この記事はこんな方におすすめ
- 成功するビジネスパートナーを見つけたい
- ともに成長できる人と付き合いたい
- 可能性豊かな能力が高い人を見抜きたい
仕事で組むべきパートナーとは?
仕事で組むべき相手の見分け方を紹介させてもらいます。
今までも人生においてどんな人と付き合うとどのような効果があるのかという話を紹介させてもらってきました。やはり、仕事は信用できる人とするべきですが、信用できるだけでは駄目です。頭の良さや能力の高さを持っていたり、自分に気づきを与えてくれる人と仕事をした方がいいのは間違いないと思います。
このような能力の高い人はそれが分かる場合もありますが、そんな能力の高い人と仕事をしようとすると、当然ですが、自分でも能力が高いと分かっていれば色々な所から引く手数多である可能性が高いわけです。
そのような人と一緒に仕事をしようと思えば、皆さん自身も相当な能力がなければ対等に扱ってもらえないことになります。
あるいは、皆さんが起業したり経営しようとする側であれば、かなりの金額を支払わないと働いてもらえないことになります。
と考えると、能力は高いけれど、普通の企業ではその力を存分に発揮することができず、皆さんと一緒に小さなところから一緒に組んで、その能力を発揮することができるような関係が理想なわけです。
そんなあえて自分たちが組むべき必要性があるような相手をどのようにして見抜けばいいのかということです。長期的に見て、皆さんにとってもメリットになるし皆さんの強い味方になってくれる人をどうすれば見分けることができるのでしょうか。
ブラックジョークの上手い人は頭がいい
どんな人と組むといいと思いますか?
なんとディスるのが上手い人と組むといいということが分かっています。 うまいブラックジョークを言えたり、人をディスるのが上手い人がいます。 シンプルな悪口というものは当然良くありませんが、ユ ... 続きを見る
ブラックジョークをうまく使う人は頭がいいという話を以前紹介しましたが、悪態や他人をディスる時の表現が複雑でバリエーションを持っている人と付き合うと、ビジネスにおいては得をするということが分かっています。
ディスりが上手い人は【アレも凄い】
ブラックジョークや悪態の色々なバリエーションを思いつく人、直接的な表現ではなく色々な表現で比喩表現なども上手に使い相手をディスることができる人は、頭がいいという研究が出ています。
実際に、このような悪態を上手につける人の方が、言語表現がうまくキャッチコピーなど言葉を操る能力が極めて高いわけです。そのため出世しやすいということも分かっています。
トップとボトムのFワードの違い
英語で言うところの F ワードを様々な社会的階層の人たちを対象にどの階層の人たちが最も使うのかということを調べたところ、当然ですが社会的階層が低い人たちは F ワードを多く使っていました。
ところが、社会的階層が高い人たちもF ワードをかなり使っていたということも分かっています。トップとボトムの人たちが F ワードを多く使っていたということです。
トップの人たちがなぜ F ワードを使うのかと言うと、そんな言葉を使っても問題がない立場まで上り詰めているからです。
悪態をついたり他人をディスったり好き放題にいろんなことを言っていたら、普通であれば人間関係がどんどん悪くなるだけで生きていけませんが、トップの人達にとってはそんなリスクはないわけです。
そして、このトップの人達の F ワードとボトムの人達の F ワードの違いが分かっていて、それはバリエーションでした。
つまり、ガラが悪くてただ単に口が悪い人と、社会的地位が高い、あるいは、知能が高く皆さんが付き合うべきで豊富なバリエーションを持っている人に分かれるわけです。
この豊富なバリエーションを持っているというのは言語を操る能力が高いということで、言語を操る能力が高いということはコミュニケーション能力も高いということですから、やはり、人として成功する可能性も高くなるわけです。
高度な言語能力が悪態のバリエーション
MCLAの研究で、悪態の流暢さと言語能力を比較するという実験を行っています。
例えば、特定のアルファベットから始まる単語を1分間の間にできるだけ多く書き出してもらうというようなボキャブラリーのテストのようなものを行っています。これをたくさんかける人は、それだけ言葉を思い出す能力が高いわけですから、言語能力も高いと言えるわけです。
そして続く実験で、1分間の間に出来るだけ多く思いつく限りの悪態を書き出してもらうという実験を行っています。
その結果、この2つの実験のスコアを比べると、そこには相関関係が確認されたということです。
つまり、特定のアルファベットから始まる単語をたくさん書き出すことができた言語能力の高い人たちは、悪態もバリエーションも豊富にたくさんつくことができるということが分かったわけです。
一方、特定のアルファベット E から始まる単語はあまり書き出すことができなかった言語能力の低い人達は、悪態もあまり思いつきませんでした。これは悪態の種類をたくさん思いつくことができなかったということです。
バリエーションもなく同じ悪態ばかりをずっとついているようなガラの悪い人は頭が悪そうに見えるものですが、バリエーション豊富に悪態をつくことができる能力は高度な言語能力の表れなのではないかと考えられるわけです。
組織の中では埋もれがちな能力の高い人と
これは種類の豊富さが重要です。
シンプルで誰でも思いつくような面白みもなくブラックジョークにすらなっていないような悪態ばかりをついている人はただ単に頭が悪いだけですが、そうではなく風刺や皮肉を込めたようなブラックジョークをバリエーション豊かに使うことができる人は言語能力が高いので、このような人とビジネスでは組むと良い結果になりやすいのではないかということが言えるわけです。
このようなバリエーションの豊富な悪態を上手についている人達は、普段から間違っていることは間違っていると言い切っている人が多いものです。
そうすると当然ですが組織の中ではなかなかうまくやっていくことができない場合も多くなりますので、一匹狼のようになっている人も多いものです。
そんな人達は組織の中ではうまくやっていけなくても自由にさせてあげると高い能力を発揮することが少なくありません。
だからこそ一緒に組むとビジネスとしての可能性も高くなってくるわけです。
このような人は人としても付き合っていると面白いものです。頭が良くてディスってくる人はディスり返しても喧嘩になることもありません。ブラックジョークが上手い人とお付き合いすることをお勧めします。
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リサーチ協力:Yu Suzuki http://www.nicovideo.jp/paleo
参照:https://www.mcla.edu/Assets/MCLA-Files/Academics/Undergraduate/Psychology/fluency%202015.pdf