メンタル強化 目標・成功

無意識の【現実逃避】を防ぐ方法

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • 現実逃避した結果大きな失敗をしたくない
  • 現実に向き合い前に進んでいきたい

現実逃避で失敗してしまいやすい人の性格とは?!

今回は、現実逃避で失敗してしまいやすい人の性格について紹介させてもらいます。

現実逃避は誰にでもあるものです。
みんな自分にとって都合のいい情報を知りたいし、嫌なものは見たくないし嫌な情報は聞きたくありません。それでも見てしまったり耳に入ってしまうのがつらいところでもあります。

重要なポイントとしては、見る意味がある情報と見る意味がない情報とを区別するということです。

例えば、僕の場合であればニコニコの新規チャンネル登録者数を指標として見ています。
今のところは下がったことはありませんが、万が一この数字が下がり始めているとか、今ひとつパフォーマンスが振るわなくなってきていると感じたら、それに対してはちゃんと向き合って原因を突き止めなければなりません。
これはちゃんと見ないといけない情報です。

皆さんが何かのビジネスをする時にも、売上が具体的に下がってきているといったことがあった場合には、それに向き合ってちゃんと原因を究明する必要があるわけです。

このような自分の成果に関わるネガティブな情報を見ないようにしてしまうと、それはまさに現実逃避になってしまいます

一方で、全く意味のないアンチのコメントであったり、訳の分からないクレーマーなどは、それは成果に関わらないので無視して情報です。
一方的なクレーマーにただただ文句を言われてもアンチに騒がれたとしても、それが自分の仕事の売上には関わっていないとか顧客満足度とは関係がないというのであれば、無視していいわけです。

つまり、結果を左右するネガティブな情報とは向き合う必要があり、その結果を左右するネガティブな情報と向き合わないことを現実逃避と言います
この必要な情報だけれどネガティブな情報というものも結構あります。

この必要な情報だけれどネガティブな情報を無意識に避けてしまう人の特徴について、今回は現実逃避しやすい人の特徴として紹介させてもらいます。

小さなネガティブに対処して大きな失敗を未然に防ぐ

これを補うことができるようになれば、大きな問題になる前に対処することができるようになります。
僕たちはどうしても小さなネガティブに対して面倒ですし嫌なので、向き合うことをどうしても避けがちになってしまいますが、実際は、その小さなネガティブの方をこまめに芽を摘むようにしておけば失敗が少なくなります
それにより人生の選択やビジネス上の判断に間違うこともなくなり、より良い方向に進めることができるようになります。

現実逃避しやすい人とは?

必要な情報だけれど知りたくないと考えてしまう現実逃避しやすい人の特徴です。
このような現実逃避の心理というものは、実はかなり一般的なもので、ほとんどの人がそれを持っています。

フォーダム大学の今回の研究でもこれについては深く研究されていて、実験の参加者は380人で、この参加者の人たちに対して以下のような質問をしています。

例えば・・・

「投資のチャンスを逃した後で、そのパフォーマンスを見てみたいですか?」

自分の行った投資に対して失敗をしたりチャンスを逃した後に、実際にその投資がどうなっているのか具体的にパフォーマンスを見たいかということです。

「命に関わるような病気のリスクの高さを知りたいですか?」

自分がいつどんな病気になる可能性が高いのかとか、今はそんな技術はありませんが、自分が何歳で死ぬのかといったことを知りたいかということです。

「自分がスピーチをした時に、そのスピーチが他人からどれくらい評価されているのか、あるいは、評価されていないのかということを知りたいですか?」

つまり、自分にとって不快な情報を知りたいのかということをいくつか質問しました。

その上で全員の性格をチェックして、どんな性格の人が、自分にとって都合が悪いけれどしておいた方がいい情報を逃してしまいやすいのかということを調べようとしたものです。

当然ですが、投資に失敗した時に、そのパフォーマンスが具体的にどうだったのかということを知っておかないと、また同じような機会があった時にその失敗を繰り返してしまいます。
命に関わるような病気のリスクなどは、嫌な情報かもしれないけれど、知っておいた方がそれについての対策もできるはずです。
自分のスピーチや自分の話した話が他人にどのような評価をされているのかということも、それを知っておいてちゃんと受け止めることが出来れば成長することもできます。

このようなネガティブだけれども知っておいて受け止めることができれば、それにより成長できたり対策をしたり改善することができる情報は必要な情報です。
このような情報をどんな性格の人が逃しやすいのかということを調べようとしたわけです。

その結果わかったこととしては、まず、このような現実逃避をしてしまいやすい人の割合としては、参加者のおよそ32%の人がこのような情報は知りたくないと答えました。
自主申告で32%の人がネガティブな情報は避けようとしたということです。
実際には現実逃避とは無意識に起きる場合も多いので、この割合はもっと大きくなると思います。

およそ3割の人がネガティブから目を背け生きている

このような不快な情報を知りたくないという人の割合は、いろいろなジャンルに分けて質問をしていますがほとんどで一定していて、例えば、健康についても人間関係についても投資についても、どんな質問に対してもおよそ3割ぐらいの人は情報を受け取りたくないと答えていました。

例えば、先程の皆さんのスピーチが他人に対してどう思われているのかといった人間関係に関するような質問であれば、24%程度の人たちが知りたくないと答えていて、先ほどの病気に関するような健康についての質問であれば、それが必要な情報だったとしても知りたくないと答える人が29%程度いました。
大体3割前後の人たちが、必要だけれどもネガティブな情報から目を背けて生きているということです。

これは人間にとって一般的な傾向!

人間は客観的に自分を見ることが大事だから、自分はそれが不快な情報だったとしても望んで受け入れることができるという人もいるかもしれませんが、そう言っている人でさえも同じような傾向が確認されています。

つまり、表向きは、ちゃんと周りの情報を知ることが大切で、不快な情報でも知る必要があるし、自分は客観的に自分のことを見ることができると言っていながらも、実際は不快な情報は見たくないと思っているし、それを避けてしまっている傾向があったわけです。

そういう意味では、自分にとって必要な情報だけれどもネガティブな情報の場合にはそれを避けるということは、人間にとって一般的な傾向です。

ネガティブを避けやすい人の性格とは?

このような不快な情報を避けやすい人の特徴についても分かっています。
頭が悪い人はこのような情報から目を背けてしまうのではないかと考える人もいるかもしれません。

頭の悪い人は現実逃避ばかりをして、いつまでもお金が稼げないし無駄なことにお金や時間を使ってばかりいるのではないかとか、そんな一部の人たちだけが現実逃避をするのではないかと考える人もいるかもしれませんが、実はこれは関係がありませんでした。

このような自分にとって必要な情報だけれどもそれを避ける傾向は、学歴も性別も関係なく、収入も年齢も関係ありませんでした
教育や学歴の良し悪しも関係がなく、男性でも女性でも同じぐらいネガティブな情報から目を背ける傾向がありました。
お金を持っていてもそうでなくても同じぐらいに目を背ける傾向がありました。
年齢も関係がなく、若い人の方が新しいことを受け入れて、歳をとっている人は自分にとって不快な情報に目を背けやすいような気がしますが、実際にはそれも関係ありませんでした。

唯一関係していたのは、その人個人の性格でした。
具体的には、神経症的傾向のスコアが高い人、つまり、メンタルが弱い人ほどネガティブな情報から目を背け現実逃避しやすくなったということです。

一方で、外向性が高い人や誠実性が高い人、開放性が高い人は、自分にとって不快な情報でも、より多くの情報を手に入れようとする傾向がありました。

メンタルが弱い人は、自分にとって必要だけれどネガティブな情報に目を背けて、現実逃避することで失敗しやすくなるということがこの研究から示唆されたわけです。

不安になりやすい人は現実逃避しやすくなる

この神経症的傾向については、ビッグファイブ (主要5因子性格検査)でちゃんとテストした方がいいですが、簡単に言うと不安になりやすい人です。

ちょっとしたことでも不安になりやすかったり心配しやすい人は、当然ですが、無意識に 不安や心配の原因になりそうなものに目を背けるので、自分は不安になりやすいので、本当は必要な情報だけれどネガティブな情報を避けてしまいやすいということをちゃんと意識して、意識的にそのような情報に対してアンテナを張ったりするか、その不安になりやすい性格自体を変えるようにしないと、小さなネガティブを避け続けた結果、もはや手を付けることもできないような状態になってから大きな後悔をしてしまう可能性もあります

思い当たる人は自分のメンタルの弱い性格を少しでも改善してもらい、自分にとってプラスになるのであれば、それがネガティブな情報であってもちゃんと受け止めたり、自分から集める癖をつけた方が良いのではないかと思います。

ちなみに、だからといって Twitter のリプライなどを無駄に見る必要ないと思います。
僕の場合は、Twitter のリプライなどは一切見ませんが、インプレッションは見ています。
YouTube でも good と Bad の数字などは見ませんが、どれくらいの人が最後まで視聴してくれたのかとか、どれぐらいの人がニコニコチャンネルに登録してくれたのかといった数字は見るようにしています。
自分にとって必要なデータに関しては、それがポジティブであってもネガティブであってもちゃんと追うようにしたほうがいいです。

現実と向き合うためのおすすめ動画

とはいえ、分かっていてもなかなか現実と向き合えないという人も多いと思います。
今回のおすすめの動画としては、皆さんが現実と向き合えるようになるための2つの動画を紹介しています。

不安を感じやすい人はこちら

メンタル弱い性格変える10の行動

今回紹介したように不安を感じやすい人は、無意識のうちにネガティブな情報を避けてしまうので、それにより後で取り返しがつかないことになってしまいます。
たった10の行動によって、このメンタルの弱い性格というものはある程度を改善することができるということが分かっています。
そんな方法について詳しく解説していますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

目の前のことに集中できず現実逃避してしまう人はこちら

【あきらめの科学】高すぎる理想と変えられない過去を捨て、未来を変える【ラディカルアクセプタンス】

メンタルが弱いというのとは少し違いますが、ずっと過去を引きずっている人もいます。
過去の失敗や嫌なことにずっととらわれてしまい、未来に対する不安ばかりを考えて、今目の前のことに集中できないという人です。
このような人におすすめなのがラディカルアクセプタンスというものです。

結局、今目の前のことに集中できないというのは、未来に対する余計な心配と過去への執着が原因で、それにより目の前のことに集中できないので現実逃避してしまいます。
このような現実逃避をなくすために、ラディカルアクセプタンスというテクニックについて解説させてもらっている動画です。
ぜひこちらもチェックしてみてください。

自分と向き合い前に進むためのおすすめ本

今回のおすすめの本としては、自分の性格や個性に対しての向き合い方を教えてくれる本を紹介しておきます。

まずは、『ハーバードの心理学講義』です。
これは自分の性格をどのように活かすのかということを教えてくれる本です。性格を変えるというよりも、それを活かす方法があるということが理解できます。
自分の性格を完全に変えるということはなかなかできないことですから、こちらも合わせて読んでみるといいと思います。
メンタルを鍛えていきながらも、ある程度は自分のそんな性格を個性として受け入れていくことも大切だと思います。

自分に対して全く自信がないという人もいると思います。
現実に向き合ったとしてもどうせそれを変えることができないので、向き合いたくもないと考えてしまい、その結果現実逃避になってしまう人もいます。
そんな人には、『セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる』と、『セルフ・コンパッション:最良の自分であり続ける方法 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文』をぜひ読んでもらいたいと思います。

セルフコンパッションは自分に対する思いやりという意味ですが、自己否定が強い人や自分を卑下する人は、自分はダメなんだと思い込むことによって、ダメだからどうせ何をしても意味がないと現実逃避に進んでしまいます。
自分の良いところもダメなところも受け入れることによって、現実と向き合うということが学べる本です。
自信を持つことよりも、セルフコンパッションの方が遥かにいいということが科学的にも示されています。
ぜひこちらもチェックしてみてください。

そして、これらの本と合わせて僕の無料のオーディオブックのリンクも一緒に入れておきます。
Amazon で僕のオーディオブックがいくつか出ていますが、なんと今1人1冊だけですが無料で聞けるキャンペーンを行っています。
完全に無料で聞くことができますので、まだの方はこちらもぜひチェックしてみてください。

今回のおすすめ動画
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本内容は、参考資料および、動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:https://pubsonline.informs.org/doi/10.1287/mnsc.2019.3543

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