メンタル強化 人間関係

人間関係ストレスを味方にする3ステップ

2019年10月20日

人間関係ストレスを味方にする3ステップ

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • 職場の人間関係のストレスが・・・
  • 嫌味な上司が毎日・・・
  • 日々のストレスで辛い、体やメンタルにも影響が・・・
  • 心と身体の健康を大切にしたい!
  • 前を向いて日々進んでいきたい!

人間関係のストレスは危険!

人間関係のストレスを自分の力に変えていくための方法を紹介させてもらいます。
人間関係のストレスというものは、かなり危険なもので、例えば、皆さんが仕事の人間関係でストレスを抱えると、プライベートの人間関係にまで悪影響が出てしまったり、嫌な上司に嫌味を言われたりストレスをかけられると、皆さんのプライベートまで崩壊してしまうということが分かっています。

普通であれば、そのようなストレスを与えてくるような敵のような存在がいる時には、圧倒的な見方や友達、家族や守ってくれる人と過ごすことで自分の力に変えていかないといけませんが、そもそもそのストレスの取り扱いが間違えてしまうと、自分で自分の首を絞めることになりかねません。

ストレスの与えられれば与えられるほど、周りからいつのまにか味方がいなくなってしまったというような経験がある人も多いのではないでしょうか。
僕も昔テレビに出ていてひどい扱いを受けてもそれでもテレビに出ないといけないという状況だった時には、ついつい周りの人に当たってしまったりしてしまいました。
このようなことを防いで、自分の大切な人間関係を大事にしつつ、ストレスを受ければ受けるほどそのストレスを自分の力に変えて、最終的にはそんなストレスを与えてくる嫌な人間関係は切って、良い人間関係だけを残すべきです。
そんなストレスを自分の力に変えて良い人間関係を残すためにはどうすればいいのかということを紹介させてもらいます。
人間関係以外のストレスにも使える汎用性の高いものですが、基本的に多くの人は人間関係のストレスとお金のストレスが最も大きいと言われますので、そんな様々なストレスに活用していただけたらと思います。

アリア・クラム氏が提唱しているストレスの自分の力に変えるための3つのステップを紹介します。ケリー・マクゴニガル氏が書かれた『The Upside of Stress』という書籍の中でも紹介されていたテクニックですが、とても汎用性が高く使いやすいので、これをマスターして頂けると、皆さんが引きずる可能性の高い中程度から大程度のストレスに対して対処することができるようになります。しかも、それを逆に力に変えていくことができます。
ストレスにより胃が痛くなったり体調を壊したり肌が荒れてしまうという人も多いと思いますが、そんな方はそれも改善する可能性があります。

良いストレスと悪いストレス

まずストレスには良いストレスと悪いストレスというのが前提としてあります。

良いストレスというのは、自分を成長させてくれるストレスのことです。例えば、筋トレや難しいことに挑戦したりリスクを取るというのもストレスですが、その先に自分の成長があるからがんばることができるというのは良いストレスで、これは積極的にとるべきストレスです。
一方悪いストレスというのは、コルチゾールが分泌され自分の体に炎症を引き起こしてしまったり、乗り越えた先もストレスとその影響が残るものです。
基本的に良いストレスと悪いストレスの一番の違いとは、それを乗り越えた先にストレスが残るかどうかということです。
新しいことに対する挑戦であれば、それを乗り越えた先には達成感であったり満足感があるはずですが、職場に行くと毎日毎日抱えるような慢性的なストレスというような、根本的な問題を改善するまで永遠に続くストレスというのは悪いストレスです。
この悪いストレスを良いストレスに変えるための方法を今回は紹介させてもらいます。

ストレスに対する捉え方の違い

基本的にストレスは体に悪いものと言われています。
例えば、「ここ最近強烈なストレスを感じましたか?」という質問に対して、思いつくことがある人はその先1年間の死亡リスクが43%もアップするということが分かっています。特に心疾患や血管にまつわる死亡リスクが高まるということです。

ところが、これには例外があり、強烈なストレスを感じていてもそのストレスが自分の成長に繋がると考えている人の場合には、それが当てはまらず、むしろストレスを全く感じていない人よりも脳が成長したり免疫力が高まるということが分かっています。
良いストレスによりアンチエイジングにもなるということも分かっていますので、良いストレスであれば受けた方がいいわけです。
どうすれば悪いストレスを良いストレスに変えることができるのかというと、実はそれは考え方次第だということです。

考え方次第と言うとスピリチュアルな感じがしますが、様々な研究者たちがこれについても研究してくれていて、例えば、ストレスを受けたときにそれを嫌な悪いストレスだと考える人は、体内でコルチゾールという炎症を引き起こすホルモンが分泌され、それにより血管が損傷を受けたり脳の炎症につながってうつ病になる可能性も出てきます
ですから、ストレスを受けた時にそれに対して嫌だなとかネガティブにとらえると、ストレスは皆さんに対して牙をむくということです。
ストレスを避けたいと思う人がかえってストレスに苛まれるとか、人生の目的を見失ってしまうというのもこのようなところにも原因があります。

ストレスを自分の力に変える

そのストレスを乗り越えた先にどんな成長があるのかということを考えることが大切です。
同じストレスを受けたとしても、それが嫌なストレスでありそこから逃げたいと考えるのではなく、それを乗り越えて成長につなげようと考える人は体内で分泌されるストレスホルモンが全く違います。
ストレスから逃げようとする人には、コルチゾールが分泌されますが、そのストレスを乗り越えて成長につなげようとする人には、DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)というホルモンが分泌され、これは副腎や性腺などで作られる別名若返りホルモンとも呼ばれるもので、脳の成長を促したり免疫力を向上させてくれるストレスホルモンです。

ストレスというものは自分の力に変えていくことがとても重要です。
それを乗り越えて自分の成長に繋げていくという考え方ができるかどうかということが、ストレスを力に変えることができるかどうか、あるいは、皆さんにとってのただの害にしかならないのかということを決めるということです。

アリア・クラムの3ステップでストレスを自分の力に!

自分の成長に繋げればいいということですが、そう言われても、実際に人間関係で嫌なことがあった時や上司に嫌味を言われた時に、なかなかそうは考えられないでしょうし、自分の成長どころではないという時もあると思います。
このような問題を簡単にしてくれるのがアリア・クラム氏が提唱している3ステップのテクニックです。

皆さんがストレスを感じた時には、3つのことを考えてください。それだけで、体内で分泌される悪いストレスホルモンを良いストレスホルモンに変えてくれます。

ステップ1 :ストレスを受け止める(自分の体にどのような変化が現れているのか)

まずはそのストレスを受け止めてください。ストレスから目を背けようとすればするほど、そのストレスは大きくなったり、余計にネガティブな影響が出てしまいます。
自分がストレスを感じているということをまずは受け止めることが大切になります。

この時に、ただ単にストレスを感じているということを受け止めるだけだと、心が苦しくなってしまいますので、そのストレスにより皆さんの体にどのような変化が起きているのかということを観察してください
例えば、人によっては頭に血が上っている感覚がするとか、顔や手のひらに汗をかくとか、胃の辺りが締め付けられるような感じがするなど、色々な反応を感じるかと思います。
自分がストレスを受けた時には、自分のどこにその影響や反応が出ているのかということを考えてみてください。
このように自分の身体の変化に注目することで、瞑想で使われるボディスキャンのように、自分が受けたストレスを客観的に見ることが出来るようになります。

ステップ2 :大事なものに気づく(自分のどんな大事なものが脅かされているのか)

皆さんはストレスを感じることにどのような意味があると思いますか。
ストレスを感じるということは、皆さんにとって大事な何かが脅かされているということを皆さんの脳が教えようとしています

例えば、皆さんの目の前に空のペットボトルがあったとして、それを誰かが床に叩きつけたとしても変な人だなぐらいにしか思わないと思いますが、それが皆さんのスマホだったとしたら、なんてことをするんだと慌てると思います。
これは皆さんにとって大切なものだからストレス反応が出るわけです。
つまり、皆さんがストレスを感じたということは、脳が皆さんに大事なものを守るように指示を出してくれているということです。
大事なものに気づかせてくれているというのがストレス反応の重要な部分だということです。

ステップ3 :守るための行動(大事なものを守るための行動を探し実行する)

その大事な脅かされているものがわかったら、それを守るために自分は今どんな行動を取ることができるのか、これからどんなことができるのかということを考えてください
守るための具体的な行動を探してできたら行動してみるというのが最後のステップになります。

この3つのステップを行うことによって、ストレスを受けたことをきっかけにして、自分にとって大事なものを見つけて、それを守るための行動をする、つまり、自分の大事なものを認識し前に向かって成長するということができるわけです。
これにより辛い体験や悲しい体験であっても、それを前に進む力に変えていくことができます。

例えば、僕の場合であれば以前無駄に長い打ち合わせに時間を費やされ、先方が企画を持ってくるはずなのに持ってきていないという時がありました。その際に、この3ステップを使いました。

ステップ1

僕はイライラすると首と胸の間の辺りがもやもやしたり耳が熱くなったりします。これは自分の感覚で結構ですので、その変化を認識してください。

ステップ2

ただイライラするのではなく、自分の何が脅かされたのかということを考えます。
その時の僕の場合は自由な時間でした。本を読む時間や猫と遊ぶ時間などの自分にとって大切な時間を脅かされたという事に気づきます。
自分は時間を脅かされたからイライラしているということを認識できます。

ステップ3

その大切なものを守るためにどんな行動をとることができるのかということを考えます。
僕の場合であれば、具体的に時間は守るためにはどうすればいいのかということを考えます。時間を守るためには今目の前の仕事を一刻も早く終わらせるべきです。もっともその打ち合わせを早く終わらせる方法は何かと考えたら、先方は企画が何もなくその打ち合わせの中で僕が言ったことなどからアイデアを拾おうとしているわけです。
であれば、僕はいくつかのアイデアを提供しそのアイデアを一旦持ち帰ってもらい上司と相談してもらうことを促しました。
そうすると先方はアイデアももらえたしその場で決定することもできないので、その会議を終わらせることができたわけです。

このようにすると、最初はただ単に時間を無駄にされているという嫌な気分だったのが、そのストレスのおかげで、自分にとって大切な時間というものに気づくことができて、その時間を守るための最適な行動をとることができるようになり、結果として、それは達成感につながりました。
これは決して結果に繋がらなくても問題ありません。
自分にとって何が大事なのかという価値観に気づき、さらにそれを守るための行動をした自分を誇ればいいだけです。これだけでも大きな一歩には違いありません。
それはいつか大きな成果に結びつくわけですから、その場ですぐに成果が出なくても、このような考え方をもって、アリア・クラムの3ステップを実践してみてください。

アリア・クラムの3ステップ

step
1
ストレスによる体の変化に注目する

step
2
脅かされた自分の大事なものに気づく

step
3
大事なものを守るための行動をとる

この3ステップを習慣にして頂けると、意外とストレスを力に変えていくことができるようになります。

嫉妬や妬みさえも前に進む力に変えるには


仕事や人間関係のイライラに振り回されてしまわないためにはこちらもぜひ


くじけそうになった時に心を元に戻すためのおすすめ動画
逆境力の高い人の10の特徴
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1550455685

リサーチ協力:Yu Suzuki http://www.nicovideo.jp/paleo

参照:Kelly McGonigal, The Upside of Stress: Why Stress Is Good for You, and How to Get Good at It


他の人はこちらも検索しています

-メンタル強化, 人間関係
-, , , ,

Copyright© Mentalist DaiGo Official Blog , 2019 All Rights Reserved.