この知識はこんな方におすすめ
- これはダミーのテキストです
- これはダミーのテキストです
DaiGoのAI音声でオーディオブック版を聞く
Voiced by https://CoeFont.cloud
現代にはびこる病
心理学の世界では、現代にはびこる病と言われている完璧主義の危険な特徴について紹介させてもらいます。
はっきり言って、「病的完璧主義」と言えるレベルで人生を破壊してしまう完璧主義というものがあります。
完璧主義と言われると、物事を完璧に終わらせることを追求したり完成させることを求める人を想像するかもしれませんが、80点から90点ぐらいの完璧を求めているのであれば問題はありません。
そうではなく、完璧主義すぎて行動することもできない心の病気のような状態になっている人がいます。
そもそも世の中に完璧なものなんて何もありません。
それなのに世の中に存在しないものを求めることによって、最終的には生きる気力を失ってしまいます。
世の中にないものを基準にしているわけですから、どれだけ頑張っても手に入ることはありません。
人は頑張ればいつかそれをつかむことができるかもしれないという希望があるから、日々頑張ったり前に進むことができるにもかかわらず、完璧主義になると、存在しないものなのでいつまで経っても遥か向こうに存在しているかのように感じます。
それによって人生を自ら破壊してしまいます。
そんな人生を破壊してしまう病的完璧主義の特徴について解説させてもらいます。
フロリダ州立大学などが行った研究をもとに、僕なりの考察も交えながら解説させてもらいます。
完璧主義の対策については、詳しく解説した動画がありますのでこちらもチェックしてみてください。
完璧主義になると自分も他人も受け入れることができなくなります。
自分だけでなく家族や大切な人にもダメージが及んでしまいます。
完璧主義の取説〜他人の期待から自由になる方法
第5位 :自分の行動への執念と疑念がやばい
物事を頑張ったり努力する人は、当然ですが自分の行動に執念を持っています。
絶対にそれをやり切ろうとする執念を持っているわけです。
ここまでは問題ありませんが、その執念の中に疑念が混じり始めると危険です。
例えば 、「自分は絶対にこれをやり切る」ではなく、「自分は本当にこれをやりきることができるだろうか?」「本当にこの方法でいいのだろうか?」「もっとやらなくてはならないことがあるのではないか?」というように、自分の頑張っていることに対しても疑いを持ち始めます。
これが完璧主義の特徴で完璧主義の人は物事が長く続きません。
行動すればするほど自信ではなく疑念に変わっていきます。物事をやり遂げたいという執念が疑念に変わっていきます。
行動すればするほど疑念が増えているという場合は、完璧主義の傾向がありますので気をつけてください。
第4位 :内的基準が高すぎる
人は誰でも自分の内側に基準を持っています。
高い目標を作るというよりは、自分であればできるであろうベースラインを決めて、それよりも上のレベルでやることができたら、それ以上は全てボーナスポイントぐらいに考えていただけると、うまくモチベーションを発揮しながら続けていくことができます。
例えば、僕は毎日たくさんの本を読みますが、毎日読む本の冊数を目標にしたりはしません。
1日に1冊だけでも面白い本に出会えればそれでいいぐらいに考えるぐらいがちょうどいいと思います。
1日に50ページとか60ページ読める人であれば、目標としては1日10ページ読めれば OK ぐらいでもいいと思います。
面白い本に出会って10ページ読めば、あっという間に50ページでも60ページでも読めるはずです。
自分の内側にある内的基準を低めに設定しておいて、常に自分はそれを超えることができているから嬉しいと思える状況の方が絶対にやる気が続きます。
それなのに完璧主義の人はその内的基準をむやみに上げていってしまいます。
絶対に達成することができないような内的基準を作ってしまいます。
そうなると、自分が頑張っていることやコツコツと積み上げているすべてのことがバカバカしく見えてきます。
例えば、F ラン大学という言葉はあまり好きではありませんが、自分は F ラン大学だからと人生を諦めているような人がいます。
実際には、大学を出ていなくても経済的にも社会的にも大成功している人はいくらでもいます。
結局、そのような人たちも自分が今いる場所よりも遥か上に内的基準を作っていて、そこから考えると今の自分はダメなんだと考えているわけです。
自分が今いる場所よりも遥か上に内的基準を作っていれば、人は当然やる気なんてなくなってしまいます。
現実的なベースラインを考えて、日々それを達成しながらボーナスポイントを積み上げていくように考えてください。
「足りない」という感情よりも「余裕がある」という感情を大切にしないと、時間に対しても勉強に対しても人は行動しなくなります。
目標を達成して成長していきたいのであれば、今の自分よりも10%から20%上を目指してください。
それ以上の目標を設定すると、人は必ず抵抗が起きてしまいます。
10%上ぐらいから始めて、どんなに慣れてきたとしても20%上ぐらいまでにしてください。
第3位 :正確さを過度に強調する
完璧主義の人は、自分がしていることや自分が求めていることを正確だとやたらと強調します。
もちろん絶対的な正確さを求められる業界やジャンルもあるとは思いますが、それはもはや人間がする仕事ではありませんし、何が正確かなんてわかりません。
脳外科医の手術とかであれば、当然とても緻密で正確な作業が必要になるわけですが、そういう特殊な場合を除けば、ファジーの部分や揺らぎがあるからこそ人間は面白いことができますし、新たな可能性を見つけることができます。
毎回全て正確だとしたら新しい発見はありません。
自分の正確さに自信を持つことよりも、毎回アップダウンがあったとしてもそれに耐えることができる柔軟性が重要です。
正確でなければ意味がないと考えてしまうと、人生には必ずアップダウンがあるので、それは自己否定に繋がってしまいます。
第2位 :完璧ではないものを受け入れられない
これは自分に対しても他人に対してもですが、完璧ではないものを受け入れられないとしたら結構危険です。
例えば、完璧主義の人は恋愛でも簡単に冷めたりします。
自分の彼氏や彼女に対して「◯◯でなければならない」と行き過ぎた理想を持っていたり、相手に対して最低限の条件を満たすことを求めたりします。
相手が完璧ではないとわかった瞬間に急に冷めてしまうわけです。
高級な時計やブランド品を買ったとして、少し傷がついたり汚れただけで、全く使わなくなったりすぐに手放したりするのも完璧主義です。
自分に対しても他人に対しても、モノに対しても、完璧でなければ意味がないと考えます。
これは理想が高いということではなく、受け入れる能力がなさすぎるからです。
受け入れる能力がなさすぎる人は基本的に人生はうまくいきません。
第1位 :ミスをすることへの過剰な心配
完璧主義の最もコアな部分でもありますが、これを改善すれば第2位までの問題も解決する可能性が高いです。
完璧主義の人を一言で表すのであれば「ミスを受け入れることができない人」です。
人は誰でも間違うこともミスをすることもあります。
失敗することも当然あるので、それを乗り越えていくしかありません。
人生の中では成功よりも失敗の方が遥かに多いです。
人類の歴史を見ても、今僕たちが幸せに過ごすことができているのは、僕たちの先祖がたくさんの失敗を重ねて、苦しんだり悲しんだりしながらもそれを乗り越えてきたから今の世の中があります。
失敗もミスも受け入れてそれを乗り越えたから今があるのに、完璧主義の人は自分が失敗することを異常なほど恐れてしまいます。
だから何も乗り越えることができないし何も進歩しません。
最終的には何も行動しなくなります。
ミスすることを過剰に恐れるのが完璧主義です。
ミスすることを極端に恐れていませんか?
ミスすることを恐れて諦めたことはありませんか?
思い当たるところがある場合は、完璧主義対策をしていただければ人生が大きく変わる可能性が高いです。
ミスを恐れないための方法を学んでみてください。
失敗を受け入れて前に進むために!
とはいえ、ミスしたり失敗することがなかなか受け入れられないという人もいると思います。
そんな方は完璧主義対策について解説したこちらの動画をチェックしてみてください。
完璧主義の取説〜他人の期待から自由になる方法
失敗を恐れないためにはこちらの本もおすすめです。
世界中の様々な失敗を集めて、その失敗を乗り越えるだけでなく、むしろ失敗をプラスに変えた事例がたくさん紹介されています。
マシュー・サイド の 失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
自分の失敗を受け入れられないという人はセルフコンパッションも効果的だと思います。
こちらの本であればワークブック形式でとても使いやすいのでおすすめです。
マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック
瞑想やマインドフルネスを取り入れてみるのもいいと思います。
受け入れる力を鍛えることができます。
マインドフルネスについては僕の本ですがこちらが Amazon の Audible であれば無料で聞くことができるキャンペーンの対象になっています。
まだの方はこの機会にチェックしてみてください。
究極のマインドフルネス
スポンサーリンク
⭐️完璧主義の取説〜他人の期待から自由になる方法
🍷【1万円以下のレアワイン】
生産量わずか300ケース【エゲルホフ カベルネ ソーヴィニヨン】
生産量わずか3000本【ジェン・ワン・レッド・オーガニック】
ル・レーヴ・ワイナリー
100年の時を超え蘇った王のワイン【シャトー ラ ボリー】
世界に1ヵ所しかない幻のオーガニックワイン【ブロンクス・ドルチェ 】
人生棒に振らないためのおすすめ
📕マシュー・サイド の 失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
📗マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック
⬇︎今ならAmazonのAudible無料体験で聞ける⬇︎
📘究極のマインドフルネス
リサーチ協力:パレオチャンネル
Inspired by https://daigovideolab.jp