この知識はこんな方におすすめ
- 投資で損をしたくない
- 先行き不透明なので投資を始めたい
確実に儲かる投資?!
今回は、投資で確実に損をする人の考え方トップ5として紹介したいと思います。
まず、投資でこの方法で絶対に得をするとか必ず儲けさせますという人がいたとしたら、それは単なる詐欺師か頭の悪い人かどちらかです。
投資で確実に儲かるということはありえませんし、世界トップレベルの投資家の人たちと話をしたり本を読んでも、投資では6割勝って4割負けても十分だという世界です。
計算上は6割勝って4割負けるとしても資産としては毎年20%ずつ増えていくことになります。
この資産が毎年20%ずつ増えていくというのは、世界トップレベルのウォーレン・バフェットさんと同じぐらいのパフォーマンスを発揮しているということです。
ウォーレン・バフェットさんの場合にはこの20%を40年近くも続けることができているからすごいわけですが、さすがにここまで来ると次元が違う話になってきます。
ですから、投資で絶対に儲かる方法であったり必ず損はしないというような話があったとしたら、その人は間違いなく投資家ではありません。
仮にそんな方法があったとしても誰も教えないはずですから、その点には必ず注意してください。
投資にまつわる科学的な研究やトップの投資家たちの話や著書を見てみると、投資で絶対に勝つ方法はないけれど、確実に損をしてしまう考え方というものはあるということは一致しています。
つまり、絶対にしてはいけないことはあるわけですが、それをしたからといって絶対に勝つということはないというのが投資においてまず重要なことです。
そんな中で、今回は投資で確実に損をする人の考え方トップ5として、世界中のミリオネアや投資家等を対象にした研究でわかった考え方を紹介させてもらい、皆さんには少なくともこれらの考え方は避けてもらいご自分の投資や資産運用に役立てていただけたらと思います。
投資で損する人の考え方その1 :自分の頭で考えない
これはウォーレン・バフェットさんをはじめとする様々な投資家が全く同じようなことを言われていますが、儲かる話に簡単に飛びついたり、アナリストが言っていたとか他の投資家が勧めてきたという理由で株を買う人が結構いますが、これは最悪です。
やはり、自分の頭で考えない限りは良い投資はできません。
愚か者が最初にやることは賢い人が最後にやることだという言葉があります。
つまり、愚かな人がこれが儲かりそうだと最初に手をつけている頃には、賢い人たちはすでにそれを売って利益を確定させています。
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例えば、これからこの業界が儲かると世の中が盛り上がっている頃には、自分の頭で考える利口な人たちは、 もっと先にそれを見越してすでに買っています。
世の中が盛り上がって価格が上がった頃には、すでにそれを売って利益を確定させているわけです。
賢い人たちがやめる頃に愚かな人たちがそれを始めます。
他人の噂に流されたり他人の真似をすると、この罠にはまるだけで、結局不利な条件でモノを買うことになったりしますし、偶然それがうまくいったとしても自分の頭で考えることができない人はいつか必ず失敗します。
投資の世界ではギャンブルと同じで最後にゼロをかけたらすべてがゼロになります。
ですから、自分の頭で考えて成功するという経験を積まないと、投資の世界ではうまくいかないということです。
自分の頭で考えて失敗したという場合には痛い経験になるわけですが、自分の頭で考えることなくうまくいったとしてもそれは成功体験を積むことにはなりませんし、自分の頭で考えることなく失敗すると他の人のせいにすることができるので成長することはありません。
ですから、他人に流されたり他人の真似をするというのは、それがうまくいった場合でも失敗した場合でも決して良いことにはなりません。
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投資で損する人の考え方その2 : タイミングを狙う
多くの人が売るタイミングや買うタイミングがとても重要だと考えます。
ですが、実際には優秀な投資家でもベストタイミングで買うことはほぼ不可能です。
価格が上がりきってから売れることはほとんどないですし、最も下がりきった最安値で買えることもほとんどありません。
上がりきってから売ろうと思うと下がって損をしますし、下がりきってから買おうとすると買うタイミングをなくします。
ですから、誰でも上がりきってから売りたいという欲求と下がりきってから買いたいという欲求はあると思いますが、デイトレーディング的な感じでするのであれば、その上下の幅を少しだけ狭めてもらい、ほどほどに下がったところで買ってほどほどに上がったところで売るというようにしないと失敗します。
人間というものは欲張りな生き物ですから、この欲が人間の判断能力を下げてしまいます。
そのためほとんどの人が価格が下がりきったところで買うことはできないし、上がりきってから売れることもほぼないということになります。
どうしてももっと上がるかもしれないとか下がるかもしれないと考えてしまいます。
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投資で損する人の考え方その3 :うまい話を信じる
怪しい投資話や未公開株などの詐欺は耐えません。
普段投資をしていなかった人がそのような話を信じて騙されてしまったりすることがよくありますが、そもそもそのような儲かる話が一般の人の耳に入るはずがありません。
儲け話を他の人に教えるのは詐欺師かバカのどちらかです。
当然ですが、バカが本当に儲かる話を持ってこれるはずがありませんので、その話を信じて投資をしたとしても儲かるはずはありませんし、詐欺師を信じればその投資は紙くず同然になりむしり取られるだけです。
普通に考えて、自分が本当に儲けることができると思うのであれば、他人からお金を借りたい銀行からお金を借りて自分でそれをした方が絶対にいいはずです。
少なくとも投資を募るような勧誘はしません。
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投資で損する人の考え方その4 :一攫千金を狙う
多額の金融資産を持っているいわゆるミリオネアの人たちを調べた研究によると、彼らのほとんどは投資で大きく稼いだ人でもないし、起業家として大きく稼いだ人でもありませんでした。
ほとんどの人はコツコツと稼いで、その稼いだお金を地道に投資にまわして、長い時間を使って資産を築いた人たちでした。
実際のミリオネアは一攫千金で稼いでいる人はほとんどおらず、長い時間をかけて地道に資産を築いているのが一般的なミリオネアだということです。
僕たちがいわゆるミリオネアをイメージする時には、投資で一攫千金を当てたり、起業してそれをバイアウトして多額な資金を得た人たち、あるいは、いわゆる海外のセレブたちを想像すると思いますが、彼らはミリオネアの中でも20%ほどしかいないマイノリティです。
派手に大きく稼ぐ人はミリオネアの中にはほとんどいなくて、ほとんどのミリオネアが会社勤めなどをしながら、そこで得られる賃金をコツコツと貯めて、それをできるだけ消費を減らしながら少しずつ投資にまわして長い時間をかけて資産を作った人たちです。
一攫千金を狙って投資をする人はたいていの場合失敗します。
それでうまくいくのは本当の天才かただの偶然だけです。
投資で損する人の考え方その5 :投資で生活しようとする
特に若い人たちには覚えておいてもらいたいですが、投資だけで生活していこうと思うことはかなり難しいことです。
投資だけで生活していくことができる人は、よほどリスクを取ることが好きだったり生まれ持った才能に恵まれているような人だけです。
実際には、先ほど紹介したようにコツコツと地道に資産を築いていく人か、一定の資産を作ってそれを保全に回すために投資を考える人がほとんどです。
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もし皆さんの手元にある100万円の資産を1000万円にしようとか1億円にしようと思えば、かなりのリスクを取る必要があります。
急に10倍になるかもしれない投資というのは、急に1/10になるかもしれない可能性も同じぐらいにあるわけです。
変動が大きくリスクが高いものに投資しない限りは基本的には大きく稼ぐことはできません。
ですから、それを狙って一攫千金を考えるとほとんどの場合失敗してしまうわけです。
投資だけで生活しようと思えば当然一定の資産を築く必要があります。
仮に資産が1億円あったとして、それを10%で回したとしても年間1千万円ほどで、10%となるとかなり大変ですから5%で回したとなると年間500万円ほどになります。
ですから、普通に考えて少なくとも5千万円から1億円ぐらいの資産を作らない限りは、投資だけで生きていくことはかなり難しいわけです。
ですから、大抵の富裕層たちは半分は安全な資産として持っておいて残りの半分をリスクのある資産として運用しています。
よく昔から言われる方法としては、株式のようなリスク資産と不動産と債権に分ける財産3分法という考え方がありますが、投資だけで生活していこうと思うのであれば、まずは本業をしながら副業として投資をして、本業で稼いだお金を少しずつ投資にまわして地道に運用し、貯蓄と投資の二本立てでリスクを取ったり無理をすることなく時間をかけてミリオネアに近づいていくというのが最も健全なルートです。
投資だけで生きていくことを目指す人も結構多いようですが、いわゆるデイトレーダーのような人になると毎日が生きている心地がしないそうです。
常にモニターに張り付いて数字を追いかけていないといけないし、大きく儲かる時もあるかもしれませんが逆に損をする時もあります。
そうなるとリラックスする時間もどんどん減っていきますので、それが本当に豊かな人生と言えるのかと考えると、デイトレーダーでリスクを取ることがとても好きだというような人でなければ、それはかなりきつい人生になると思います。
投資だけで生活していくというのは普通の人には少なくともお勧めできません。
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今回はそんな投資で確実に損をしてしまう人の5つの考え方を紹介させてもらいました。
自分の頭で考えず他人に流される
タイミングを狙って欲望で失敗する
うまい儲け話を信じてしまう
一攫千金で大きく稼ごうとする
投資だけで生活していこうとする
いずれにしても、確実に得をするという言葉には皆さんは騙されないようにしてください。
投資を学ぶためのおすすめ本
こちらは少し長いですがストーリーとして小説を読むような気分で読んで頂けたらと思います。
もはや伝説のようなレベルの投資家であるウォーレン・バフェットさんが、子供の頃からどのように育ち、何を考えて投資をしているのかということがわかる本です。
この本では、ウォーレン・バフェットさんは、この本を書いたライターさんに、自分の話した内容よりももっとかっこ悪い話やみっともない話がある場合にはそちらを採用してほしいというぐらいオープンな切り口で書かれています。
よくある自伝では綺麗なところだけを切り取ってストーリーにしたり、やたらと脚色したりすることが多いですが、この本ではそんな部分がほとんどないと考えられますので、とても参考になると思います。
こちらは投資に関して僕が一番好きな本です。
この著者の方の考え方はとても面白くてウォーレン・バフェットさんも珍しく褒めた本として有名になりました。
ぜひこちらも読んでみてください。
ミリオネアになるためのおすすめ
実際のミリオネアたちを徹底的に調べた結果、ミリオネアになるための道には4つしかないということが分かっています。
この1つのうちのひとつに、芸能人や起業家のような大きく稼いでミリオネアになる人がいますが、これはかなりマイノリティでレアなケースです。
であれば、どうすればお金持ちになることができるのかという研究をまとめた動画です。
投資を学ぶためのおすすめ
純粋に投資を勉強してみたいとか、先行き不透明な時代だから投資に挑戦してみたいという方はこちらの動画を参考にしていただけたらと思います。
実際にプロの投資家として活躍していてファンドオブザイヤーも獲得している日本人の投資家の方がいて、その方と一緒にウォーレン・バフェットの投資の基礎について解説した内容になっています。
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リサーチ協力:パレオチャンネル