成功法則の科学

あえて「何もしない」で超集中状態を作る方法

投稿日:2017年12月24日 更新日:

あえて「何もしない」で超集中状態を作る方法

集中している状態と何もしていない状態というのは結局のところ表裏一体です。

つまり何もしていない状態が集中状態をつくるし、集中状態をつくるには何もしていない状態をつくらなければならないわけです。

集中状態をつくるための"正しい"何もしない状態をつくる方法とは

人間はいろんなことやりすぎです。スマホ触っているときもそうなんですが、結局いろんなこと同時にやりすぎています。

方向性注意といって人間が特定の対象に集中力を向けられる限界が決まっていて、それを超えて集中しようとしても難しいわけです。
休憩中にスマホ触ったりゲームやったりとかしている人いますが、休憩になっていないので良くないです

集中しないでボーっとしている時間をつくらないと人間の集中力は回復しません。そういう意味でメリハリを付けて、集中力を発揮する時間と、何もしないでぼんやりしている時間をつくらないといけないんです。

あえて何もしないで超集中状態をつくる方法とはどういう方法かというと、何もしない時間をどれだけ積極的につくれるかということです。

本来は、猛烈な超集中状態が時間を産んでくれます。だから集中できる人は、何もしないぼんやりする時間もたくさん取れるはずです。

集中して早く仕事を終わらせたから何もしない時間をつくれる、ではなく、先に何もしないぼんやりする時間をつくっておいてください。それによって猛烈に集中できる時間が生まれるわけです。

そうすると、効率よく仕事を終わらせることが出来て、またのんびりする時間もとれます。そしてのんびり出来るから集中状態もつくれて・・・と好循環が生まれるわけです。

いきなり気合いで集中状態をつくろうとしても無理です。まずは何もしない時間をスケジュールに入れてください。
例えば、夕方5時以降は何もしないとか。何もしない予定をスケジュールに入れてください。

何もしないというのは集中力を使うことを何もしないという意味です。僕の場合だったら猫とたわむれるとか。
本でも勉強や仕事に関わる本ではなく、図鑑とかを何も考えずぼんやり眺めるのもいいです。何もしないでゴロゴロしていて、気が向いたら本を読んでもいいしみたいな感じです。

瞑想したり散歩したりも良いです。注意を特定の対象に向けないようなことです。

何もしない時間をまずは確保することによって集中力を高めましょう。

心配性な人は集中できない!扁桃体を鍛えて心配をなくす方法

特に何もしていないし時間もたくさんあるけれど集中できないという人もいます。

そういう人は、実は何かしています。何かしているというのは、人間の脳の集中が何かに持っていかれています
だから、何に持っていかれているのかを考えることが必要です。多いケースとしては、そういう人は心配事に持っていかれています

特に何もしていないのに集中できないとか方向性注意がはたらかないという人は、心配事とか未来への不安とか、自分はこのままでいいのかというような不安に脳の集中を持っていかれています。

不安とか心配事を抱えているときというのは、常にマルチタスクの状態ということです。だからその状態では、集中しようとか新しいことをしようとしてもミスをすることが多くなります。

自分に自身のない人が、仕事でミスをしたり、デートで失敗したりするのは、余計なことを考えてしまっているからです。目の前のことに集中することが出来ず失敗するわけです。

マルチタスクにならず集中するためには心配事をなくす必要もあるわけです。どうすれば心配事が無くなるのか?

扁桃体を鍛えれば良いんです。扁桃体を鍛えて心配とかを感じづらくして集中力を最大化することが大切です。

どうすればこの扁桃体を鍛えられるのか

瞑想したりとか、色んな方法がありますが、扁桃体を鍛えるとネガティブなものに反応しなくなるというのは、スタンフォード大学のローラ・カーステンセンさんの研究でわかっています。

デフォルトでネガティブなものに反応しない人がいます。どういう人かというと、歳をとった人達です。

年配者はネガティブなものに扁桃体が反応しませんでした。年をとると脳が色んな意味で萎縮して、その中でも恐怖とか不安を感じる扁桃体も萎縮します。そうすると、不安感や恐怖感が減ってくるわけです。

つまり扁桃体の働きを抑えることが出来れば恐怖感や不安感も減ります。かといって歳をとりましょうというわけにもいかないので、どうするか。

扁桃体を萎縮させることは出来ないので、それと反対の働きをする前頭葉を鍛えるようにします。前頭葉を鍛えることによって、扁桃体をコントロールすることが出来るわけです。

瞑想したり、定期的に運動したり、おすすめなのはボルダリングやキックボクシングです。

瞑想や運動をして前頭葉を鍛えてください。それにより扁桃体をコントロールできれば心配事や不安感を必要以上に感じなくなります。寝る前に不安を感じて寝れなくなることも無くなります。

何もしないことで最高の決断ができる無意識思考理論とは

僕達が持っている無意識の処理能力というのはとても高くて、無意識に委ねたほうが良い判断が出来ます。科学者によっては意識より無意識の方が10万倍以上処理能力が高いという人がいるぐらいです。

UTT(無意識的思考の理論)という理論があります。

答えが一つに決まっているもの以外は、あれこれ考えるのをあえて一回止めてみることによって良い結果が出るというものです。
これは、オランダの心理学者アプ・ディクステルホイスの研究により明らかにされています。

この実験では何が行われたかというと、明確にルールが決まっている問題ではなく、いろんな事象が絡み合っていてベストなものを選べないような問題を出します。具体的には車の購入を検討してもらうという問題です。

この問題に対して、意識を使ってひたすら購入するべきなのかどうなのか、その車を買おうかという考えるよりも、ある程度の一定時間考えたあと、一旦パズルをさせます。気を全く違うことにそらさせます。
考えがまとまらず悩んでいるところで一旦パズルをやってもらいます。車の選択については無意識状態にするんです。それからまた車の選択をしてもらいます。

こうやって、間にパズルをはさんだグループと、はさまずにずっと車の選択について考えたグループに分けます。
そうすると、一定時間パズルで気をそらしたグループのほうが良い判断ができました

つまり、未来についての判断や家を買うとか結婚相手を決めるとか、複雑な要素が絡み合った判断をする時には、意識でひたすら考えるより一旦無意識の方に投げてしまった方が良いわけです。

それが、UTT(無意識的思考の理論)です。

抽象度が高いとか、情報量が多い場合の判断は無意識を使ったほうが処理能力が高いのでより良い決断ができるわけです。答えが出ず悩んだ時は、一旦忘れて無意識状態を作ったほうが良いです。
この一旦忘れている無意識状態のときも脳は働いていないわけではなく無意識状態でちゃんと働いています。

だから次に考え始めた時に不思議と良い判断が出来ることになるわけです。

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