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急に来る【連休疲れ】の原因と対処法

この知識はこんな方におすすめ

  • 休み明けがつらい
  • 休日を有意義なものにしたい
  • 平日の仕事に対するモチベーションが上がらない

休日疲れの正体とは?!

特に連休など休みがあれば皆さんはリラックスできたでしょうか。それとも、かえって疲れたという人もいるでしょうか。

おそらく、このかえって疲れてしまったという人が結構多いのではないでしょうか。
これが連休で旅行の予定などを入れて、移動したり遊んだりしてそれで疲れたというのではあればまだ分かりますが、実は、休みの終わりに結局何もしなかったというようなことを言う人の方が疲れが溜まっているということが多かったりもします。

今回は、その精神的肉体的疲れは何なのかということについて紹介させてもらいたいと思います。
その疲れの原因だけでなく、それを理解することで休日にしっかりリフレッシュして休み明けからしっかり仕事を頑張ることができたり、休日の効果を上げるための方法についてまで解説させてもらいます。
今後の連休疲れを直したり休みを有意義に過ごすために使っていただけたらと思います。

休日は多ければ幸せになれるわけではない

そもそも連休や休日というものはたくさんあった方が良いし、その方が幸せになれるような気がすると思いますが、残念ながら2009年のメタ分析を見てみると、もちろん休日はあったほうがいいわけですが、休日があったからといって人間はそこまで幸せにはならないということが示されています。

ですから、ただ休みをとったりなんとなく休日を過ごせば幸せになれるというわけではありません。
大事なのはその休日の過ごし方であり、休みが多いか少ないかということはそれほど僕ですの幸せを左右するものではありません

皆さんの実体験としても、3連休とか4連休など長い連休よりも普段の週末の休みの方がリラックスできたような気がするという人も結構いるのではないでしょうか。
長い休みになるとリズムも崩れてかえって疲れてしまうということもあると思います。

今回参考にしている研究では、7つのデータをもとにして休日を取ることによって人間は本当に幸せになれるのかということについて調べています。

せっかくの連休や休日にダラダラと過ごしてしまえば余計に疲れてしまうのは分かるけれど、例えば旅行などの計画をしっかり立てて楽しめば有意義に過ごせるのではないかと考える人もいると思います。

確かに、家でぼんやりとただ過ごしているよりは、旅行をしたり計画を立てて動いた方が幸福度や健康レベルは上がりますが、ではその効果はそんなに大きいものではありません。

その研究による効果量としては0.43ぐらいとされていますので、しないよりはした方がいいけれどそれほど明確な効果があるというわけではありません。
ですから、今はどちらにしてもなかなか気軽に旅行も行けない状況だとは思いますが、高いお金と時間を使ってわざわざ旅行に行っても、僕たちはそんなに連休で幸せになることはないということです。

しかも、連休に旅行に行ったりしても、その効果はあまりないだけではなく、そのわずかな効果でさえも仕事に戻ってからわずか2週間から3週間ぐらいでなくなってしまいます

つまり、家でただダラダラとしているよりは何かをして過ごした方がいいのは間違いないですが、連休や休みで得ることができる幸福感というものはすぐになくなってしまうというのが現在の心理学の答えです。

疲れの正体は「コントロール感」の無さ

では、なぜ僕たちは連休や休日に家でだらだら過ごしてしまうと余計に疲れてしまうのでしょうか。

これは精神的なところから来る疲れです。
これは仕事で疲れやすい人と全く同じメカニズムによるもので、休みによって疲れています。

ここで大事になるポイントとしては「コントロール感」です。

家でダラダラと過ごす場合であっても旅行に行ったりする場合であっても、そこで疲れる人の特徴としては、自分がその休みの間の予定ややるべきことをコントロールできていないということです。

例えば、旅行に行く時もツアー会社に全て任せて予定が組まれていたり、年配の人が好むような1日のスケジュールがきっちり決まっているバスツアーなどは、休日による効果がほとんどなくなってしまいます。

家でダラダラと過ごしてしまい結局何もできなかったという時も、この状況の中ではコントロール感が少なくなっています。

2016年にアイダホ大学がおよそ800人の休日を調査して興味深い研究を行っています。
それによると、当然休日の過ごし方としては、家でゆっくり過ごす人もいれば旅行に行ったり計画を立てる人もいるわけですが、その家で過ごすのか旅行に行くのかということがその休日の充実感を左右していたのではなく、その休みの間にどのようなことをしていたのかということによって休日による効果が大きく変わっていました。

事前に計画を立てて休日を過ごす!

具体的に、どのようなことをしていた人が休日で余計に疲れてしまうのではなく、しっかりリフレッシュして休み明けからの仕事により打ち込むことができるようになったのかというと、休暇中の予定を自分でちゃんと作って、それをコントロールしてその休日が終わった時に、この休日でいろいろなことができたとか一度チャレンジしてみたいと思っていたことをしてみることができたというような感覚を持つことができた人です。

つまり、休みに入る前に自分で計画した通りに連休や休日を過ごしている人は、その休日から充実感を感じることができて、最終日にも疲れというよりも達成感やリフレッシュしたという感覚を得ることができるわけです。

ですから、自分でちゃんと計画を作って連休や休日に入るようにしないと、余計にその休日で僕たちは疲れてしまうし、せっかくの休みや時間を自分は結局無駄にしてしまったとか、やっぱり自分はダメなやつだと考え始めてしまいます。

人は自分のことをコントロールできなかったとか、自分で計画した予定通りに進めることができなかったとなると、自分はダメなやつだと自分を責めてしまいます
これが連休や休日の終わりに来る疲れの正体です。

普通に考えれば、家にいて何もしていないのであれば疲れているはずもありませんし、そんな何もしていないという人と旅行に行っていろいろ経験した人とで疲れが同じなわけがありません。

結局それは肉体からくる疲れではないからです。
肉体は疲れてはいないのに、精神が自己嫌悪によって疲れてしまっています。

実際に、休日による満足感が高くなりリフレッシュしていた人の特徴としては、休日に自分で計画をして、新しいことを学んだり新しいチャレンジをした人たちでした。
このようなことをした人たちが休日からのメリットを最も得ることができていました。

ですから、新しい行動に積極的に取り組み、かつ、計画的に取り組んだ人は休日を上手に使うことができていたということです。

そのため、先ほど紹介したように、自分で予定を決めるのでもなくツアー会社に予定を組ませて旅行をしたり、予定がしっかり決まっているようなツアーに行ってしまうと、余計に疲れが溜まるだけで幸福度もたいして上がらないということになるわけです。

そもそも、休日による幸福感というものはそれほど長く続くものではありませんので、だからこそ休日が始まる前に計画を立ててコントロール感を上げるということが必要になるということです。
そこではできるだけ自分が今までしたことがないようなことをするようにしてみましょう。

休日明けのダルさを解消し、次の休みも有意義なものにする方法

そんな休日の過ごし方が大切なわけですが、連休に限らず普段の週末が明ける時の面倒な気分を軽減し、次の休みをより有意義に使えるようになるための方法を今回は紹介します。

これは2010年のオランダで行われた研究がもとになっていますが、この研究は974人の男女を32週間にわたり追跡調査したものになっています。
これは休日の前後で人間のモチベーションがどのように変化するのか、休日の過ごし方によってそのモチベーションはどれくらい続くのかということを調べています。

これによると、まず、その休日がどれだけ楽しかろうが楽しくなかろうがその幸せはほとんど長くは続きませんでした。
これに関しては先ほどと同じで、旅行や休日というものは、その楽しさにより僕たちのモチベーションは変わることはないということです。
とても楽しいことがあったり面白く過ごすことができたとしても、だからといってリフレッシュできるかと言うとそういうわけではないということになります。

何が大切になるのかと言うと、休日に入る前に計画を練っている時間が長ければ長いほどメリットを得ることができていました

つまり、休みに入る前から、その休みにどんなことをしようかとか、あんなことをしてみようかなと時間をかけて計画を練っていた人ほど、休日による効果が大きくなり、その休日が終わった後にも仕事に対するモチベーションが上がっていたということです。

待っている時のワクワクする楽しい時間を!

例えば、自分の買いたいゲームや読みたい本を注文したとして、その発売が1ヶ月後だとすると、その待っている時間はとても楽しいのではないでしょうか。
早く届いてほしいと思いながらも、それを考えるたびに1ヶ月後にあのゲームが届くから仕事を頑張ろうとか、届いた後のことを考えるとワクワクするはずです。

このような待っている楽しい感覚というものは誰でも経験したことがあるのではないでしょうか。
例えば、子供の頃にクリスマスは、まだ12月に入ったばかりの頃からサンタさんに何を頼もうかとワクワクしていたのではないでしょうか。

休みの日に対しても同じですが、このように計画を立てて、それを目指して期待感を確認しながら過ごしていくことを大人になると僕たちはあまりしなくなってしまいます。

目の前の仕事にとらわれてしまい、何の計画も考えないままに気が付いたら休日が来ていて、そのままあっという間に休日は終わってしまい、その結果自分は休日も無駄にして時間を上手に使うことができないなんてダメな人なんだと考え、その自己嫌悪のせいで休み明けからの仕事もはかどらないということになります。
そうなると、自分は休みも有意義に過ごせないし仕事もできないし、なんてダメな人生なんだと自分をコントロールできないという感覚がどんどん膨らんでしまいます。

この自分をコントロールできないという感覚によって、僕たちは休日の疲れと仕事に対する集中力のなさというものが生まれてしまいます。

おすすめの休日の計画の立て方

ですから、まずは予定を立ててください。
例えば、週末の予定はその週の始まりから立てるようにしてください。

おすすめとしては、まず休日の予定を立ててその後に仕事の予定を入れてください
月曜日から金曜日までの仕事の予定を先に考えると気が滅入ってくるということもありますので、土日にチャレンジしてみたいことなどを先に計画してください。

この休日の予定もあまりたくさん詰め込みすぎるとそれも大変になってしまいますので、無理のない範囲で決めるようにして、それも漠然となんとなく土日にこれをしてみようというような感じではなく、例えば、土曜日の何時にここに行ってこの経験をして、日曜日の何時にこれをしようというようなことを決めてください。

土日の予定は時間も含めて決めるようにして、できれば予約もするようにしてください。
どこかの場所に行ったり体験の教室に行ったりということでもいいと思いますし、何かのチケットを買うということでもいいと思いますが、それは予約するようにしてください。

時間と行動と、その行動が終わった後に得られるものの3つを決めるようにしてください。
これが細かく予定を決めるということです。

「時間」

「行動の内容」

「その行動により自分が得たいと思っているもの」

この3つについてまず土日の予定を決めます。

それを決めた上で、その楽しい土日の予定に向けて、どのように仕事を月曜日から進めていこうかということを考えていくことでモチベーションが上がっていきます。

僕もこれを実際にしていますが、これをすると本当に月曜日からの仕事がはかどります。
大抵の人は、月曜日はなんとなくやる気が出ず仕事がはかどらなくて、火曜日もやはりだるくて、水曜日からそろそろ頑張らないとと思い始めて、木曜日は金曜日でようやくエンジンがかかったと思ったら、そのまま休日に入ってしまいます。

だから仕事が進まないので自己嫌悪に陥るということもありますし、ようやくやる気も出てきたところで予定も立ててないままに休日に突入してしまいますので、土日も連休もただ無駄に過ごしてしまうということになるわけです。

皆さんも、まずは休日の予定を立てることを考えてください。その後に仕事の予定を立てるということをしてください。

できれば、休日と平日はかけ離れたことをするようにしてください。
休みの日には普段とはかけ離れたことをすることによって、休日によるメリットをより得ることができます

人生を左右する「計画の立て方」

今回は休日を有意義に過ごすための計画の重要性について紹介させてもらいましたが、この計画の立て方というものは、皆さんの人生や自分の目標を考える上でも重要になってくるもので、計画の立て方ひとつで、みなさんの夢や目指していることが実現するかどうかということは2倍から3倍も確率が変わるということが分かっています。

ちょっとした計画の立て方によって僕たちの人生は大きく違いが出るわけです。
この計画の立て方というものはただ細かく立てればいいということではありませんし、大きな目標や夢があればいいということでもありません。

ですから、そんな科学的に正しい計画の立て方について解説した動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。

できなかったことをできるようにする【科学的に正しい計画】の立て方

皆さんが目標や計画を立てたり、スケジュール帳などに予定や締め切りなどを記入したりする時に、ほんのちょっとしたことを気をつけるだけで、それが時間通りに終わったり目標を達成する確率を2倍から3倍に上げてしまうというテクニックについて解説したら内容になっています。

時間を上手に使いたい方へ

焦りと時間ストレスから自由になる超時間術

休日に限らず時間を無駄に過ごしてしまったと思う人は、時間に対する焦りに敏感な人が多いです。

例えば、やらなくてはならないことが多すぎて時間が足りないとなってしまうと、ただでさえやらないことは多くて時間も少ないのに、時間に対しての焦りが生まれてしまうと能力が下がりやすい人が一定数います。
これは誰でも下がってしまうものですが、特にその影響を受けやすい人がいるということです。

これは時間汚染と言われる概念ですが、時間がないという焦りによって僕たちはパフォーマンスが下がってしまい、そのパフォーマンスが下がったことにより本当に時間が足りなくなるということが起きるわけです。

焦っている時ほど仕事がはかどらないという人がいると思いますが、これはまさにこの時間汚染を起こしやすい人です。
このような場合には別の対策が必要になります。
そんな無駄なパフォーマンスの低下を抑えておよそ1週間に40時間ぐらいの自由な時間を作るための方法について解説した内容になっていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

「計画」「コントロール感」のためのおすすめ本

今回のおすすめの本としては、計画とコントロール感についてのおすすめ本を2冊紹介しておきます。

これは僕の書いた本ですが、時間の使い方だけでなく正しいスケジュールや計画の立て方について科学的に解説した内容になっています。

¥1,870 (2020/10/28 05:18:20時点 Amazon調べ-詳細)

先ほど紹介したようにコントロール感が僕たちの人生にとってはとても重要です。
仕事でも休日でも自分の力でそれをコントロールすることができているという感覚が僕たちを前に進めさせてくれるものです。
この本はそのためにとても役に立つと思います。

さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックが無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

今回のおすすめ動画
今回のおすすめ本
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本内容は、記載された参考資料のみならず、過去の動画を元に大胆な独自の考察したもので、あくまで一説です。ここでの結論は、記載された論文とは異なる場合があります。
参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19096200/
https://psycnet.apa.org/home

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