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人生でいちいち【大損する人の特徴】

人生でいちいち【大損する人の特徴】

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • 人間関係や投資で後悔ばかり
  • モノが捨てられない
  • 転職したいけれど…行動できない

人間関係と投資で大損する人の共通点

今回は人間関係と投資で大損する人の特徴を紹介させてもらいます。この二つには共通する特徴があるのではないかということを考察していきます。

人間関係でも投資でも損を重ねていく人の特徴とはどんなものだと思いますか? 共通する性質を持っています。なんとなく分かる人もいるかと思いますが、それは「損切り」です。
例えば、投資をしている時に意図せず下がってしまい自分が損をしたとします。その損をした時にすぐさま売却して終わらせてしまえばいいはずなのに、もちろんそれが上がる場合もあるからではありますが、なんとかその損を取り返すことがしたいと考えてしまい、結果的に更なる村を重ねてしまい、あの時に売っておけばよかったと後悔してしまうような損切りができない人は投資では大きな損をしやすくなります。

人生における「損切り」

これは実は人間関係でも同じです。人間関係に固執してしまったりする人も多いのではないでしょうか。
さらに、仕事でも同じです。この業界には未来がないなとか、自分は他の会社に行かないとやばいなと思いながらもなかなか行動できないという人も多いはずです。
同じようになかなか物が捨てられないという人もいるかと思いますが、これらはすべて損切りができないことによる現象だと言えます。

今決断すれば一番損をしないはずなのに、それを決断することができず先延ばししてしまうことで、さらなる損を作り出してしまうということにつながります。
なぜこのような損切りができないのかというと、自分が間違っていた、あるいは、自分が損をしているということを受け入れないといけないからです。
自分が判断を間違い損をしたということを受け入れて、これ以上の損をしないためにそこで決断するというのが損切りです。

もちろん諦めない気持ちというものも大事ではあります。
頑張り続けることで成果が出なかったものを成果が出るようにしていくことは良いことですが、自分の判断が間違っていて損をしたのに、それを認めることができないのは危険でしかありません。
その判断の間違いを認めて違う判断をすることもできるでしょうし、損をそこで止めるということもできるはずですが、それをすることなく、自分で未来を変えられるわけでもないのに、そこにしがみついてしまうということが起きると多くの場合悲惨な未来しか待っていません。

こんな目に遭わないために、この損切りをどのようにすればできるようになるのかということを今回は紹介させてもらいます。
損切りができないのは人生においてあらゆる面で不利でしかありません。自分が信じたものに執着してしまい、そのせいでどんどん傷が深まってしまいます。最初は小さな損でしかなかったのに、大きな損に繋がってしまう可能性があります。

マインドフルネスでサンクコストバイアスを軽減

どうすればこの損切りができるようになるのかと言うと、マインドフルネスの考え方をそのまま活かすことができます。
マインドフルネス瞑想は、自分はありのままに受け入れたり呼吸に注目することで、様々な効果があるということは今までも紹介してきましたが、このマインドフルネス瞑想は、損切りが出来なかったり非合理的な判断を軽減してくれるという研究があります。

この場合の非合理的な判断というのは、心理学や行動経済学ではサンクコストバイアスと言われますが、例えば、皆さんが1500円払って2時間の映画を見ようとして、映画が始まって冒頭ですぐにとてもつまらなくて見る価値がない映画だと思ったとします。見る価値がないし時間の無駄だと思ったにも関わらず、そのまま1500円がもったいないからと考えて最後まで映画を見るのか、1500円はもったいないけれどそれ以上に時間も無駄にしたくないのですぐに外に出るのか、皆さんはどちらを選びますか?
大抵の人が1500円払ったからと考えて最後まで映画を見てしまいますが、もし映画が始まって30分のところで損切りしていたら、1500円の損と30分の損だけで済んだわけです。
ところが、最後まで見てやはりつまらなかったら、1500円の損と2時間の損になるわけです。
これは読書でも同じです。できるだけ面白い本を選びたいとは思いますが、中にはどうしても面白くない本や知っていることばかりだなと思う本もあります。そんな時にさっと本を閉じてその本を読むのをやめることができるかどうかです。
このような合理的な判断がなかなかできないことをサンクコストバイアスと言います。

投資の世界であれば、新しい投資に100万円を支出するというのはかなり難しいことであっても、すでに200万円の損が出ている投資に対して、その200万円の損を取り返すために新たに100万円を支出するというのは割と簡単に考えてしまいます。
これも同様にサンクコストバイアスによるものです。

今回の研究では、自分の身の回りに起きることに感情移入することなくありのままに実況中継するかのようにしつつ、自分の感情や思考をただ観察するだけというマインドフルネス瞑想を行ったところ、このようなサンクコストバイアスを軽減することができるということが確認されています。

瞑想をすることで、自分の感情を一歩引いて客観的に見る、あるいは、自分の現状をありのままにただ受け入れるということを練習すると、皆さんが過去に払ったコストや失敗にとらわれることなく損切りができるようになるということです。

マインドフルネス瞑想に関しては、多くの研究では8週間ぐらい継続して行わないと効果が出ないとよく言われています。自分のメンタルや集中力を改善するためには、1日に20分ぐらいの瞑想を8週間ぐらい続けないと効果が現れないという実験がほとんどですが、この実験では、15分瞑想をして、それから判断するだけでも効果が確認されたということです。

そう考えると、短時間瞑想するだけで効果が現れるわけですから、皆さんが何かしらの判断を迫られていたり、損切りすべきかどうか悩んだ時には、軽く瞑想したりマインドフルネスのトレーニングを少しするだけでも、結果的に正しい判断ができるようになるのではないかと思います。

マインドフルネス瞑想については、色々な本や知識も紹介されていますが、いわゆるスピリチュアルなものではなく科学的な根拠のあるものであればどんなものでも参考にはなると思います。

人間関係・モノ・時間・仕事でも

正しく損切りができないと、最初は小さな損にしか過ぎなかったにも関わらず、更なる損を重ねてしまい結果的に大損してしまうことにつながります。
自分は投資とかはしないから関係ないという人もいると思いますが、投資以外でもこの損切りができないことは様々なネガティブな影響を与えます。

例えば、人間関係であれば、人間関係でストレスを受けたり色々な損を既にしているにもかかわらず、なんとなく嫌われるのを怖がったり、その人との関係を切ると何か大きな損をしてしまうのではないかと迷ってしまうことから、相手との関係を切ることができずずるずるといいように利用されてしまうとか、ストレスを抱えたまま生きてしまうということも起こります。

物の場合であれば、またいつか必要になるかもしれないと思ってしまい、目の前にある物をずっと片付けることができず、結果的にずっと置いておくようになります。
そうすると、徐々にそれが増えると片付けないといけないというプレッシャーが増えてきて、このプレッシャーのせいで作業効率が低下してしまうとか、家でゆっくりくつろぐと思っても、頭の中でずっと片付けないといけないということが片隅にあるために、十分にリラックスすることもできなかったり、集中力が低下してしまうということも起こります。
こうなると、集中する時もゆっくりくつろぐ時も、本来はそこから得ることができたメリットや利益が得られなくなってしまいます。
結局、その物を捨てた場合よりも、大きな損をする場合も起きるわけです。

僕もなかなか物を捨てられないタイプですが、なかなか捨てられない物がそこにあると、それが目に入るたびに毎回毎回捨てるべきか置いておくべきか判断しないといけなくなってしまいます。このように考えて悩んでしまうと、注意は逸れてしまい目の前のことに集中できなくなってしまいます。
であれば、捨ててしまった方が、その物の値段にもよりますが、自分の集中力を上げることや生産性を高めて新たな収入につなげるということを考えた方がメリットが出ることも考えるべきだということです。

予定も同じです。
何かの誘いを受けて、そもそもその予定から楽しさもメリットも感じられないにも関わらず、予定を尋ねられてスケジュール帳を見て空いていたから行きますと答えてしまう場合があるかと思います。
これもなんとなく断りにくいからということから起きてしまうことですが、これも今回と同じような考え方を持てば、断ることも出来るようになるわけです。

そして、最もひどい影響が出てしまうのは仕事です。
今の仕事に満足できないとか、今の仕事で自分の能力を発揮することもできないし今の仕事をずっと続けたいと思っているわけでもないのに、なんとなくダラダラと今のその仕事を続けてしまうというようなことをすると、そんなことをしている間にあっという間に人生は終わってしまいます

定年退職した人に、自分の人生での誇りや人生で成し遂げたことを質問したら、毎日毎日会社に通ってそれが何のための仕事なのかわからないけれど気が付いたら定年を迎えていたという人はとてもたくさんいます。
これが一番損切りができなくてひどい状況になってしまったケースではないでしょうか。

「諦めるチカラ」

ですから、この損切りができるようになっておくことは、投資に限らず人生においてとても大切なことです。
この損切りをするために重要なのは、今回紹介したマインドフルネス瞑想も重要ですが、結局は自分が損をしているということを認識することです。
自分が過去に抱いた夢や目標を諦めるということはとても難しいことです。それでも諦めないと次に進むことはできません。
夢は一旦諦めても構いません。それは一旦諦めて現状を把握して、現状できることに集中していった結果夢が手に入る可能性ももちろんあるわけです。

僕自身も、若い頃にはテレビに出て有名になったらたくさんお金を稼ぐことができるのではないかとか、自由な生活が手に入るのではないかとか、正直そんな気持ちもあってテレビに出ていた頃もありました。すると、とても忙しい上に意外とお金はもらえないし、嫌な気分になることも少なくなく、自分の思っていた状況とは違うということが起きるわけです。
そうすると、それは自分が思い描いていた夢とは違うわけです。このようなことが起きた時にそれを切ることができるかということです。
この時には、その思い描いていた夢とは違うことを切ると同時に、であれば今の自分が何ができるのか、あるいは、自分が今まで続けてきたことをどのように変えることができれば、当初思い描いていた自由な生活が手に入るのかということを考えることも大切です。

このように諦める力というのは、未来を切り開くための力です。
ただ諦めるのではなく、諦めて現実を受け入れて、その上で突破することが可能な部分に皆さんの力を集中して、それ以外のものは諦めて捨てるわけです。
諦めというものは、自分の可能性に対して、自分の持っているお金や時間や労力といったリソースを集中させるための大切な行為です。
今回はそんな諦めの力のためのおすすめの動画と本を紹介しておきます。

マインドフルネス瞑想についてはこちら

最夢を叶えるためのメンタルテクニック

諦める力を鍛えたいなら
【あきらめの科学】高すぎる理想と変えられない過去を捨て、未来を変える【ラディカルアクセプタンス】
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1573325283

ありのままの自分を受け入れるための本

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リサーチ協力
Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、参考資料を元にした、DaiGoの独断と偏見を含む考察により、科学の面白さを伝えるエンターテイメントです。そのため、この動画はあくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。 より正確な情報が必要な方は参考文献・関連研究をあたるか、信頼できる専門家に相談することをオススメします。 訂正や追加情報があれば、コメントなどに随時追記します。
参考:NSEAD: Debiasing the Mind through Meditation: Mindfulness and the Sunk Cost Bias
https://www.nicovideo.jp/watch/1456909727
https://www.nicovideo.jp/watch/1573325283


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