この知識はこんな方におすすめ
- 勉強したいけれどなかなか…
- 苦手科目をなんとかしたい
記憶術は日常生活でも重要!
勉強や読書で悩んでいる人は多いと思います。
いくら勉強しようと思っても学んだ内容が頭に入らないとか、読んだ本の内容が覚えられないという相談も結構あります。
普段から物事を覚えたり、その覚えた内容を整理して記憶するということをしていない人は、仕事でも要領が悪くなったり、教えられた内容が覚えられず失敗したりすることが増えます。
記憶に関するトレーニングは結構重要で、これを行っていると覚えた内容は圧倒的に記憶に定着しやすくなります。
そんな記憶術については、こちらの2冊がとても参考になります。
記憶力選手権に出るような記憶力のアスリートは、4組は5組のトランプを用意されて、ランダムに並べられたトランプの並び順を記憶するそうです。
元々記憶力には全く自信のなかった方でも、この記憶力選手権で優勝したりしています。
つまり、記憶力というものは生まれつきの能力ではなく、鍛えることができる能力です。
記憶力アスリートの彼らと普通の僕たちでは、脳の構造自体には何ら違いはないということが分かっています。
いわゆる特殊能力を持っている人というよりは、記憶力のトレーニングを積んだ人が優勝することが多いです。
ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由
記憶に自信のなかった私が世界記憶力選手権で8回優勝した最強のテクニック
記憶力はトレーニングで高めるもので、その覚えた記憶をどう使うかということにセンスが問われます。
記憶力は鍛えることができます。
僕は質疑応答などで、相談をもらっても必要な情報を頭からすぐに引っ張り出すことができます。
これも頭の構造としては僕と皆さんでは何の違いもありません。
簡単に言うと、情報のしまい方が違います。
例えば、本棚で言うと、どこにどの本があるのかがわからない状態で適当にしまっていると、必要な時に必要な本を引っ張り出すことができません。
僕の場合は、記憶を最初から自分の取り出しやすいところにしまうようにしています。
そんな方法については、今回のおすすめの動画で解説しています。
こちらでは読んだ本の内容を確実に頭に残すための方法について解説しています。科学的に最も本の内容が頭に残りやすい読み方について紹介しています。
これは誰でもできるものですが、不思議なもので誰も教えてくれません。
読書家のための【記憶術】読んだ本を確実に頭に残すための方法
記憶はインプットですが、勉強はアウトプットが大事です。
一生懸命教科書を読んでも覚えられないけれど、読んだ内容を人に説明したり問題集を解いたりすると知識は定着します。
人間の知識はアウトプットをするときに定着するということを覚えておいてください。
インプットだけでは記憶として定着しません。
では、どうすれば効率よく学習することができるのかということについては、僕の本ですが、こちらの本を使ってみてください。
こちらは僕の本の中でも1.2を争うぐらいよく売れている本ですが、こちらは Audible であれば無料で聞くことができるキャンペーンの対象になっています。
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最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法
5万円クラスの味がする1万円台貴腐ワイン
貴腐ワインはコルクをあけても余裕で4週間ぐらいもちます。
夜に間食をしたりお菓子を食べたりする人は、1度騙されたと思ってこんなワインを飲んでみてください。
ダイエットを考えているのに甘口ワインを飲まないだろうという人もいると思いますが、香りもとても豊かで甘いですし、少しずつでも十分に満足できます。
ほんの少しでもかなり長い時間複雑で高貴な香りを楽しむことができます。
軽く1口だけ口の中に入れても10分ぐらいずっと香りがします。
ほんの少量でもかなり満足度が高いので、別に他の余計なものを食べたいと思わなくなります。
僕もデザートは結構好きです。
ですから、こんな貴腐ワインを1ヶ月ぐらいかけてゆっくりと楽しむようにしています。
しかも、最初の頃と最後の頃では味もかなり変わっています。そんな味の変化も楽しむことができます。
本当にいい貴腐ワインは育てながら楽しむことができます。
シャトー シガラス ラボー 2016 AOC ソーテルヌ 貴腐ワイン フランス ボルドー
「恥をかく」ことが最強の記憶術
記憶力が悪いとか勉強できないと言っている人は、大抵の場合、自分が覚えたことを間違ったら恥ずかしいと考え口に出しません。
間違ったことを言っても、恥をかいても構いません。
間違ったとしたら謝ればいいし、間違って恥をかいたとしたら、その恥の感情によって記憶に強く定着します。
人は恥をかいて学んでいく生き物です。
勉強も間違えても構いません。本を読んだ内容を忘れても構いません。
間違ったことを言ったとしても、人はそうやって前に進んでいきます。
ただ、今の日本の世の中は、一度間違ったことを言ったらアウトと言ったり、間違ったことを言っている人を見たら鬼の首を取ったかのように人を叩きます。
大抵の場合、そうやって人に批判を浴びせている人は、自分が記憶したことを頼りにしているのではなく、ネットで調べた情報をもとに偉そうに人を叩いているだけです。
他人に恥をかかせることに喜びを感じている人は、自分自身が恥をかくことを誰よりも恐れています。
他人に恥をかかせることに喜びを感じている人は、決して成長することはありません。
だから、間違うこともありませんし振り返ることもないので、勉強することもなくずっと同じ場所に居続けます。
皆さんは間違えても構いません。
間違えて恥をかくことで覚えることもできて前に進んでいきます。
恥をかかせることに喜びを感じる人はいつまでも成長しませんが、自ら進んで恥をかいていく人はどんどん成長していきます。
恥をかくということが最強の記憶術であり勉強法です。
苦手科目でも頭に入れることができる学習法
とはいえ、だからと言って、毎日恥を書きなさいというのも難しいアドバイスです。
今回は、苦手科目でも頭に入れることができる学習法について紹介します。
皆さんが物事を覚えたり読書をする時に使える方法です。
本を選ぶときも、どの本を選べばいいのか迷うことがあると思います。参考書を買うときも、分厚い参考書を選んだ方がいいのか、それとも薄い参考書を選んだ方がいいのか、おそらく誰でも迷ったことがあると思います。
あるものが多いかどうかが重要なようです。
それは、ストーリー/物語です。
「ストーリー/物語」の学習効果
およそ2,500人の小学生を対象に、進化論について教えるという実験を行なった研究があります。
全体を2つのグループに分けて、一方には身近なところから教えました。
例えば、自分たちの体を見ながら人間の骨がどのように進化してきたのかというようなことを例に出して、進化論を説明しました。
身近な話題を使って進化論を説明したグループです。
もう一方は、三葉虫がどのように進化して絶滅していったのかというストーリーから説明しました。
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要するに、一方のグループは身近な例を使って説明して、もう一方のグループは、小学生からしたら見たこともない謎の生物を元に、それがどのように進化したのかというストーリーを用いて説明しました。
親近感もある身近な例を使って説明した場合と、全く馴染みのない生き物を元にストーリーで説明した場合で比べたわけです。
普通に考えると、身近な例を出された方が頭に入るような気がします。
ところが、実際は逆だったそうです。
人は馴染みがない知識や苦手科目を勉強する時には、どうやらストーリーで学んだ方が記憶に残りやすいということがこの研究から示されたことです。
それぞれの小学生に別の方法で進化論についての授業を行い、その後に学んだことをテストしてみたところ、その結果に研究者たちは驚いたそうです。
子供達にとっては馴染みも興味もない生き物であったにも関わらず、ストーリー形式で教わった場合の方が、進化論への理解も深まっていたということが確認されています。
もちろん、これが数学や物理など他の分野でも使えるかということは厳密には不明ですが、おそらくは使えるだろうとされています。
脳の反応にも違いがあった!
この研究では、小学生がストーリーに興味を持っただけかもしれないので、それぞれで子供達の脳の動きに何か違いがあるのかということをチェックしています。
その結果、物語やストーリーで説明された場合には、身近な例で説明された場合に比べて、脳のさまざまな場所が同時に活性化していたということが分かっています。
つまり、ストーリーで学ぶことによって、人間の脳全体を使ってインプットすることができるわけです。
だから記憶の定着としても有利になるのではないかと考えられています。
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2017年のケーススタディを見てみると、ここでは複数の教師と学生の授業を観察するということを行っています。
ここでも同様に、生徒は教科書の内容よりも、先生が語るストーリーがあった方が、難しい理論や内容も覚えやすいということが確認されています。
さらに、プリンストン大学が人間が相手に説明したりコミュニケーションをしている時の脳の状態をチェックしています。
例を使って事実を分かりやすく説明した場合には、人間の脳はデータ処理中枢というところが活性化していました。
ところが、入ってくる情報が物語の場合にはもっとすごいことが起こります。
物語の場合には、人間の脳はデータ処理中枢だけではなく感覚中枢というところも活性化しました。
ですから、普通に事実を勉強しようとすると、脳はデータ処理中枢だけが活性化しますが、物語として勉強しようとすると、人間の感覚まで刺激されて、脳内にはドーパミンなどやる気やモチベーションを作り出してくれるホルモンが分泌されるようになります。
それによりモチベーションと記憶力が上がります。
「ストーリー」でモチベーションと記憶力が上がる
ですから、何か新しい分野を学んだり苦手科目を学ぶ時には、物語にしたりストーリーとして学ぶことで記憶力とモチベーションが上がります。
歴史本よりも歴史ストーリー本、歴史ストーリー本よりも歴史漫画本の方が記憶に残りやすいというのは、皆さんもなんとなく分かると思います。
これはストーリーによって脳が刺激されるからです。
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今回の研究が教えてくれることは、子供達にとっては馴染みもなく抽象的な内容だったわけですが、そんな内容でもストーリーにすることによって記憶に残りやすくなるということです。
苦手科目や自分が抵抗を感じる分野を学ぶのであれば、このストーリーにするということを試してみてください。
投資の勉強をしたり語学の勉強したり、起業や副業に必要な勉強をする場合にも、なかなか抵抗を感じて取り掛かることができないということもあると思います。
最初はストーリーから入った方がいいと思います。
例えば、投資の勉強をしたいのであれば、いきなり投資の難しい本を読み始めるのではなく、最初は投資に関する漫画でいいわけです。
あるいは、Netflix にある投資に関するドキュメンタリーや投資家を主人公にしたドラマでいいわけです。
まずはそこから入って、脳内にドーパミンをバンバン分泌させて、やる気がでた状態で本を読むようにしてみてください。
それだけで頭に入りやすくなります。
僕も、今はそんなことはないですが、昔投資の勉強をしようと思った時になかなかやる気にならなかった時がありました。
そんな時は、Netflix で投資のドラマを第1話だけ見て、やる気が高まってきたところで本を手に取り読書していました。
そして、本を読んでいて飽きてきたら、本を横において第2話を見ました。
こうすると、ドーパミンがバンバン分泌されたままどんどん勉強することができるようになります。
もちろん、皆さんが学びたいと思っていることが全てストーリーになっているわけでもありません。
そういう意味では、読んだ本の内容を確実に残す読書の方法について知っておくことは損ではないと思います。
そんな方法については、今回のおすすめの動画で詳しく解説していますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2922522/
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