目標・成功

必死に頑張ってもなぜか成功しない本当の理由

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DaiGo MeNTaLiST

ねばり強くコツコツ頑張っても成功しない人がいるわけですが、その本当の理由はなんでしょうか。

そもそも、コツコツ頑張ることは本当に大事なのでしょうか。少し前に、『アンジェラ・ダックワース の やり抜く力 GRIT(グリット)』という本が流行りましたが、GRITとは、ねばり強く頑張れる性質のことです。
いつもビッグファイブ の誠実性についても言っているように、やはりコツコツと頑張れる性格というものは大事ですが、ただコツコツ頑張れる性格だけがあればいいのか、それとも、コツコツ頑張れる能力というのは、必要要件であり十分要件ではないのか、という議論についての内容になります。

ねばり強くコツコツと頑張るだけでは足りない

結論としては、ねばり強くコツコツと頑張ることはそれ自体はとても良いことですが、それだけでは人生は成功しません
むしろ、最新の研究によると、物事をねばり強く頑張れる性質しかない場合は、仕事への満足度が低下したり逆に不幸になる場合があるということが分かっています。

『アンジェラ・ダックワース の やり抜く力 GRIT(グリット)』は、物事をねばり強く頑張れる性質が成功しているのではないかということを仮説として立ててGRID論として出したものですが、このGRIDの研究を漁ってみると、賛否両論で効果が出ている場合と出ていない場合があります。子供の物事をコツコツ進めるGRIDの能力を測ったら未来の成功を予見することができたという研究もあれば、逆にほとんど関係なかったという研究もあります。

とはいえ、物事をコツコツ真面目に頑張る性格である誠実性が高い人の方が成功するということは、様々な分析でも確認されていますので、これ自体は間違いないことと考えることはできます。
そこで気づいた人がいるわけです。確かに物事をコツコツ頑張ることは大切なことだけれど、それ以外に必要な要件があってその二つが揃った時にはじめて成果が出るのではないかということです。そのもう一つの要件がある場合とない場合で、GRIDの力が良い方向に働くのかどうかということが左右されるのではないかというわけです。

物事をコツコツ続けるGRIDの能力+?

物事をコツコツ続けることができるGRIDの能力に、プラスアルファであるものがないとうまくいかないということを明かしてくれたのが、コロンビアビジネススクールの研究です。
GRIDの能力が発揮されて成功するためには、物事をコツコツ続ける能力が成功と相関するためにはどうすればいいのかということを調べたものです。
実験では422人のビジネスパーソンを対象に、従来からあるGRIDテストを行うことによって、全員の物事をやり遂げる能力を測りました。さらに、全員の仕事に対する情熱レベルも測定しました。それをそれぞれの仕事の結果やパフォーマンスと比較しています。
つまり、この研究者の方々は、コツコツ物事を続ける力が大事だけれど、それには仕事に対する情熱がないと成果に結びつかないのではないかと仮説を立てたわけです。やりがいや情熱がなくても、ただ目の前の仕事をコツコツと続けることはあるわけで、そのような問題意識から調べたものです。

「ねばり強くやりきる能力」+「やりがい:情熱」

結果としては、研究者の方々が考えたとおりで、「ねばり強くやりきる能力」+「やりがい:情熱」の両方を持っている人だけが、高いパフォーマンスを発揮していました
逆に、「ねばり強くやりきる能力」しかない場合には、パフォーマンスが下がってしまったケースさえありました。

よく社会人としては、与えられた仕事なんだから、やりたくなくても真面目にやりなさいと言われることもあるかと思いますが、そこに情熱がない場合は、まさにブラック企業の餌食になってしまうことがあるということです。
裏を返せば、そのような粘り強さは持っているけれど、ブラック企業にいいように使われているという人は、自分自身が情熱を感じられるような仕事を見つけることができれば、大きな成功をする可能性もあるということです。
実際にブラック企業で疲弊していた人で、自分のやりたい仕事を見つけて大成功する例はいくつもありますが、まさにこれが原因だろうと考えられます。

この研究はビジネスパーソンを対象にした研究ですが、248人の学生を対象に行なった同じような調査もあり、そちらでも同じような結果が出ています。
仕事をしている人でも、今学生の人でも、当てはまる理論だと考えられます。
「ねばり強くやり遂げる力」+「仕事(勉強)に対する情熱」の両方がセットにならないと、高いパフォーマンスは引き出すことができないということです。

情熱を見つけるには?

そうすると、その情熱はどうやって見つけたらいいのかということに悩む人もいると思いますが、物事を続けていく段階で情熱を感じることができるということも分かっていますので、長く続けているのに情熱を感じられないのであれば、仕事を変えてみるのも結構ですが、最初は情熱を感じることができなくてもある程度は続けてみることも重要です。

ただ続けろと言われても、それも厳しいという人もいると思いますので、簡単にやりがいを感じられるようになるテクニックも紹介しておきます。
これはチャレンジ・シーキング(挑戦を求める)という仕事を楽しくするジョブ・クラフティングのテクニックの一つです。
毎日のやる気やモチベーションを上げてくれるチャレンジ・シーキングについてはこちらを参考にしてください↓

やりがいを増やそうと考えるよりも、したことがないことに挑戦しようと考えた方が、モチベーションが上がるものです。
毎日同じことを続けるのは誰でも飽きるものですから、一定期間続けるためにもこのチャレンジ・シーキングは使えるテクニックですので参考にしてください。

今回のおすすめ動画
続かないつまらないをなくす、飽き性対策法
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Researched by Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

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