子育て 集中力

【超集中】子供の集中力を4倍にする育て方

2019年10月9日

DaiGo MeNTaLiST

この記事はこんな方におすすめ

  • 子供が勉強に集中できていない
  • これから子育てを始めるお父さんお母さん
  • 子育てを頑張られているお父さんお母さん

子供の集中力のために親ができることとは?

今回は子供の集中力を上げるための方法を紹介します。
子供の集中力がなかなか続かないということで悩む親御さんも多いのではないでしょうか。子供の集中力を上げるために親ができることは何でしょうか。

まず言っておきますが、親の集中力がなければ子供の集中力も育ちません。本来は、まずは自分の集中力を高めるところから考えてみてください。
集中力のためには意志力や自己コントロール能力が重要になります。目の前のことに集中するべき時に、そこから気が逸れたとしてもまた目の前のことに戻すことができる力がとても重要になります。そんな注意散漫を防ぐ力が重要だということです。
この力は人から人に伝染するものです。
ですから、意志力や自己コントロール能力が高い人、集中力が高い人の横に座るだけでも人間の集中力は上がります
例えば、皆さんがもし仕事で集中力を発揮したり成果を上げたいと思うのであれば、仕事ができる人の隣に座ると、自然と皆さんも仕事に集中できるようになります。

そういう意味では、子供にとっては身近にいる親や友達の集中力の高さが重要になってきます。
子供に対して勉強に集中しろと言いながら、スマホで LINE が鳴ったらすぐ返すようなことばかりしていたりスマホでゲームばかりしているような親だと、集中できないのは当然ということになります。
まずはその辺りを胸に手を当てて考えていただくことが必要ではあります。

子供の集中力が4倍になる親の条件

子供の集中力が4倍になる親の条件というものが分かっています。
2016年にインディアナ大学が1歳の子供達を集めて自由に遊んでいるところを観察するという実験を行っています。その際の親の反応を2つのグループに分けています。
子供が遊んでいる時の親の行動によって、子供達の集中力は変わるのかということを調べようとしたものです。つまり、まだ1歳の子供達に対しても親の行動によって集中力は変わるのかということを調べたわけです。
それによると、親の行動によって子供の集中力になんと4倍の差が出たということが確認されています。

子供が遊んでいる対象に対して親が注意を向け続けた場合

子供が遊んでいる対象に対して親が注意を向けなかった場合

例えば、子供がレゴのブロックで遊んでいたとしたら、親もそのブロックに集中して一緒に遊んだり子供が作っているものについて尋ねてみるなどをして、子供が興味を持っている物に対して親も興味を持っていることを親が示した場合と、子供がレゴで遊んでいる時にスマホを触ってみたり違うことをした場合に分けて、一定時間過ごしてもらってから、全ての子供達に対して集中力のテストを行いました。

その結果、子供が遊んでいる対象に対して注意を向けてくれる親に育てられた子供達は、そうでない親に比べて4倍も集中力が高くなっているということが分かっています。

子供が興味を示すことに自分も注意を向ける

子供は親が注意を向けている対象が気になるわけです。親の行動を真似したり親の持っているものをに興味を持ったりすると思います。
そういう意味では、子供に特定の者に注意を向けてほしいとか集中力を高めてほしいと思うのであれば、子供がしている行動や子供が興味を示している対象に対して親が集中してあげるということがとても重要になります。

子育ても決して簡単なことではありませんから、どうしても子育ての合間に LINE を返したりしてしまうのも分かりますが、子供が何かに強烈に興味を示して、皆さんがそれに対して子供に興味を持って欲しいと思っているのであれば、子供がそれをしている時には親もそこに集中力を向けてあげないといけません。

集中している子供の横でスマホとか…

ここで大きな問題が出てきます。
はっきり言って親の方が子供よりも集中力がありません
子供は一度スイッチが入るとずっと同じことで遊び続けるということもよくあると思います。僕も子供の頃は粘土で遊ぶのが大好きで1日中でもずっと遊んでいることもありましたし、レゴにはまった時には一日中レゴで遊んでレゴを持ったまま寝ているぐらいでした。
そうやって遊んでいるのも親が見てくれていると自分も楽しくなるわけです。
大人の場合はなかなかそこまでの集中力がないかと思います。

このようなひとつのことに注意を向け続ける力を鍛えると、その力は他のことにも活きてきます。
集中力というのは自己コントロール能力の問題ですから、自分の意識をどこに向けるかということを子供が本当に小さい時から学ぶことができるわけです。
その結果、意志力や自己コントロール能力を司る前頭葉が発達して、自在に自分が望む方向に集中力を向けることができて、それを向け続けることができる大人に育ちます
ところが、子供がひとつのことに集中して遊んでいる時に、親がそのことに注意を向けてあげないと、子供の集中力は育たないわけです。

ですから、うちの子供は集中力がなくって・・・と言っている時には、胸に手を当てて考えてみてください。
自分の子供が集中している対象、あるいは、興味を示している対象に対して、今まで自分は興味を示していただろうか、その横でスマホを触っていたりしなかっただろうか、他のことをしていなかっただろうかということを考えてみてください。

とはいえ、子育ては超マルチタスク

子供達が興味を持っているものに対して親が注意を向けるということを意識していただけるといいと思います。
ただ、これはなかなか難しいものです。
子供は夢中になるといつまででもそれをしていられますが、お母さんであれば晩御飯のことも考えないといけないし、ママ友とのことも考えないといけないかもしれないし、家事のことや家のことなど考えないといけないことがたくさんあるわけです。

子育てというものは極端なマルチタスクです。
男性が子育てに参加することも増えてきてはいますが、なかなか分担も難しいものですから、女性が子育てをしているという家庭が一般的には多いと思いますし、女性の負担が多くなりがちだと思います。
そうすると、どうしても子供にずっと付きっ切りというわけにはいかなくなります。

もちろん男女で協力するということはとても大事ですが、親が集中力を鍛えるということがいいと思います。
集中力は前述のとおり、感情のコントロールや自己コントロール能力と関わっていますので、例えば、子育てのストレスのせいでどか食いをしてしまったり子供にアタってしまったり旦那さんにキツい事を言って夫婦関係が悪くなったり、あるいは、仕事の影響が出たりという事を防ぐことができます。
このような感情のコントロールも集中力は同時に身につけることができるわけです。

そういう意味で、親が集中力を鍛えるということは、子供のためにも家庭のためにもなるし、仕事のためにもなる上に、自分の感情を平穏に保つことにつながります
皆さんも、ぜひ集中力を鍛えてもらい、子供が注意を向けている対象に自分も全力で集中してあげるという事を意識してもらえると、子供も集中力も高くなると思います。

子育てでは悩むことは色々とあると思います。ぜひこれらの記事も参考にしてみてください↓


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子育てや集中力を高めるためのおすすめの本と動画も紹介しておきますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

集中力を高めるためのおすすめ動画
切れそうな集中力を維持する11の心理テク【カルガリー大学研究から】
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1569210424

リサーチ協力:Yu Suzuki http://www.nicovideo.jp/paleo

参照:Chen Yu et al.(2016).The Social Origins of Sustained Attention in One-Year-Old Human Infants


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