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後悔ばかりの人生を抜け出すためのギロビッチタスク理論

投稿日:2019年5月12日 更新日:

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人生でしておかないと後悔することの特徴が分かりました。

誰でも、あの時あれをしておけばよかった、あんなことするべきでなかった・・・とか、色々なことを後悔したりするものです。
人間は後悔する生き物ですからこれは仕方ないものですが、もし、自分がしないと、あるいは、してしまうと、後悔するということが分かっていたら、その対処がしやすいはずです。
できるのであれば、人生の中で後悔はしたくないですし、後悔のない人生の方が楽しいはずです。何が将来の大きな後悔につながるのかということが、僕たちには分からないということが問題です。
人間は結局どのようなことに後悔をするのかということが、研究により分かっています。

後悔の念を抱きやすい行動とは

どのようなことをすると、あるいは、しないと、後悔しやすいのかということをコーネル大学のトーマス・ギロビッチさんという方が研究してくれています。とても面白い本を出されている社会心理学者です。
人間が後悔しやすい行動とは、どんな行動なのかということを調べてくれています。つまり、人間が後悔の念を抱きやすい行動の特徴を調べたということです。

人によって後悔することしないことは違うと思いますが、それは人それぞれ人生が違うから当然ですが、どのようなことに後悔の念を抱きやすいのかということを知っておき、皆さんそれぞれが自分の人生に当てはめて考えていただければ、良い結果に繋がるのではないでしょうか。

後悔の種類

ギロビッチさんは6つの実験を行われています。後悔の種類を二つのパターンに分けて、様々な実験を行うことによって、人間がどのように物事を後悔して、後悔の念を抱きやすい行動はどのようなものなのかいうことを調べてくれています。
二つのパターンに分けた後悔とは・・・

理想への後悔

自分がなりたい自分になれなかった、本当はしたかったのに素直になれなかった、もっとしたいことがあったのにできなかった、というような「やりたかったことができなかった後悔」です。

義務への後悔

やるべきことができなかった、社会的な役割を果たせなかった、というような「やるべきことをしなかった後悔」です。

どちらの方が、後悔の念が強くなったのかということを調べています。自分の夢や希望を果たせなかった後悔と義務としてするべきことをできなかった後悔のどちらの方が、後悔の念を引きずりメンタルにダメージを与えるのかということを調べたわけです。

実験では数百人単位の被験者を対象に後悔の念をはかっています。自分の人生で後悔したことを参加者に尋ねて、その後悔の内容から二つの後悔のうちどちらなのか分けて、どちらの方がより重い後悔の念を抱きやすいのかということ調べました。
その結果として、理想への後悔を体験する人の方が圧倒的に多かったということです。夢や希望を追いかけなかった理想への後悔を感じた人が72%に対して、やるべきことをやらなかったとか、やるべきでないことをしてしまったという義務への後悔を感じた人は28%しかいませんでした。単純計算で約3倍ぐらいの差があったということです。

人間というものは、どちらかというとやりたいことをやらなかった後悔の方が、後悔の念を感じやすいということです。

  • 理想への後悔:72%

  • 義務への後悔:28%

さらに、被験者たちに人生の後悔をリストアップしてもらいました。ほとんどの人がそのリストアップした半分以上が理想への後悔になりがちだったということです。
ですから、やるべきことをやらなかったとしても、それが後悔につながるということはそんなに多くはないけれど、自分がやりたかったことを犠牲にしてしまうと、後悔しやすいということです。

  • 大半は理想への後悔

人生の最大の効果を教えてくださいと尋ねると、76%の確率で理想への後悔を答えるということも分かっています。

  • 最大の後悔が理想への後悔:76%

結局もっとも後悔することとは

つまり結論としては、やるべき事とか社会的に果たすべき役割や、会社の立場や大人としての役割を果たさなければいけないと考えがちですし、多くの人がそう言いますが、人が死ぬ直前に後悔することは夢を追わなかった後悔です。自分の心に素直にならず、やりたいことができなかったということに対して後悔します

大人はこの義務のせいで夢を犠牲にしがちですが、そのために不幸になっているのではないかということがこの研究により分かります。

なぜ理想への後悔が残るのか

なぜ理想への後悔より義務への後悔の方が少ないのかというと、対処のしやすさがあるからです。
僕たちは理想を追いかけるよりも義務を果たす方が対処しやすいからです。仕事ではやるべきことをしていても、自分の人生に向き合ってやりたいことに挑戦するということをなぜかしません。それは理想の方が具体性が少なく難しいからです。

例えば、「仕事で取引先に挨拶に行く」ということになったら、やるべきことは明確です。「金曜日までにプレゼンの資料を作る」となっても、いたってやるべきことは明確です。何をすればいいのかということが明確になっています。
ところが、「いい家庭を作る」「幸せな人生を歩む」「趣味と仕事を両立する」というように、理想は明確さが足りません。ですから、具体的にどんな行動をとることが必要なのかが分からないので、理想というものはなかなか果たすことができませんし、それに割く時間がどんどん減ってしまいます。義務を果たすためのタスクばかりをこなしてしまい、その結果、理想に対しては何もできないまま時間だけが過ぎてしまうということが起こります。

理想には具体性を

何年も前からずっと挑戦してみたかったことがある人も多いのではないでしょうか。それは理想に対して具体性が足りていないから、普段の義務に追われてしまい、理想のタスクに時間を割くことができず、結果、理想への後悔が残ってしまうということです。
これが、なぜ僕たちが理想を追いかけないのかということに対しての答えです。

理想を曖昧なままにしないようにしましょう。
いつかチャンスが来たら、いつか思いついたら、今の仕事が落ち着いたら・・・、理想を具体化することなく先延ばししがちです。

曖昧な理想を前にした時の選択肢としては、苦しみながらも考え抜いて具体化するか、先延ばしするかのどちらかです。ほとんどの人が先延ばしをとります。理想に対しては、 義務タスクと同レベルの具体化を行わないと、その理想に手をつけようと人間は思うことができません
具体化することがとても大事です。

ギロビッチさんは素晴らしい本も出されていますが、素晴らしいことを言われています。ほとんどの人間は理想を追う際に、なぜか具体化ではなくひらめきを求めてしまいます。そのひらめきを待ってしまいます
ですが、実際はナイキのスローガンにもある“Just Do It.”が全てです。ひらめきやチャンスを待つのではなく、どのように具体化すれば、その理想に手をつけることができるのかということを考えることが必要です。実際に行動することによって、後からひらめきが生まれることもあります。

他人の目を気にしてしまう人もいます。これに対してもギロビッチさんは、他人の目を気にして行動しないことは馬鹿げていることで、大抵の人たちは僕たちが思っているよりも優しく協力的で、思っているほどこちらを気にしていないものだと言われています。
まずは行動し、そこからひらめきを求めたり、誰かに助けを求めることも大事だということです。

後悔しないためには、日常的に自分の理想と向き合い、それを具体化する習慣をつけるべきです。まずは具体的にどのようなことをすればいいのかということをリストアップすることからはじめてみましょう。

後悔しないためのおすすめ動画
たった5分でも驚きの効果!後悔しない選択をする方法
▶️https://www.nicovideo.jp/watch/1522676167

Researched by Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

Reference:https://psycnet.apa.org/doiLanding?doi=10.1037/emo0000326

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