習慣の科学

計画倒れの原因「どうにでもなれ効果」を防ぐには

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DaiGo MeNTaLiST

特にダイエットであったり、一日の予定まで綿密に計画した時にありがちな、ひとつ計画どおりに進めることが出来なかった時にどうせひとつ失敗したしもう今日の後の予定もどうでもいいや!今日は休んじゃお!となってしまい、本来の目的とは真逆のことをしてしまう「どうにでもなれ効果(The What-The-Hell Effect)」があります。

どうにでもなれ効果(The What-The-Hell Effect)

この「どうにでもなれ効果」は、綿密な計画を立てている人に起きがちです。
朝から想定外のことが起きて計画どおりに進められなかったから、もう今日はゆっくりしちゃおう・・・
ダイエットしているのについついひとくち間食をしてしまったし、明日から頑張ろう・・・
ひとつの小さな失敗のせいで自制心が崩壊してしまう現象です。

これが、習慣を途切れさせてしまう原因のひとつです。これが起きるとその後には自己嫌悪に襲われます。この自己嫌悪で自分はなんてダメな人間なんだと自分を責めることでストレスを自ら高めることをしてしまい、結果として計画が途切れたり習慣がなくなってしまったりということが起きます。この自己嫌悪がなければ習慣も少々途切れたぐらいではなくなりませんから、大事なのはこの「どうにでもなれ効果」を防ぐことです。

時として甘えが出てしまったり、未来は読めませんから計画どおりに進まないことは誰にでもあるものです。「どうにでもなれ効果」が起きやすいものだということを前提として、それをどのようにして防ぐのか?ということを学んでおくことで計画倒れを防ぎましょう。

様々な場面での「どうにでもなれ」

ちなみに、ダイエットだとわかりやすいと思いますが他にも様々なところで同様のことは起きています。
例えば、お財布の中。1万円札はくずれるのが嫌で使いにくい感じがあると思いますが、1万円札が1000円札になった途端にまだ9,000円あったと思っていたのに気がついたらいつの間にか使っていてもう2000円しか無い!?というようなことありませんか。これも「どうにでもなれ効果」と同様の効果です。
お金の使い方や倫理観でも全く同じことが起きるわけです。
1万円札は1000円札に両替すると使ってしまいやすくなったり、街中でもゴミや空き缶が散乱していると自分もポイ捨てしやすくなってしまったり、ゴミ箱も既に分別されず缶の所にペットボトルが捨てられていたら自分もペットボトルを捨ててしまったりということが起きます。

どうにでもなれ効果が起きやすい条件

小さなミス・小さな例外により自制心が崩壊してしまう現象が「どうにでもなれ効果」です。
この「どうにでもなれ効果」は起きやすい条件がわかっています。この起きやすい条件を理解していてそれを避けることでこの効果を防ぐことが出来ます。
大きく分けて2つの条件です。

計画・習慣・約束などを守る時に気をつけるトラップ

トラップ①

短期目標しか無い時

単なる無謀な目標は別ですが、具体的な行動に落とし込めるような長期的な目標を持っている場合は人間は誘惑に負けにくいものです。短期目標しか持っていない場合は誘惑に負けやすくなってしまいます。

例えば、テスト勉強をする際にも、自分が受験勉強をしていると思うとコツコツ頑張れるのに、あと1週間先のテストさえ乗り切れれば・・・と考えると、その1週間も誘惑に負けやすくなり、ついついだらけてしまい気がついたら明日テスト!?となってしまいます。

ですから、誘惑に負けそうになった時には長期的な目標を思い出すようにしてください。

トラップ②

何かをやめようとする目標を立てた時

何かをやめるという目標はとても難しく達成しにくいものです。例えば、聞いたことがあると思いますが「ピンク色の象を思い浮かべないでください」とか「シロクマについて考えないでください」と言われると余計にピンク色の象やシロクマのことを考えてしまうように、人間は「やめる」という目標を設定すると誘惑に負けやすくなります

この2つに気をつけてください。

さらに残念なことに、ひとつのシチュエーションで「どうにでもなれ効果」を起こしてしまうと別のシチュエーションでも起きやすくなります。例えば、ダイエット中なのについついお菓子を食べてしまって「どうにでもなれ効果」が起きたとします。そうすると、節約して貯金もしていたのにそちらでも同じことが起きて貯金も使ってしまう、というようなことが起きてしまいがちということです。
ひとつの「どうにでもなれ効果」は別のシチュエーションにまで波及してしまうことが起きやすいということです。

どうにでもなれ効果を防ぐ対策

対策①

短期目標を長期目標に書き換える

もちろん、短期の目標がダメだということではありません。短期の目標の先にはそのもとになる長期の目標があるはずです。できるだけ長期の目標を明確にしておきましょう。

対策②

やめる目標を「やる目標」に変える、もしくは代替行動を決める
(これをやめる代わりに○○をやる、これをしたくなったら○○をやる)

例えば、炭水化物を食べないとなると難しくて続かないので、炭水化物を食べる代わりに野菜を食べるとか、お腹が空いて間食したくなったらフルーツを食べるというように害のないもの少ないものに変えていく方法です。何かをやめるではなく、予めやめたい行動をしたくなったら代わりにする行動を決めておきます。
何かをしないということよりも代替行動を決めておいてそれをするという行為の方が継続しやすいものです。ただし、完璧主義の方にありがちですが、この代替行動を難しいものにしてしまうと行動できなくて結局失敗しますので気をつけてください。簡単で失敗しようがないものにしたほうが良いです。

是非実践してみてください。

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