人間関係

あなたの近くにいる【わがままな奴】の正体が恐ろしすぎる

この知識はこんな方におすすめ

  • わがままで身勝手な人が周りにいる
  • どうしてあの人たちは平然と身勝手なことができるのか?

皆さんの周りにわがままな人はいませんか?

僕もどちらかというとわがままな方かもしれませんが、とんでもないわがままな人がいると思います。
ただわがままなだけでなく、自分の言ったことを都合よくねじ曲げたり、言っていないことを言ったかのように言うというような記憶障害なのではないかと思うぐらいのわがままな人がいると思います。

こんなわがままな人は治りません。
ちなみに、僕の場合はデータだけで反省します。
例えば、自分がこれはうまくいくだろうと思い何かしらの施策を打ったとして、それが間違っていたということが数字で示されたとしたら、自分が間違っていたから悪かったと反省します。

ところが、わがままな人はこんなことさえもしません。
この人たちはうまくいったら自分のおかげだと考え、失敗したら他人のせいにするかやむを得ない事情があったからだと考えて、どんな結果が出ても勝手に美化します

なぜあの人たちはいつまでも平然と勝手なことばかりをできるのか?

なぜこんなわがままな人たちはこのような考え方なのでしょうか。
しかも、このような勝手な人はいつまでたっても治らないものです。
このようなことでイライラしている人もいると思いますが、今回の知識を理解してもらえたら、彼らがいつまでたっても治らない理由が分かると思います。

そんな勝手でわがままな人がどうにかする方法を知りたいと思うかもしれませんが、他人を変えようとすることはとても難しいものです。
ですから、なぜあの人たちはあんな考え方なのかということをまずは理解すると、少しだけイライラは減ります。
そして、その後はそういったものをできるだけスルーしていくようにして、本当にダメな時は適切に対処するという話を今回は紹介させてもらいます。

チューリッヒ大学などの研究チームが行った研究で、3190人を対象に全部で5つの実験を行い、わがままがいつになっても治らないどうしようもない人は、そうでない人と何が違うのかということを調べようとしています。

結論としては、わがままで身勝手な人は、もはやそれはわざとではなく自分のことを認識できていません
自分がどのような行動を取ったとか何を考えていたのかということを簡単にねじ曲げてしまいます。
わがままな人は自分の記憶を改ざんしまくります。

しかも、それを無意識にしていますので、仮に本人が意識したとしても治りませんし、自分自身がわがままな行動をとっているかどうかということさえも認識していません

ですから、そんなわがままな身勝手な人はなんであんなことを平気で出来るのだろうかと悩んだことがある人もいるかもしれませんが、なぜそんなことができるのかと言うと彼らは記憶自体がおかしくなっているからです。

記憶自体を捻じ曲げている?!

実験では、参加者に一定額のお金を渡し、その中からボランティアに寄付する金額を決めてもらうようにお願いし、残りは自分でもらっても構わないと伝えました。
そして、その後に全員にいくら寄付したのか思い出してくださいとお願いし、正確な金額を思い出すことができたら、プラスアルファで賞金をあげるという話をしました。

つまり、参加者にそれぞれお金を渡して、その中からボランティアに自由に寄付してもらい、残りのお金は自分がもらっても構わないと伝え、しばらく時間をおいてから、いくら寄付したのかということを思い出してもらうということを行い、正確に金額を思い出すことができたらプラスアルファでお金がもらえるということを行ったわけです。

もらった金額を全てボランティアに寄付しなくてはいけないということではないので、例えば、今月はちょっと厳しくてお小遣いが少ないから、1万円もらっていたとしたら1000円だけ寄付して残りの9000円はもらっておこうとした人もいると思います。

当然そういう時もあるでしょうし、人は自分が良い状況でなければ他の人を助けることができないという時もあると思いますので、それは別に悪いことではありませんが、正しい金額を答えれば追加でお金をもらえるわけですから、普通の人であれば、今月はどうしても厳しかったのでやむを得ず1000円しか寄付できなかったということ正直に伝えるはずです。

ところが、わがままな人はここで恐ろしいことが起こります。
事前にこの実験では性格テストが行われていて、この性格テストでわがままで利己的な特徴が出ていた人ほど、なんと実際の金額よりも自分はたくさんの金額を寄付したと答えていました。

つまり、自分が寄付した金額を正確に言えば追加でお金がもらえるわけですし、実験者は誰がいくら寄付しているのかということを把握しているので、嘘をついてもバレるわけですが、にもかかわらず、自分は最初にもらったお金をより多く寄付していたと彼らは答えたわけです。

金銭的なインセンティブがあるにも関わらず、わがままな人は無意識に自分の行動をゆがめて、自分はたくさんの寄付をしたと報告していたということです。

例えば、1万円もらって5000円を寄付して残りの半分を自分がもらったとしたら、その後にいくら寄付したのか正確に答えることができたら追加でお金がもらえるわけですから、普通の人であれば半分もらって5000円寄付したと当たり前に答えて、追加でご褒美をもらって帰るはずです。

ところが、わがままな人は実際には1000円しか寄付していなかったとしても、自分でも気づかないうちに記憶が歪んでいて、平気で自分は普段からボランティアを意識しているので8000円寄付しましたと答えるわけです。
それによりご褒美のお金は貰えないわけですが、無意識のうちに自分の記憶を歪める方を優先しているわけです。

このようなわがままな人や利己的な人は、自分が得をすることを優先したり損得感情を働かせていると思われていますが、そんな損得勘定で動いたり利己的な人は、自分がいくら得をしていくら損をしているのかということさえも歪めてしまうので、そもそも自分のことを客観的に見ることができていません。

この研究では、他にもいろいろな実験を行なっています。
例えば、参加者の人たちにお金を渡してみんなで公平に分けてくださいとお願いをする実験があります。

当然、そこではわがままな人ほど自分がお金をたくさん取ろうとします。
1万円を2人で分けるように言われた時に、半分ずつにしようというのではなく、平然と相手に2000円渡し自分が8000円を取ろうとするのがわがままな人です。

このようなわがままな人に後から尋ねられると自分が8000円もらったとは絶対に言いません。
自分の記憶自体がゆがめられていて、そこでも平然と自分は公平にお金を分けたと言い切ります

つまり、わがままな人達は記憶の改ざんを起こしやすい性質を持っているので、自分が行ったわがままな過去の行動をいとも簡単に忘れてしまいます
なんとも恐ろしい話です。

「わがままな人に恩を売ることはできない」

ですから、わがままな人に対して恩を売ることはできないとよく言いますが、これも同じです。
わがままな人は誰かに何かをしてもらったとしても、それをすぐに忘れてしまいます。

こちらが何かをしてあげたのに、むしろ、向こうがこちらに何かをしてくれたというようなことを平気で言ってくるようなわがままな人がいると思います。
例えば、上司の尻拭いをいつも部下がしているのに、自分が部下の尻拭いをいつもしているというようなことを平気で言ってのける上司もいると思いますが、これは本当に記憶がおかしくなっています。
そうなると、いくら恩を売っても意味はないというのは頷ける話です。

記憶を改ざんし自分のいいイメージを作っていく

研究チームのコメントとしては、本当は良くないと思っているような行動を自分がする時に、道徳的なセルフイメージを守るためには自分の行動自体を忘れてしまうのが手っ取り早く、ほとんどの人は倫理的に行動しようとするため、間違った行動をとった時には道徳的なセルフイメージを保ちたいという欲求が強くなります。
この欲求が自分の非倫理的な行動を合理化するだけでなく、記憶を修正するモチベーションとしても働いてしまうということです。

つまり、わがままな人でも自分はいい人でありたいと思います。
でも、恐ろしいことにわがままな人はそれでも得をしたいと思うわけです。自分が得をして好き放題したいわけです。
そうなると、自分がわがままな得をする行動をしてその行動自体をさっさと忘れて、自分の中では自分がさもういい人であるかのようなイメージを作っていくということです。

記憶の改ざんが行われているというのが、このわがままな人の特徴でもありますし、もはや治ることもないわがままな人の特徴でもあります。

もし皆さんの周りにこのような記憶の改ざんが激しい人がいた場合には、その人には何かしてあげたとしても何のメリットもないと考えた方がいいでしょうし、その人と仕事で組んだりすると、あることないこと言われたりする可能性があるということを考えておいたほうがいいと思います。

そんな人とは仕事をしたり付き合ったりしないということが、人間関係では重要になってくるということです。

そんなわがままは治るのか?

ちなみに、これを直す方法としては人に指摘してもらうしかないそうです。
定期的に、自分がわがままになっていないかとか自分の行動が大丈夫なのかということを周囲の人に尋ねてチェックするということをしないと、僕も皆さんもわがままでとんでもない行動をとってしまう可能性があると考えておいたほうがいいと思います。

ですが、そもそもどうしようもないわがままな人はそんな確認は絶対にしないはずです。
そうなるとこれはかなり難しい問題だと思います。

このようなわがままな人の行動に巻き込まれた時にどうすればいいのかと言うと、いくらそれを指摘したところで、記憶の改ざんが行われているので自分はそんなことはしていないとかえって怒りだしたりしてしまいます。
ですから、基本的には相手にしないのが一番賢明な判断です。

身勝手なやばいやつらをスルーするために

自分で強烈な被害を被った時には当然しかるべき対処をするべきですが、それ以外はスルーした方がいいと思います。
今回のおすすめの動画としては、そんな嫌なやつをストレスなくスルーするための方法について解説した動画を紹介しておきます。

【嫌なやつ】をうまくやり過ごす話し方〜ハーバード大学研究から

こちらの動画は、嫌なやつをできるだけ最低限の労力でスルーするための技術について解説した内容になっています。
これができるようになるとかなり楽になると思いますので、ぜひ試してみていただけたらと思います。

迷惑を通り越して攻撃してくるやばい奴ら対策のために

いい人のふりして攻撃してくるカバートアグレッション対策

粘着質で攻撃してくるようなやばいやつもいると思います。
皆さんに対して迷惑をかけるということではなく、執拗に攻撃しようとしたり皆さんをコントロールしようとしてくるやばいやつのことをマニピュレーターと言いますが、これに対してはちゃんと対策する必要があります。
いい人のふりをして近づいてきて、皆さんのことを陰から攻撃してくるカバートアグレッションに対してはその対策法を学んでおいた方がいいと思いますので、こちらの動画も参考に勉強していただけたらと思います。

自分がわがままにならないためのおすすめ本

今回のおすすめの本としては、人間関係の対策ではなく自分がそんなわがままな人間にならないための本を紹介しておきます。
自分が変な思い込みに左右されたり記憶の改ざん起こしてしまわないためのバイアス対策の本を2冊紹介しておきます。

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン博士の本で、これは絶対に読んでもらいたいとても良い本ですからぜひチェックしてみてください。

¥1,540 (2020/10/22 11:16:39時点 Amazon調べ-詳細)

これは僕の本ですがバイアス対策をまとめた内容になっていますが、自分の思い込みを突破するための方法を解説していますので、こちらもぜひチェックしていただけたらと思います。

さらに、普段であれば1冊3000円ぐらいする僕のオーディオブックが今だけ無料で聞くことができるというキャンペーンをAmazon で行なっていますので、そちらのリンクも入れておきます。
1人1冊ですが完全に無料で聴くことができますので、まだの方はそちらもチェックしてみてください。

今回のおすすめ動画
今回のおすすめ本
¥1,540 (2020/10/22 11:16:39時点 Amazon調べ-詳細)

【通常3000円が今だけ無料】僕のオーディオブックがAmazonで無料で聞けます。詳しくは↓

超習慣術
知識を操る超読書術
自分を操る超集中力
人を操る禁断の文章術
後悔しない超選択術
ポジティブチェンジ
ポジティブ・ワード
※Audible無料体験にて1冊無料

リサーチ協力の鈴木祐さんの論文解説チャンネルもオススメです
Supported by Yu Suzuki  https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、参考資料および、動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32350253/

他のカテゴリーもチェック


他の人はこちらも検索しています

知識をさらに検索

この知識はどうでしたか?

-人間関係
-

Translate »

© 2020 Mentalist DaiGo Official Blog