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好きな悪役で【あなたの隠された本性】がわかる

この知識はこんな方におすすめ

  • 自分の本当の性格を知りたい
  • 身近な人の性格を知りたい

「好きな悪役は誰ですか?」

自分の性格、あるいは、他人の性格を見抜く方法として面白い研究を紹介させてもらいます。

「好きな悪役は誰ですか?」という質問によって、その人の性格を知ることができるかもしれない、あるいは、自分の性格を客観的に知ることができるかもしれないという研究があります。

人はやはり自分の性格を知りたいと思うでしょうし、他の人の性格を知りたいとも思うわけです。
ところが、自分の性格を知るためにも他人の性格を知るためにもそこには問題が出てきます。

人間は自分をよく見せたいと思うものですから、都合の悪い部分はなかなか表面に出てきません
例えば、浮気ばかりするようないざ付き合ってみると女性に対してひどい扱いをするやばい男や、最初はとてもいい性格に見えたけれど実はすごいメンヘラ女子だったとか、意見よく見えたけれどダークサイドな部分が見えてきた時にはそこがとても怖かったということも少なくないと思います。

自分や相手のダークサイドを知る

恋愛関係でも人間関係でも、自分に対しても他人に対しても同じですが人間がその闇の部分を知ることがとても重要になります。
自分のダークサイドを知ることができれば、それを受け入れたり改善するための対処も出来るようになります。
相手のダークサイドが分かれば、一番付き合ってはいけない人間関係は切っていくこともできるわけです。

人がどのような性格なのかということを知る時に、あなたはどんな性格ですか? と質問するよりも、あなたの好きな悪役は誰ですか? と質問した方がその相手の性格を正しく推定することができるのかもしれない、あるいは、自分のダークサイドと向き合いたいのであれば、自分の好きな悪役からそれを知るといいのではないかという面白い研究があります。

好きな悪役からダークサイドを知ることができる?

ノースウェスタン大学などの研究チームが行った研究で、好きな悪役を尋ねることによって性格を知ることができるかもしれないというものがあります。

例えば、ダースベイダーとかマレフィセントなど有名な映画などに出てくるわかりやすい悪役がいますが、この悪役に対する好みというものは自分の性格でもあるセルフイメージをかなり反映しているのではないかということを示した研究です。

この研究では、Charactourという海外の有名なサイトがあり、これは自分の性格について答えていくと似ているキャラクターを表示してくれるサイトですが、ここに登録されている232500人分のデータを使って、映画に出てくる悪役の好みに本人の性格がどれくらい反映されているのかということを調べています。

このCharactourは、映画やアニメのキャラクターをベースにして性格テストを受けた上で、自分に似たキャラクターは誰なのかということを教えてくれるというものです。

僕も実際にやってみました。
英語のサイトなので英語のニュアンスの問題もあるかと思いますし、日本ではあまり見られていない映画のキャラクターなども出てきていますので、これを万人にお勧めするわけではありませんが、僕が一番似ていた悪役のキャラクターは、バイオハザードシリーズに出てくるアルバート・ウェスカーだそうです 笑。

アルバート・ウェスカーは、自分の目的のためには手段を選ばず、他人を手駒のように利用するキャラクターです。
自分が神に近づくためにいろいろなものを利用して犠牲にさせて目的を果たしていくというかっこいいけれどかなりやばいキャラです。

あとは、悪役と言っていいのか分かりませんが、もう少し女性が好きなような映画で言うと、同じぐらいに似ていたのがプラダを着た悪魔に出てくるミランダでした。

若干の余計なお世話感もありましたが、そんな感じの判定をしてくれるサイトです。
これはアカウント登録すると、例えば、自分がダースベイダーとどれぐらい似ているとかマレフィセントとどれくらい似ているということもパーセンテージで表示してくれます。

自分と似た悪役を人は好む傾向がある?!

悪役ではなくヒーローなどであれば、自分の性格とはかけ離れていても、こんなすごい人になりたいとかかっこいい人になりたいというような憧れが反映されて、自分の好きなヒーローを選ぶと思います。
ですから、好きなヒーローを聞いたとしても、自分の性格は反映されていないどころか、むしろ逆になってしまう可能性もあるわけです。

この研究のポイントとしては、自分の好きな悪役を質問する場合には、自分とよく似た悪役を好きになるのではないか、自分に対するイメージが反映されるのではないかということをテーマに研究しています。

人間は一般的に自分に似た人間を好むと言われていますが、憧れやヒーローだと自分をよく見せるという気持ちが反映してその好きなヒーローが変わる可能性もあるけれど、悪役の場合であれば、そもそもその悪役を好きになる理由としては自分と似ているという理由以外に理由が存在しないので、フィクションの悪役にもこれが当てはまるのではないかと考えられたわけです。

実際にこの研究チームが分析してみると、考えていた通りの結果が確認されたそうです。
大抵の人間は、自分と似ている、あるいは、自分の中で自分に似ていると思っているキャラクターを好きになるということが分かりました。

基本的に悪役でなくても、自分と似ていて自分の性格特性と似ているキャラクターを好きになるという傾向があったそうです。
さらに、ヒーローよりも悪役の方が自分と似たキャラクターを選ぶ傾向が強くなったということです。

やはり、自分をよく見せるために悪役を好きになるということはあまりないと思いますので、悪役の方が自分と似たキャラクターを素直に選びやすいということです。

似ている悪役が自分のダークサイドと向き合うために使われている

研究チームの解説としては、例えば、自分のことをトリッキーでカオスな性格だと考えている人は、バットマンのジョーカーに惹かれるかもしれないし、自分を頭が良くて野心家だと思っている人は、ハリーポッターのヴォルデモートを好きになるかもしれないとされていて、今回の研究では、フィクションの世界は私たちに似た悪役と自分自身を比べるための安全な避難情報提供しているのだろうと言われています。

これは、僕たちが自分たちのダークサイドや嫌な部分と向き合うのはとても難しいことで、やはり、現実逃避してしまったり自分をよく見せたいと人は思うものです。
人がダークサイドに関しても自分と似ている人を好きになる傾向があるので、それが現実の人物だとそこには危険も出てきます。

例えば、現実にヴォルデモートみたいな人とか、もしくは現実世界で同じようなことをしたやばい人たちと自分を比べてしまうと、少しでも似ていると感じた時には自分のことをとても悪い人間のように感じてしまいます。
人間はこの感覚には耐えられないわけです。

ですから、自分のダークサイドと向き合う時には、人間は架空のキャラクターに頼るのではないかということです。
人間は自分の良い面だけでなく裏の部分やダークサイドな部分を知りたいものです。
占い師も、その相手の裏の顔を当てることによって自分の信頼を勝ち取っています。

このように人間は自分の裏の顔や本心というものを知りたいと思っているけれど、現実に存在するやばい人たちと自分を比べてしまうと、自分のイメージを損なってしまう可能性があるので、映画やアニメに出てくるフィクションの悪役に対して共感して自分を投影することにより自分のダークサイドを知ろうとしているわけです。
そして、それは架空のキャラクターなので、似ていると思ったところで別に自分が傷つくわけでもありません。

フィクションというものは、自分のダークサイドを知るためのとても便利なツールになっている可能性があるということを指摘している研究です。

人間は誰でも自分のことをいい人だと思いたいものですから、実際の悪人と自分が似ているということは受け入れづらいわけですが、フィクションに出てくるキャラクターであれば、自分と似ているということを意識しなくても、気にせず共感できたり好きだと思えるのではないかということを言われているわけです。

ですから、相手の性格、あるいは、自分の性格を深く掘り下げて知りたいと思うのであれば、好きな悪役について尋ねてみて、その悪役が出てくる作品や性格、一般的に見た時のイメージを知ることによって、相手や自分の本心や本当の性格に迫ることができるかもしれないという面白い研究でした。

ぜひ皆さんも自分の好きな悪役について考えてみてください。
あるいは、身の回りの人の好きな悪役について聞いてみてください。
そこから自分の性格や相手の性格が見えてくるかもしれません。

自分の性格だけでなく価値観も知るためのおすすめ

今回は、自分の性格を掘り下げるための方法を紹介させてもらいましたが、性格というものは相手によって多少変わるものでもあったり、人生の中でも立場が変わったり年齢が変わることによってある程度変わっていくものだと考えている人もいると思います。

自分の性格を知るということも重要ではありますが、自分の価値観を知っておくということも同じぐらいに重要です。
自分が何をしている時に一番喜びを感じるのか、一番楽しい気分でいられるのかということを知っておくべきです。

これは自己省察と言って、最近心理学のジャンルではよく扱われるもので、自分を知ることにより、どんな仕事をすれば喜びを感じるのか、人間関係でどんな事をすれば自分が喜びを感じるのか、将来どんなことを極めていくことにより人生に対してプラスのイメージを持っていくことができるのか、成果を出していくことができるのかということを理解することができるというものです。

自分自身を知るということが人生における成功のためには必要だということです。
この自己省察をするための方法について解説した動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。

自分を知る6つの質問と価値観リスト~ニューメキシコ大学研究から

これは自分の価値観と向き合い、人生を通して自分がどのような行動をしていけば自分が本当に幸せになり成功することができるのかということを知るためのテストについて解説しています。
性格ではなく価値観を知るためのテストです。

自分が本当に何をしたいのかが分からないとか、どんなことをしている時に喜びを感じるのかがわからないというなんとなくもやもやしている人も多いと思います。
仕事を考えたり生き方を考えたりする場合でも、やはり、自分と向き合うということがとても重要になります。
ぜひこちらもチェックしていただき参考にしてもらい、自分の価値観について知っていただけたらと思います。

自分の良い所も悪い所も活かすためのおすすめ本

今回のおすすめの本としては、自分の性格について受け入れて前に進むための本を紹介しておきます。

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自分の性格というものはある程度変えることもできるものですが、やはり、自分の性格のベースになる根っこの部分に関しては受け入れていくしかありません。
その根っこの部分を受け入れていくためにはどうすればいいのかということについて教えてくれる本です。
自分の性格の活かし方について理解できる素晴らしい本です。

性格としては内向的な人もいれば外交的な人もいて、集中力がある人もいればない人もいて、いろいろな個性があるわけですが、その個性を理解して使っていく方が大事だということを言われています。
性格というものは良し悪しを考えるのではなく、それは個性だから使い方を知る必要があるので、その自分の個性の使い方を知るための取扱説明書として使える本です。

さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックが無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

今回のおすすめ動画
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本内容は、参考資料および、動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/0956797620909742
https://www.charactour.com/hub/start

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