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面倒なお願いをスルーしつつ【自分の頼みを聞いてもらう】方法

2019年8月17日

面倒なお願いをスルーしつつ自分の頼みを聞いてもらう方法

DaiGo MeNTaLiST

面倒な頼みをスルーしてちゃっかりと自分のお願いを聞いてもらうというテクニックを紹介します。

これはコロンビアビジネススクールで行われた研究をもとにしていて、元々は価格交渉のテクニックですが、他人からされたお願いや自分がしたいお願いでも同じように使うことができます。

幅を持たせる価格交渉テクニック

この研究は簡単にいうと、価格交渉をする際には価格に幅を持たせて交渉した方が成功しやすいということを示唆してくれたものです。実際には5つの実験を行っていて、例えば、現実的なフリーマーケットの場で価格交渉をするとか、実際の街中のお店で価格交渉をする際に、どのようにすれば相手が価格交渉に応じてくれるのかということを調べています。
5つの実験を全てにおいて、幅を持たせた交渉を行った時が最も価格交渉に応じてくれたという結果が確認されています。

例えば、皆さんが一冊2000円の本を売りたい側だったとして値段を聞かれた際に、2000円ですと答えるよりも、2000円から3000円の間ぐらいでどうですか?というように、自分の売りたい価格を最低価格か真ん中あたりの価格にして幅を持たせて伝える方が、元々こちらが希望していた価格で売れる確率が高いということです。
逆の場合も同様です。売り手に3000円のものを2000円にしてもらいたいとしたら、ストレートに2000円にしてほしいと言うよりも、1500円から2000円ぐらいにしてほしいとお願いしたほうが相手が応じてくれる可能性が高かったということです。

これは、高額な商品を一緒に展示しておいて、それよりも手軽な金額の売れ筋の商品を売るというおとり戦略と同じです。最も金額の高い A コースとそれよりも少し安い B コース 、最も手軽な金額の C コースがあったとすると、真ん中の B コースが最も売れるというのも同じですが、幅を持たせることが重要なわけです。

お願いする場合も幅を持たせる

これは価格交渉や値引き交渉の場面だけでなく、例えば自分の給料を上げてもらいたい場面やお小遣いをあげてもらいたい場面でも使うことができます。オークションなどで価格がないものに価格をつける場合にも使うことができます。

お願いする場合にも幅を持たせてください。
例えば、何か仕事をお願いする場合も、してほしい仕事だけをストレートにお願いするのではなく、今仕事が立て込んでいるので、このあたりからこのあたりぐらいまでで手伝ってほしいけれどどれぐらいだったらお願いできるかと尋ねた方が応じてくれやすくなります。
これは、相手に選ばせることがとても重要だということです。
自分が価格を値切る場合にもある程度は相手に決めてもらいます。自分が売る場合にも相手にある程度は買取価格を決めてもらいます。
お願いをする場合にも、幅を持たせてその中で相手に決めてもらいます。逆にお願いをされた場合にも同様で、例えば、自分は今忙しいけれど、これぐらいからこれぐらいまでの間でしたら手伝えますと言って、その間で相手に決めてもらいます
もしくは、相手からお願いされた手伝いを受けたとして、自分が今後する仕事のある程度幅を持たせてその中で可能な範囲手伝ってほしいと逆にお願いをしておきます。お願いをされた際に自分もお願いをしておけば相手はそれを受けざるを得なくなります。

最後を相手に選ばせる

いずれにせよ、相手にお願いをしたり、お願いをスルーしたり、引き受けて逆に自分の面倒な仕事をお願いする場合には、相手に最後の部分だけを選んでもらうようにするということが上手なテクニックです。
幅を持たせた交渉や幅を持たせたお願いというものは、最も相手にイエスと言わせるやすくなるということです。
これは上司や目上の人にも使えるテクニックです。是非試してみてください。

上司を上手にコントロールして味方にするためのおすすめ動画
働きやすくなる上司を操る7つの話し方【ノースウェスタン大学】
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1557678603

リサーチ協力:Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

参照:https://psycnet.apa.org/doiLanding?doi=10.1037/pspi0000016


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