この知識はこんな方におすすめ
- 仕事を効率よく進めたい
- 勉強や面倒なことはさっさと終わらせたい
仕事と勉強をゲーム化
今回は、仕事と勉強をゲーム化するゲーミフィケーションの基本要素のうち、そのいくつかを紹介させてもらいます。
この基本要素以外にも大切な要素はもちろんあります。
ゲーミフィケーションのテクニックとしてはいろいろとあり、全てを使う必要はありませんが、たくさん知っておくと、どんな作業であってもゲーム化することができるようになります。
それが仕事であっても勉強であっても、クライアントとの打ち合わせであっても、日常の家事やゴミ捨てであってもゲーム化することはできます。
まずは基本から紹介して、実際に企業なども使っている応用まで紹介していけたらと思っていますが、基本要素に関して何回かに分けて解説できたらと思います。
ゲームが人間の脳に与える影響について学ぶためのおすすめ
『スーパーベターになろう!』
『幸せな未来は「ゲーム」が創る』
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ゲーミフィケーションをがっつりできるようになりたいという人のためのおすすめ
ゲーミフィケーションができるようになると、本当に作業がすべて楽になりますし、これが綺麗にハマると気が狂ったかのように作業効率は高まります。
僕もゲームだと思って仕事をすることができているので、これだけ好き放題にすることができているということもあります。
ゲーミフィケーションに関しては、いい本はそんなにはありません。
割と人を選ぶものですから、この人のゲーミフィケーションの本は合うけれどこの人の本は合わないということもあります。
『GAMIFY ゲーミファイ―エンゲージメントを高めるゲーミフィケーションの新しい未来』
この本が一番分かりやすいとは思います。
ゲームにすればうまくいく ―<ゲーミフィケーション>9つのフレームワーク』
今回の内容に割と近いものですが、ゲーミフィケーションを実際のビジネスで使うためのフレームワークについて解説してくれている本です。
『ゲーミフィケーション―<ゲーム>がビジネスを変える』
この本はもう少しビジネス向きの内容になっています。
お客さんにゲームを楽しむかのように商品を買ってもらいたい人へのおすすめ
『Tapスマホで買ってしまう9つの理由』
『「ついやってしまう」体験のつくりかた――人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ』
ゲーミフィケーションの基本
2014年にカーティン大学などの研究チームが、学習やビジネスでのゲーミフィケーションの応用について調べた先行研究をピックアップし、正しいゲーミフィケーションに共通するポイントを47のチェックリストとしてまとめてくれています。
これは、基本要素としては13種類ですが、要素自体としては47の項目があります。
そんな中から、まずは基本の13の要素を解説させてもらい、タイミングを見て残りの項目についても解説させてもらう予定です。
今回紹介するのはあくまで要素ですから、もちろん、具体例や僕がどのように使っているのかということも紹介します。
使い方は自分の頭で考えて使うようにしてください。
基本要素だけでも13種類あり全てで47の項目があるわけですので、これらを覚えておくと、状況に応じてどれかが使えるようになります。
おすすめはひとつの作業に対して3つから5つぐらい取り入れるようにしてみてください。
もちろん全てを取り入れても構いませんが、それぐらい取り入れるだけでもかなりその作業が面白くできるようになります。
たくさんの要素を取り入れれば取り入れるほど、仕事も勉強も楽しくなりますので、徐々に慣れてくる感覚を感じながら試してみてください。
ゲーミフィケーションの基本:チュートリアル
文章で書かれたマニュアルなどを読んで行うのではなく、自分が行う勉強や仕事の中でルールを学ぶ仕組みが備わっているかどうかということです。
つまり、実際にそれをしながら覚えていく方が人間はモチベーションが上がるということです。
仕事に対しても勉強に対しても、それをしながら覚えていくということが大切です。
英語を学ぶ際も、文法を頭に入れてから学んでいくべきだという人もいますが、実際にそれが効果的かということについては科学的な根拠はそんなにありません。
その方が習得が早いのではないかという研究もあれば、あまり変わらないのではという研究もあるくらいです。
ですから、自分が何かを身につけようと思ったら、実際にそれをしながら覚えていくためにはどうすればいいのかということを考えるようにしてください。
もちろん、例えば、スキューバダイビングをする時に、しながら覚えればいいと安易に考えて、命を守るための行動なども全て無視していきなりやればいいということではありません。
そうではなく、最低限必要になる部分だけは学んで、一定の安全や基本は確保した上で、それ以降は実際に動きながら覚えていった方がモチベーションは高くなるということです。
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「行動が情熱につながる」
実は、ゲーミフィケーションの面白いところでもありますが、僕が今までにも紹介してきたような人間心理がいろいろとゲーミフィケーションには詰まっています。
以前、「人間の情熱というものがどのようにして決まるのか」ということについても解説させてもらったことがあります。
情熱というものは、情熱があるから行動するのではなく、自分が過去に行った行動が情熱に繋がっているということでした。
例えば、先週どれぐらい必死になって働いたかということが、今週の情熱やモチベーションを決めるということです。
これと同じです。
モチベーションを高めようと思ったら、最初からすべてを学ぼうとすることには無理があります。
なぜかと言うと、そこに情熱は起きないからです。
ですから、自分で実際にそれをしながら進めば情熱が沸き起こってきて、徐々にそれが加速していくということになります。
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「実際にそれをしながら覚えていくにはどうすればいいのか」ということに対して注目するようにしてください。
「最低限のところだけ押さえたらすぐに手をつける」
これは習慣化の観点から考えても大切です。
手をつけるまでの時間が短くなればなるほど、それを習慣化しやすくなるという話を何度も紹介したこともあると思います。
「20秒ルール」
20秒ルールというものも紹介させてもらいました。
何かを習慣化したいと考え、モチベーションに頼ることなくモチベーションが高い人のように行動したいのであれば、それを行うまでにかかる時間を20秒だけ短くするという方法を紹介したと思います。
逆に、やるべきでないと感じることに関しては20秒だけ長くするというものでした。
これとも全く同じです。
皆さんが仕事や勉強に打ち込もうと思うのであれば、とにかく最低限のところだけ押さえたらすぐに手をつけるようにしてください。
実際に手をつけて行動しながら学んでいくことが大切です。
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では、理屈としてはわかったと思いますが、実際にはどのようにすればいいのでしょうか。
例えば、皆さんが教わる側だったとしたら、最初に説明を全て聞いてもいいでしょうが、「忘れてしまうので一度最初の部分だけ試していいでしょうか」とお願いしてみるという感じです。
「リコンソリデーション」
以前、上達のスピードを上げるためのテクニックとして、リコンソリデーションを紹介したこともありますが、これも使えると思います。
リコンソリデーションは、基本的なやり方は同じでも少しずつ方法を変えてみたりすることで上達するスピードが速くなるというものでした。
何かの練習をする時には、みんな反復練習が大事だと考えただ同じことを繰り返そうとしますが、大事なのは、練習する時には10%から20%ぐらい内容を変えていくことです。
これもまさにやりながら覚えるということと同じです。
プログラミングの勉強をしたことがある人であればわかると思いますが、プログラミングの本を全て読んでからしようとすると絶対に挫折します。
プログラミングも同じで、実際に手を動かしてみれば分かってくるということもかなりあると思います。
これがゲーミフィケーションです。
具体的には、どれぐらい素早く手をつけることができるかということと、何かを始めようと思った時に、どこまで理解できたら手をつければいいのかということを考えることが大事です。
ここから先は、さらに重要になる基本の要素について解説していきます。
Dラボでは、皆さんがより実践として使いやすいように詳しく解説した動画をシリーズとして用意していますので、ぜひ今回のおすすめの動画からチェックしてみてください。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:https://daigovideoapp.page.link/37un