この知識はこんな方におすすめ
- 人生を変えたい
- 成功したい
理不尽に勝利せよ!
現実というものはいつでも理不尽なものです。
その理不尽な現実に対して、勝利するためにはどのように勇気をかき立てばいいのでしょうか?
そんな勇気をかき立てるための方法について、とても簡単な方法から意外な方法まで紹介させてもらいます。
理不尽な現実に見舞われることは皆さんもあると思います。
もちろん、理不尽な状況に追いやられている人はかわいそうだとは思います。
そのような状況を改善しなければならないし、理不尽な状況で困っている人を助けてあげる必要があるということも確かだと思います。
それは確かではあります。
理不尽な状況を作っている人が悪いし、追いやっている人が悪いのは確かです。
ですが、誰かを批判したり誰かのせいにしていたところで人生は変わりません。
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理不尽と戦って勝ち取る人生を選びますか?
人は誰でも理不尽な状況に置かれることは人生で必ずあります。
その理不尽な状況に置かれるたびに、世の中に対して文句を言ったところで何も変わりません。自分を取り巻く環境に文句を言ったところで、その状況が変わることはありません。
皆さんは理不尽な状況と戦って勝ち取る人生を歩みますか?
それとも、困難に陥るたびに、周りや環境に文句を言って、結局その困難から抜け出すことが出来ずずっと苦しい人生を歩みますか?
もちろん、世の中では自分は何も悪くないのに苦しんでいる人はたくさんいます。
人が協力すれば助けられる人はたくさんいると思います。
ですが、人は最終的には自分の人生を自分の力でどうにかするしかありません。
人の力に頼ることも必要ですし、助けを求めることも時には大切なことです。
ですが、助けを待ちながらも自分の力でできることをすることが大事です。
皆さんは困難に立ち向かうための勇気を身につけておいてください。
人生の苦悩に立ち向かうために役に立つと思います。
今回はいくつかの研究を参考にしていますが、主な研究としては、2021年にデビッド・ロック氏が過去に行った困難に立ち向かうための勇気にまつわる研究をもとにまとめてくれたものになっています。
それを皆さんが実際に使いやすい形で解説していきます。
1. 便宜性バイアスを意識
人間は誰もが様々なバイアスに支配されています。
そのバイアスに惑わされすぎてしまうと、自分の中で知らないうちに乗り越えられない壁を作ってしまいます。
自分の中で勝手に自分を責めて、結果的に自分に出来ることも難しく思ってしまったりします。
人間は将来のことが見えなかったり不確定な状況では、それが長く続くと疲れが溜まってきます。
疲れが溜まってくると、人間は直感に頼って安易な決断や判断を下しやすくなります。
これを便宜性バイアスと言います。
要するに、周りや環境に振り回されたり、自分で自分のことをコントロールすることができない状況に長い間置かれると、疲れが溜まって考えるのが嫌になってしまいます。
この考えが嫌になってしまうと、直感に頼って間違った決断をしてしまいやすくなります。
疲れが溜まっているわけでもなく、自分が慣れ親しんだ状況の中、自分が十分な経験を積んでいるジャンルに関して、リラックスして創造性を発揮することができる時ならば、直感に頼った方がうまくいくことも多くなります。
ところが、疲れた状態で直感に頼ってしまうと、非常に安易な決断になってしまい、結果その苦しい状況からいつまでも抜け出せなくなってしまいます。
例えば、お金がなくて毎日必死に働いて辛い状況に置かれている人が、たまに休みが取れたからといってパチンコに行ったりしてしまいます。
普通に考えれば、お金がない状況から抜け出したいのであれば、まずは生活をできる限りコンパクトにして、その差額を少しでも徐々に貯金して 、それをスキルアップや自己投資に使えばいいのに、苦しい状況が長く続くと一番安易な方向に進んでしまいます。
このような状況で物事を判断する時には‥
「これは安易な決断ではないだろうか?」
自分に必ずこの質問を投げかけてください。
自分が安易な選択をしてしまう決断を止めるための自問自答するフレーズを覚えておいてください。
あるいは、疲れた時の決断に関しては、その疲れが完全になくなった状況でもう一度見直すようにしてください。
不確定要素を考慮していない!
この便宜性バイアスは、不確定要素を考慮していないという問題で起きるものです。
人間はすべての状況を完全に把握することはできません。
そんな中、限定的な情報から直感に従って判断した結果うまくいくこともあります。
ところが 、便宜性バイアスに陥った状態で直感に従って判断を下すと、自分にとって都合が悪い不確定要素や絶対に考慮しなくてはならない情報を無視してしまいます。
大切な情報を無視した状態で、希望的観測や歪んだ正義感に基づいて判断を下してしまいます。
人間は新しいアイデアや自分が触れたことがない情報よりも、既存のアイデアや自分が体験したことがあることや、よく知っていることの方が脳は簡単にそれを処理することができます。
このため、手っ取り早い方向や、自分にとって安易で都合が良い方向に進もうとしてしまいます。
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言い訳を作って困難から逃げていませんか?
多くの人が言い訳を作って目の前の困難から逃げています。
例えば、英語を勉強しようとか、朝少し早起きして健康のために運動をしようとか、将来のために貯金をしようなど、皆さんも自分がやるべきだと思っていることはあると思います。
それができたら人生が変わると考えていることがあると思います。
ところが、ほとんどの人がそれを実際にはしていません。
これも便宜性バイアスによるものです。
例えば、副業を始めたいと思っていたとしたら、「今は本業が忙しいし、上司から新しいプロジェクトも与えられているから、中途半端に副業をしても本業にも影響が出てしまうかもしれないから、2ヶ月から3ヶ月先ぐらいから始めよう」と考え、あっという間に3ヶ月も過ぎて年末になっています。
年末になったら 、「年末は何かと忙しいし物入りだから、年が明けて落ち着いてからにしよう」と言い始めます。
これも自分にとって都合が悪い情報を見ないようにしているだけです。
安易で楽な方向に流されています。
「まだその時ではない」
これも便宜性バイアスによるものです。
不確定要素を考慮することなく、自分に都合がいい安易な情報だけを見て直感で判断を下しています。
「まだその時ではない」と思った時には、「今がその時」と言い換えるようにしてください。
人生にとってベストタイミングはいつだって今です。
もちろん、投資の判断などタイミングを計るべきこともありますが、人生における行動や決断においては、今がベストタイミングです。
少しでも早くすれば、いくらでもやり直す事ができます。
少しでも早く失敗して、工夫しながら何度でもやり直す人が最終的に当たりを引く可能性が高くなります。
2. 気分を良くしてリスクを取る
人間は美味しいものを食べたりして気分が良くなった時には、説得されやすくなったり、お財布の紐が緩んでお金を使いやすくなるという話を聞いたことがあると思います。
これは人間に気分が良くなるとリスクを取りやすくなるという性質があるからです。
逆に言うと、多くの人が勇気を出したり行動できない理由としては、そこに偕楽原理というものが働いているからです。
人は誰でも気持ちがいいことや楽しいことやのんびりできることが好きです。
基本的には、人は偕楽や快感を追求します。
そして、不快なことや嫌なことを遠ざける性質があります。
人間の脳は、「努力=悪いこと」と考えます。
人間の脳にとっては努力や挑戦は悪だと考えています。
もちろん、皆さんも努力が大事で挑戦するべきだということは理解していると思います。
わかっているけれど、努力や挑戦が楽しいことや気持ちいいことだとは感じないと思います。
大事なことだけれど、それを「苦痛」だとみなしています。
そうなると、人間には偕楽原理が働いていますので、苦しいことと向き合って大きなものを手に入れるよりも、目の前にある偕楽を選んでしまいます。
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人間の「脳」にとっての最高の偕楽は何だと思いますか?
それは、「いつも通りだ」と感じる作業を行うことです。
いつも通りが人間の脳にとっての最高の偕楽です。
人間の脳は、偕楽原理が働くことで、偕楽や快感や安心を感じられる状況に皆さんの体を導こうとします。
ですから、一生懸命努力して運動したり勉強したりしようとしても、習慣化したり工夫しない限りは、やるべき事に向き合って集中状態でいることができなくなります。
短期間で〝よい習慣〟が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術
脳をごまかしてリスクを取るには?
皆さんが勇気を出して新しいことに挑戦したり、やるべき事に向き合って行動するためには、「いつも通りであれ」という指令を出している脳と戦わなくてはなりません。
脳をごまかして監視を緩めている状況で、リスクを取りやすくするということがとても重要になります。
このためには、自分の気分がいいタイミングでリスクを取ったり挑戦してください。
皆さんの脳は「いつも通り」という方向に皆さんの体を持って行こうとします。
ですが、いい気分の時には、その力がどうやら弱まっているようです。
2016年に行われた研究を見てみると、人間は気分が悪い時には、難しい作業や困難な作業をやろうとはしません。
逆に、気分が良い時には、困難ではあるけれど必要不可欠なタスクや、しんどいことではあるけれど大きな成果を得ることができるタスクに取り組む傾向がありました。
ですから、気分が良い時が新しいことや難しいことに挑戦するベストタイミングです。
そして、自分の気分を良くする方法を知っておくと、それを生活や仕事に取り入れることができれば、自分のやるべき事に取り組んだり新しいことに挑戦していくことができるようになります。
やるべきことに対するモチベーションも続くようになります。
僕もやるべきことが面倒だとかやる気が出ない時もあります。
実は、それをやるタイミングの前には一生懸命気分を良くする行動をとっています。
それによって自分をやるべき方向に向かわせています。
気分が良い時に決断できる人や、自分の機嫌を自分でとれる人が成功できる人です。
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ここまで便宜性バイアスについてと気分が良い時にリスクを取るという話を紹介させてもらいました。
ここから先は 、より具体的なテクニックを使うことによって、皆さんが挑戦する時に恐れを感じづらくさせたり、行動できるようになるための方法を紹介していきます。
仕事でも人間関係でも言いたいことが言えず、わかっていたのに余計に困難な状況に追い込まれたりすることもあると思います。
困難な状況に早く対処しなければ、余計に困難な状況が複雑で大きなものになってしまうこともあります。
このような困難にもいち早く向き合って対処するための方法もここから先では解説していきます。
続きは、今回のおすすめの動画からDラボでチェックしてみてください。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:
How to Convince Yourself to Do Hard Things. by David Rock. December 07, 2021 https://hbr.org/2021/12/how-to-convince-yourself-to-do-hard-things
Vi, C.T., Obrist, M. Sour Promotes Risk-Taking: An Investigation into the Effect of Taste on Risk-Taking Behaviour in Humans. Sci Rep 8, 7987 (2018). https://doi.org/10.1038/s41598-018-26164-3
Keaveney A, Peters E, Way B. Effects of acetaminophen on risk taking. Soc Cogn Affect Neurosci. 2020 Sep 24;15(7):725-732. doi: 10.1093/scan/nsaa108. PMID: 32888031; PMCID: PMC7511878.