挑戦・飛躍

目標ない方が人生うまくいく理由

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DaiGo MeNTaLiST

僕らは幼い頃から成功するためには目標設定をしっかりしようとか、目標を持つことが大事だと教えられてきましたが、目標設定は悪影響かもということが言われるようになってきましたのでご紹介します。

目標は立て方が大事なわけですが、実は従来から言われているような明確で具体的な目標設定は悪影響ではないかということがハーバード・ビジネス・スクールが出しているワーキング・ペーパーで言われていました。
これは、2009年に出されていたワーキング・ペーパーですが、過去の心理学的な実験や実例を集めて、「目標を設定すると上手くいく」とか「大きな夢を描くことが大事」と言われていることが実は間違っているのではとしたものです。
これはポジティブに考えすぎることのネガティブな影響と言えます。

僕も目標は立てます。目標というよりは予測です。プロセスも含めて予測を立てておくと目の前のことに集中できます。予測が見えているから、今これをしておけば大丈夫だと思えるわけです。
つまり、今何をするべきか?何に集中するべきか?ということを見極めるために目標というのは立てるべきであり、目標というよりは「予測」でないといけないはずです。目標=希望的観測になりすぎると残念なことになるということが、このワーキング・ペーパーでも言われています。

このワーキング・ペーパーが出た時には、心理学者でも目標設定が大事と言っている人もいましたので抗議も集中しました。
目標を決めるのがいいのか?目標を決めない方がいいのか?の二択でいうとどちらとも言えません。無理に目標を立てる必要はなく、「曖昧目標」といってフレキシブルな目標を立てるといいです。

達成率を上げるための曖昧目標の立て方はこちら↓
目標設定の方法に悩んだ場合はこちらを参考にしてください。

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目標設定の罠

1、視野が狭くなる

ゴールを絞り込むことで他のチャンスや可能性が見えなくなるということが起きます。
例えば、自分はこの会社でこれを成し遂げて成功するんだ!年収1000万円になるんだ!と決めたとします。普通の会社で年収1000万円というとかなり難しいですよね。フレキシブルな考えの人であれば、年収1000万円にするためには会社でするルートもあれば自分で起業するルートもあるし、会社の本業と副業を合わせるルートもあるから、自分なりに考えながらチャレンジしていこうと考えます。このように手段を曖昧にした目標にすれば可能性が見えます。ところが、今の会社で目の前の仕事を頑張る!昇進する!とゴールを絞り込むとこれにより可能性を逃すことになるということです。

ですから、目標を決めるのは良いですが目標を達成するためのルートを少なくとも3つ以上は持たないと意味がありませんということを僕はいつも言っています。目標を立てるときは視野が狭くなっていないかどうかを考えるようにしてください。

2、目標設定でモチベーションが下がる

大きな目標を設定するとモチベーションが下がる可能性があります。大きな目標は当然なかなか達成できないものです。ですからなかなかモチベーションが続きません。例えば、年始に大きすぎる目標を立てて2月頃にはヤバイかもと思い始め5月頃の1年が半分終わろうかとした頃に目標が全く進んでいなくて、もう今年はダメだと!と諦めるのが5月病です。
このような大きな目標に挫折するとメンタルへのダメージも大きいです。

ですから、目標を達成するためには、例えば1年の目標として立てるのであればその内の4〜6ヶ月はその目標を達成するためのスキルや達成するために必要な能力を高めるための時期だと考えて、最初から無理な目標を立てないことが大事です。いろんなことに手をつけていき手応えを確かめる期間を設けて、その先が見えてから目標を決めていくというのが良い方法です。

3、目標設定で長期的な利益が損なわれる

目標を設定すると、その目標に向けて達成しようとゴールに向けて頑張ります。そのゴールに向けて進もうとするあまり、例えば1年の目標では利益がなくとも、10年の目標で考えた場合にはより良い道があるのに気づかず見逃してしまうことが起きます。つまり、目標をガチガチに決めすぎると、将来的、長期的に損をする可能性があります

僕は、学生の時にほとんどアルバイトをしませんでした。それは、学生の時にアルバイトをして中途半端なお金を手にして遊んでしまうよりは、勉強できる時にはしっかり勉強して将来自分がビジネスをする時に大きく羽ばたけるように自分のスキルに差をつけておくべきだと考えたからです。
このように、長期的な利益や自分の可能性を考えておかないと、短期的な目標に縛られて結果損をしてしまいます

4、目標設定をすると失敗の可能性を高める

先程例に出した5月病になった、諦めかけている人たちが何をするかというと、ギャンブルで負け越した人たちと同じような行動を取ります。つまり、最初に大きな目標を立てて見通しが厳しくなり達成が危うくなったら無謀なことをしてしまうようになります。取るべきでないリスクを取るようになってしまいます。その結果、コツコツと無理をせず続けていけばリスクなく達成できたにもかかわらず無謀なことをして失敗するようになります。
自分の能力を地道に上げていき成長・達成すればいいのに、リスクの高いところに手を出してしまいかえって失敗してしまうということが起きますから気をつけましょう。

5、目標設定は倫理観を損なう

目標に近づけば近づくほど、その目標を達成するためにはどんな手段でも取ろうとしてしまいます。つまり、目標を設定している人のほうが目標を達成するためには倫理的ではない行動や非人道的な行動をとりがちということです。しかも、その目標達成に対する思いが強ければ強いほどその行動を自分が許容するようになってしまいます。
例えば、ネットワークビジネスで失敗する人です。これで成功する!と思いが強すぎてまわりの人間関係が壊れていることに気づかず結果的には失敗しているということが起きます。

6、目標を設定すると学ばなくなる

目標を設定すると、その目標を達成しさえすればいいと考えてしまい関連する成績やスコアの方に目がいってしまいます。その結果、自分がした小さな経験や失敗から学ぶことをしなくなります。成果・成績・ノルマ・・・などしか目に入らなくなり経験から学ぶということを出来なくなるということです。失敗から学ぶことをせず、振り返っている暇はない、すぐまた行動しなくては!と考えてしまいます。
学ぶ気持ちがなくなってしまうと、結果的に自分のスキルアップが出来なくなり意味も無くなります。

ご紹介したこれらは、当然といえば当然のことですが、目標設定することにも副作用があります。ただただ目標を持てばいいとか目標を大きくとかいうことではなく、良い側面があれば悪い側面もありますので、それを知っておかないと痛い目にあうこともあります。紹介したデメリットも理解した上で正しい目標設定をすることをおすすめします。

目標を持ってはダメということではなく、可能性を潰したり学習心を潰したりしない目標の設定をすることが大事です。
詳しく知りたい方は達成率を上げる「曖昧目標」の立て方をどうぞ
https://www.nicovideo.jp/watch/1546360744
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参考
http://www.hbs.edu/faculty/Publication%20Files/09-083.pdf

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