メンタル強化 人間関係

台風や災害の不安を乗り切るための心理学

台風や災害の不安を乗り切るための心理学

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この知識はこんな方におすすめ

  • 台風や災害で被害を受けた方
  • 苦しい状況にいる方
  • ストレスや不安に苛まれている方
  • 人生をより良くしたい全ての方に

トラウマやストレスの影響を残さないために

台風や災害に限らずテロや事故など人間の心に傷を残すものは色々とあり、このような時は人間は非常に大きなストレスを感じます。このストレスをそのままにしておくとネガティブな影響が起きたりすることがあります。自宅が被害を受けたとか大切な人が亡くなったというのであればもちろんそのショックを引きずるというのは当然ですが、そうでない人でも、大きな災害や自分の心にトラウマを残すようなストレスをうまく乗り越えることができないと、その災害を乗り越えた後にも不眠症を抱えてしまったり、それが原因で何に対してもネガティブになってしまうということもあります。
そのためには一般的に言われるところのストレス対策というものが使うことができます。
最近台風や災害が続いていますが、こんな時だからこそ皆さんに是非使っていただきたいストレス対策があります。おそらく一生使うことができるであろう最強のストレス対策とも言えますので是非参考にしていただけたらと思います。

ストレスから逃げようとすると余計にストレスは襲いかかる

人間というものはストレスから逃げようとすればするほど、そのストレスに苛まれてしまいます
例えば、災害で大きな被害を受けたとか大事な人を失ってしまったということから当然ですが人は目を背けたくなります。ですが、目を背けようとすればするほどストレスというものはより大きくなってしまいます。
これはこのようなトラウマレベルのストレスに限らず、緊張も同じです。自分は緊張していないと無理やり考えようとしたり、緊張していることを忘れて違うことを考えようとすればするほど、余計に緊張して実際のパフォーマンスを発揮できなくなってしまいます。
このようにストレスを避けようとすればするほど、人生に対する喜びや楽しみといったものがなくなってしまったり、かえってストレスが強くなってしまうということが起きます。
このようなネガティブな影響が色々とありますので、基本的にはストレスは対策をすることが大切になります。

最強のストレス対策「小さな親切」

最強のストレス対策とは、「小さな親切」です。心理学的には小さな親切が最も最強のストレス対策だということが分かっています。
小さな親切というところがポイントであって、これは決して大きな親切ではありません。

イェール大学の研究で、77名の男女を対象に2週間にわたって全員の毎日のストレスを計測してもらい、ストレスレベルと同時に、誰かに対して行なった小さな親切を記録してもらいました。
つまり、誰かに対して行なった小さな親切とストレスレベルがどれくらい関係があるのかということを調べようとしたものです。
2週間後に感情と合わせてメンタルヘルスのテストを行いました。
その結果、小さな親切を行なった回数が多くなれば多くなるほど、ポジティブな感情の量が増えてメンタルヘルスの悪化が少なく、ストレスにも強くなっていたということが分かっています。

人間が他人に対して行う小さな親切というものは、僕たちのポジティブな感情を増やしてくれて、メンタルヘルスの悪化を食い止めてくれる上に、ストレスに立ち向かう力を与えてくれるということが確認されたわけです。
逆に、他人への小さな親切が少ない参加者たちは、ストレスに弱くなってしまい押しつぶされてしまったり、ネガティブな感情にとらわれやすくなっていたということも分かっています。

自分が辛い時こそ小さな親切を

研究者のコメントとしても、この小さな親切の影響というものは僕たちが思っている以上に大きなもので、心理学では向社会的な行動と言われますが、小さな親切をすることによって大きなストレスを抱えた時にも、あるいは、大きなストレスを受けた時にもメンタルが悪化することがなく、悪化しないので、そのストレスの原因が去った後は、そのメンタルを持って自分の状態をちゃんと元に戻すことができていたということです。
さらには、ネガティブな感情の増加も抑えることができて、余計に不安を感じてしまったりする傾向も少なかったということです。

要するに、周りの人に対して小さな親切をする人ほど、ストレスにどんどん強くなるということです。
自分がしんどい時ほど他人に小さな親切をするようにしてみてください。

ここ最近日本でも大きな災害が続いていますが、自分が辛い状況の人にも関わらず他人を助けて、それによって自分も救われたという話もよく聞きます。
自分自身もどうしようもなく苦しい状況であっても、他人を助けることによって、自分だけが苦しいわけではなく自分以外にも困っている人がいて、こんな状況では何もできないと無力さを感じている状況であっても、頼ってくれたり感謝してくれる人がいるということを認識することによって、心を強く持つことができるわけです。

よく言われることですが、人間は守るべきものがあると強くなります。
これは守るべきものがある、あるいは、守りたいものがあると人は強くなりますし、追い込まれている自分であっても何かを守るための余力を持っているという余裕を感じることができます。
時間術の話で、時間がなくなった時こそ他人に親切にすると、時間が足りないという焦りが落ち着くという話を紹介しましたが、これと全く同じで、人間は他人に小さな親切をすることによって、メンタルに余裕が生まれます。それによりストレスに強くなるというようなメリットが生まれます。
メンタルに余裕がない時ほど人間は他人に親切にしたほうがいいということです。

自分に決して無理のない範囲で

ただし、この親切には条件があります。
小さな親切で構いません。大きな親切をして自分が追い込まれてしまったり、自分を犠牲にしてまで他人に親切にする必要はありません
本当に些細な親切で構いませんので、例えば、避難所であれば寂しそうな人の話をちょっと聞いてみるというぐらいでも十分です。
小さな親切が自分のメンタルを強くしてくれますので、自分の負担にならないぐらいの小さな親切を心がけてみてください。これが最強のストレス対策ですし、最強の災害などでの不安を乗り切るための方法になるはずです。

やはりストレスの多い生活というものはメンタルヘルスを悪化させてしまいます。日々の気分なども落ち込んでしまいネガティブな状態になってしまいます。
しかし、今回の実験であれば、後ろの人のためにドアを開けてあげたり、道を教えてあげたり会話相手になるぐらいでも、人間はストレスに強くなるということが確認されています。
研究者によると、ストレスを受け始めてから行なっても結構ですが、これを1ヶ月ぐらい続けると効果が出てくるそうです。

台風や災害の不安やストレスを乗り越えるためにも他人への小さな親切を行なってみてください。そして、その被害を乗り越えた先にこれからの人生を良くするためにも、自分の負担にならない程度で小さな親切を意識してみてください。

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参照:https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/2167702615611073


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