メンタルヘルス

トラウマ×孤独×飽き性の最強な使い方

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成功する天才に共通している特徴として、トラウマがあり孤独で、更に飽き性だったといわれています。ただ、これだけでは成功しませんが、このトラウマ・孤独・飽き性をポジティブに捉えて上手に使える人は成功して、逆に成功しない要素としてネガティブに捉えている人は成功しないということです。
ではどうすれば才能として利用できるのか?

例えば、今日本人がありがたく食べている大トロがありますが、昔は庶民どころか貧しい人たちの食べ物でした。殿様とかは赤身を食べていたそうです。理由はいくつかありますがトロの使い方がよくわかっていなかったり、痛みやすいというのがありました。それが、調理方法も理解され、更にマグロの油に含まれるオメガ3などもわかってきて、価値が上がり価格も上がってきました。これと一緒で、使い方をわかっていないと価値を見出すことも出来ないわけです。
トラウマ・孤独・飽き性も使い方を知れば良い特徴にすることが出来ます。簡単に言うとアイデアを生み出しやすくなります。

アイデアを生み出す方法

トラウマをネガティブに捉えて自分の足かせにしたり、孤独も飽き性も自分のダメな原因だと考えてしまうともったいないです。
トラウマがある人はそんなにいません。つまりトラウマがある人は他の人とは全く違った視点で物事が見れます
孤独な人も、アイデアは会議の場など大勢で考えるよりも一人で考えたほうがいいということがわかっていますから、孤独な時間が長い人のほうがそもそもいいアイデアが生まれやすいです。飽き性な人は同じことをずっと出来ないです。ただ新しいアイデアを生み出す際にはひとつの事をずっとやっていてもアイデアは出ません。いろいろとつまみ食いするからこそ新しいアイデアが生まれます
このように、この3つの特徴を上手に活かすことができればいいアイデアを生み出すことが出来るわけです。

創造性の源泉

これは、ペンシルベニア大学のスコット・バリー・カウフマン博士の「wired to create」という著書で、良いアイデアを生み出す方法を創造性等に関する多彩なデータをもとに紹介されています。

アイデアが浮かびやすい人は、開放性が高いので基本的に新しいもの好きで飽き性です。開放性は知的好奇心の高さ新しいものがどれぐらい好きなのかということを示す指標です。好奇心はアイデアを生み出す点においてはIQよりも重要になります。
更には、空想や妄想は良くする人も多いと思いますがこのようなぼんやり空想にふける時間も無駄ではないということがわかっています。空想にふけっている間の脳は拡散モードというリラックス状態にあります。ひとつのことには集中しにくいですが色々と想像が広がることで常識や型にとらわれない思考が生まれ、その結果良いアイデアが生まれるわけです。妄想癖の人もその使い方を知ればアイデアマンになれます。

アイデアが浮かびやすい時

更には、常に集中していたいと考える人はずっと集中しようとすることで自分がいつ集中できて集中できないのかを理解できなくなります。自分の脳が最もよく働くのはいつの時間なのかということを成功した天才たちは知っていました。よく人間は朝が集中できるといいますが、天才たちはそれぞれのアイデアの出る瞬間を知っていて、例えば画家のダリは他の人はともかく自分はうたた寝して寝ぼけている時が最も良いアイデアが出ると考え実践していました。

そうはいってもなかなか自分が最もアイデアの出やすい時というのもわからないと思いますが、良いアイデアが浮かびやすい時間というのも研究でわかっています。スコット・バリー・カウフマン博士が2014年に行った研究によると、ほとんどの人がアイデアを出せる場所というのが見つかっています。最もアイデアを浮かびやすいのは「シャワー中」でした。72%の人たちはシャワー中に良いアイデアが思い浮かぶという結果が出ています。これは理由があって、シャワーやお風呂に入っている時というのはリラックスしています。良いアイデアというのはリラックスしている時に出てきます。逆にいうとリラックスしていて集中していないのですぐ忘れてしまいますから、思いついたときには直ぐにメモをするということが大事です。

孤独な時間も大切

孤独な時間をつくることも大事です。脳のクリエイティブなネットワークはひとりで考えている時に良いアイデアを生み出すということがわかっています。しかも、この孤独な時間が長ければ長いほど良いアイデアも出ます。

新しい体験を継続的に

飽きっぽさと新しいもの好きも大事です。新しい体験を定期的に行えるようにしている人のほうが遥かに良いアイデアが思い浮かびます。新しい経験をしている時の脳ではドーパミンが大量に出てモチベーションが上がったりそこから何かを学び取ろうという意識が強まります。それにより更に新しいことを探して更にドーパミンが出て・・・というドーパミンと新しい経験の好循環が生まれます。
飽き性の人は、ドーパミンの出ない同じことをずっと続けようとするから才能を生かせないわけです。飽きたらやめれば良いわけです。ただし、他でドーパミンが出ることを探していく姿勢が大事です。

トラウマさえも活かす方向に

そして、トラウマの活かし方も重要です。クリエイティブな人たちは過去の失敗やトラウマをバネにして成功している人が多いものです。トラウマのせいで人を信じることが出来なくなったという人がいますが逆です。自分が傷ついているから他人の痛みを理解できます。トラウマを持っている人は他人の痛みも理解できるから人間関係としては相手をトラウマを持っていない人よりも理解できるようになります。人間関係の失敗を恐れて言い訳にしてはもったいないです。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)というのがありますが、PTSG(心的外傷後ストレス成長)という心に大きな傷を受けた人たちが結果として大きな成長をするということも確認されていて、トラウマになるようなキツい体験をしたことにより人生を違った角度から見ることが出来るようになり新しいチャンスを掴んでいくわけです。

実際に2004年のレビュー論文でも鬱・不安障害・ストレス障害を乗り越えてそれを回復した人たちの70%がPTSG(心的外傷後ストレス成長)を経験されているということがわかっています。7割もの確率で傷ついた人たちはそこから成長につなげているということです。そこを考えて前に進むことが大事です。

孤独でも人には興味を

そして、クリエイティブな人たちは人をよく見ています。クリエイティブな人たちは人間を観察することが好きだということがわかっています。孤独な時間を好みながらも離れて人を見て観察するのは好きなわけです。

まとめると

常に新しい物事に興味を持ちドーパミンを出し続けながら、考える時は一人の時間をしっかりつくって考えるようにする。トラウマは乗り越えて成長につなげるということが、クリエイティブな天才になるための方法です。
そう考えると、トラウマ・孤独・飽き性は大事なわけです。特に孤独と飽き性は自力でなんとかなるかもしれませんがトラウマは自分でつくろうとして出来ることではありませんから、トラウマがある人はぜひそれを活かす方向に考えていただければと思います。

トラウマほどではなくても日常のストレスを活かす方法を紹介している動画はこちら↓

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