから、男性であろうが女性であろうが、ただただ長く働いている人の給料が上がっていくという給与体系で、基本的には男女の差がありません。
このような男性と女性の賃金の差が給与体系や評価上起こり得ないような中でも、男性と女性の賃金に差が生まれたら、そこから何かしらの原因が分かるのではないかと考えたものです。
つまり、男性と女性で評価に差が生まれ、それにより賃金にも差が出るような給与体系の企業であれば、性差別による賃金格差というものが現れてしまいますが、給与体系上その差が生まれないような中で男性と女性に差が生まれるのであれば、そこには別の原因があるのではないかということがわかるというところに研究チームは注目したわけです。

やはり男性の方が高い?なぜ?!

このような完全に年功序列で勤続年数で決まる交通局においても、やはり、女性は男性よりも低い傾向がありました。年功序列で勤続年数で決まるはずなのに、なぜか女性の方が男性よりも賃金が低かったということです。
となると、システム上に不備があるのか他の原因があるということが考えられます。
この原因は、主には男性の方が残業時間が長かったからでした。この交通局では時間外労働に対しておよそ1.5倍の給料を支払うという規定になっていました。
つまり、年功序列で基本給には男女間において差はありませんでしたが、ところが給与の総支給額は年収で見ると、男性の方が女性よりも給料多くもらっていて、それは、男性の方が女性よりも勤務時間が長いからでした。
この交通局では、男性は例えば急なシフト変更などに対応して休日出勤をしたり、残業をすることで余分に働いていたということです。
この研究によると、男性が急なシフト変更に応じる確率は女性の2倍も高くて休暇を取る頻度も少なかったということです。

結局仕事に対する時間の使い方の違いなのか?

ですから、男性と女性の賃金格差というものは、もちろん性差別的な要素が隠れている企業もまだまだあると思いますが、この研究によると、実際に大きな影響を与えているのは、女性は家庭や家族のことに時間を取られたり、友達やプライベートな時間を大切にするけれど、男性は、古い会社ではよく仕事が趣味というような人がいますが、時間外労働が多く休暇もあまり取らず働いている時間が長いということが賃金格差を生んでいたということです。

ただ間違えないでいただきたいのは、これは男性の方が多くの給料をもらっていいということではありません。
男性は急なシフト変更に応じたり休日出勤などの対応もしやすく、そのような点で必然的に働きやすい状況だということです。女性の場合は、家族や家庭のことにも当然時間も取られますし、そういったものを大切にしているわけです。
確かに、お父さんが急な仕事で今日は帰れないからと、家族での食事をキャンセルしたりすることはあっても、お母さんがそれをするという話はあまり聞いたことがないと思います。

男性の方が成果が増えているわけではない!

この研究を視点を変えて見てみると、男性は残業をしたり休日出勤をして余分に働いているから給料は多くなりますが、この研究の興味深いところでもありますが、「成果が増えている」とはされていません
ですから、男性の場合は残業をしやすかったり、残業すれば何とかなるとか休日出勤をすれば給料も増えるという傾向が高くなっています。ところが、女性の場合は時間もきっちりしないといけない人も当然多いでしょうし、結果として、時間内に仕事を終わらせてくれる可能性が高くなります
そう考えると、もしかすると仕事の能力としては女性の方が高いのではないかという考え方もできます。

男性の方が急なシフト変更や休日出勤にも応じやすいということですから、シフトの変動が激しい業界や会社であれば、男性を雇うほうが楽でしょうが、短期間で成果をあげようと考えるのであれば、女性を雇うほうがいいのではないかと考えることもできるわけです。

このような科学的知識というのは、研究結果をすべて鵜呑みにするのではなく、研究が示してくれているところから自分なりに頭を働かせてアイデアを生み出し実践に活かしていくということが大事です。

実際に、子育てもしながら株で成功したり、子育てをしながら1日に2時間から3時間しか働けない状況で起業して成功している人を見ると、やはり女性の方がうまく時間を活かし活躍しているようにも感じます。どちらが良いとか悪いとかではなく、女性は戦い方が違うのではないかと思われます。

社会で活躍する女性やその力を活かしたい方はこちらもぜひ


男性の皆さん、企業を経営される皆さん、男性の育児休暇は皆さんのために必要です


転職と起業で失敗しないためのおすすめ動画
科学が認めた転職テク【ワーキングアイデンティティ】入門
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1563725043
内向的な人ほど【成功する起業法】
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1563740884

リサーチ協力:Yu Suzuki http://www.nicovideo.jp/paleo

参照:Bolotnyy V, Emanuel N.(2018)Why Do Women Earn Less Than Men? Evidence from Bus and Train Operators


他の人はこちらも検索しています

-お金・ビジネス
-, ,

Copyright© Mentalist DaiGo Official Blog , 2019 All Rights Reserved.