この知識はこんな方におすすめ
- 天才に近づいて成功したい
- 子どもを天才にしたい
天才たちに共通する考え方とは?!
天才たちを非常に長い間追跡した調査があり、天才的な考え方をする人達は一体どのようなところに注意を置いているのかということがわかります。
今回はそんな天才の特徴について紹介させてもらいますが、子供の頃から天才的な才能を発揮している人は、本当にその才能を発揮して豊かな人生を歩むのか、それとも、意外と凡庸な人生になるのか、そんなことについて調べた研究があります。
生まれつき天才的な能力を持っている人は、やはり人生がイージーモードになるということを以前にも紹介したことはあります。
金銭的な問題も抱える可能性が圧倒的に減ります。
13歳の時点で学業成績がトップ1%に入るような優秀だった人の将来を追跡した研究を見てみると、大人になってからも有名な学者になったり大企業の CEO になったり、社会的に成功する確率がやたらと高かったようです。
生まれつき頭がいいというのは、人生がイージーモードになるひとつの条件ではありました。
特に、子供の頃の数学能力が高い場合には、親としてはかなり喜べることではあります。
僕たちがそんなトップ1%に入るような天才にまでなる必要はありませんが、彼らが持っている能力の中でも真似することができることや、凡人でも伸ばすことによって結果的に天才も超えることができるような能力も中にはあります。
その天才たちの持っている能力を手に入れるためには、凡人で終わってしまう人と天才たちの考え方にどんな違いがあるのかということを理解する必要があります。
僕たちが真似できないものは仕方がありません。
ですが、意識しておくだけで他の人よりも優れた人間になる方法があるのであれば、それを身につければ天才にはなれなくても秀才にはなれます。
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ちなみに、この天才を超える凡人になるための方法としては、Dラボでも以前に解説したことがありますので、そちらの動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。
がっつりトレーニングをして天才に近づきたいという方は、こちらを参考にしてみてください。
【超思考法】天才を超える凡人になるための思考トレーニング
天才たちに学ぶという点ではとても面白い本があります。
天才たちの目のつけどころにはかなり学ぶところがあります。
天才たちには良くも悪くも変わった習慣や考え方があったりします。それらを151の視点としてまとめてくれた本です。
過去の天才達が、何をどのように考えて歴史を変えるような発見に至ったのかということを知っておくと、下手なビジネス書を読むよりもはるかに参考になります。
天才科学者はこう考える――読むだけで頭がよくなる151の視点
天才たちは全ての物事を立体的に考える
今回は、そんな中でも天才たちが僕たちとどのように違った考え方や思考をするのかということを紹介させてもらいます。
天才たちは物事をやたらと立体的に考えるということが分かっています。
頭の中で立体的なパズルのように物事を考えるそうで、13歳の時点で天才だと判断された563名の子どもたちを対象にして行われた研究を元に解説させてもらいます。
13歳の時点で学業成績でトップ0.5%に入っていた子供たちを、その後35年間も定期的に追跡して、彼らがどのような人生を歩んでいるのかということを調べています。
それによると、35年後になっても大金持ちになっている可能性が高く、いい仕事に就いていて人生がかなりのイージーモードだったということです。
ここまででは、ただ単に天才達が成功するというだけで終わってしまいますが、研究チームは、その天才たちに共通するポイントについても調べてくれています。
学校では一定のテストの問題を解いていくだけですが、社会に出てからは答えのない問題ばかりです。
このトップ0.5%の子供たちは、それぞれの人生においてその答えのない問題を解いてあらゆる分野で成功していました。
ということは、彼らの考え方にもし共通点があるのであれば、その考え方に天才が宿るということなのかもしれないということになります。
その考え方が、学校で高い点数を取ることができて、大人になって社会に出てからの成功にもつながっている可能性があります。
13歳時点の基礎学力が、およそ11%天才を生み出す原因と関連していたそうです。
それ以外にも影響を与えているポイントがありました。
天才を生む7.5%が「空間を操る能力」でした。
空間認知能力が、天才を生む原因を7.5%も左右していたということです。
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空間認知能力を鍛えれば天才に近づける?!
ということは、この空間認知能力を鍛えれば、もしかすると天才的な思考や天才たちに特有の考え方に近いことを思いつくことも出来るのかもしれません。
物事を平面ではなく立体的に捉えて考えるのが天才たちの特徴です。
この研究でも空間認知能力が大事だと言われていて、これは物体の位置関係を瞬時に理解する能力です。
複雑な立体を切断した時の断面を想像したり、立体の展開図を予測する、複雑な立体を水中に沈めた時に水がどれくらい増えるか、このような問題を解いた記憶もあると思います。
このような立体を操る能力が天才たちは極めて高かったそうです。
それと同時に、物事を考える時にも立体的に考えます。
紙の上で関係性をただ考えるのではなく、それぞれのアイデアを空間に配置して考えます。
ビジネスを考える上でも、平面の上でサービスやお金の流れを考えるのではなく、空間に関連するサービスを置いてその流れを考えます。
僕たちもこの空間に変換してアイデアを考えるということをすれば、もしかすると天才に近づくことができるかもしれません。
もちろん、天才たちに共通の特徴として空間認知能力が高かったという研究ですから、もともと天才たちは空間認知能力が高かっただけという可能性もありますが、おそらくは両方が相互に関わっている可能性があるのではないかと思います。
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実際に、空間を操る能力を鍛えるというのは、どうやら僕たちが天才に近づくためには良い方法のようです。
研究者によると、他にも数学や言語能力も重要だそうです。
数学や言語能力と空間認知能力が高い人は、さまざまな分野で並外れた才能や能力を発揮することが多いようです。
エンジニアや外科医や建築家など、様々な分野で大きな偉業を成し遂げる天才たちがいますが、彼らは数学や言語能力や空間認知能力が高いそうです。
立体をコントロールするような遊びやトレーニングを行えば、僕たちは天才に近づくことができるようです。
今回は、そんな能力を鍛えるために役に立つであろう本とパズルを紹介しておきます。
本で鍛えてもいいと思いますが、実際に空間を使って遊ぶ方がいいと思います 。
実際に僕も遊んでハマっているのがこちらのパズルです。
オセロのように対戦相手と交互に置いていくゲームですが、縦横斜めどこかで4つ揃ったら勝ちというゲームです。
縦と横とだけでなく、斜めや奥の方もあるので思考の量もかなり多くて結構楽しめます。
対戦型のゲームで子供と楽しむこともできるので、これで楽しみながら頭の中で立体を操る能力を鍛えるというのが良いのではないでしょうか。
立体4目並べ
脳を活かす空間認知力パズル
それ以外の方法やガッツリトレーニングをしたいという方は、今回のおすすめの動画もチェックしてみてください。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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💰【超思考法】天才を超える凡人になるための思考トレーニング
📚天才科学者はこう考える――読むだけで頭がよくなる151の視点
立体4目並べ
📕脳を活かす空間認知力パズル
リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:https://daigovideoapp.page.link/Ae4V
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23846718/