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最強の根回し術「ステルス・ストーミング」〜科学で社内政治を勝ち抜く方法

2019年5月27日

DaiGo MeNTaLiST

根回しは基本的には必要です。根回しが上手な人は社内政治をうまく立ち回れる人です。
この根回しのテクニックを科学的に紹介させてもらいます。

ステルス・ストーミング

この根回しのことを科学的にはステルス・ストーミングと言います。
IESEビジネススクールのパディ・ミラー博士が、企業がイノベーションを起こしたり成功するためにはやはり社内政治が必要だということを言われていましたが、2013年にレビュー論文を発表してくれています。
企業がイノベーションを起こしたり変わるためにはどうすればいいのかということと、会社の中でどのように人を動かし根回しするのかということに関する具体的な対策を示してくれている論文です。

抵抗勢力は必ずいる

新しいプロジェクトを始めようとする時には、必ず会社の中で抵抗勢力が現れます。それがどんなに良い事だから進めたいと思っても、なぜか抵抗勢力が出てきます。他人の邪魔をするのが好きな人がどうしても一定数はいるわけです。

会社の中で、好きなことをしたいのにいつも企画が通らないと悩みを感じたり、仕事が嫌になったり、それが原因で周りから嫌がらせを受けたりする人も結構いると思いますが、社内政治のテクニックを学んでおくと会社の中の人間関係は何とかなります。
会社の中で自分が新しいイノベーションを起こすような仕事をしたいのであれば、社内政治のテクニックは必要になります。
このような抵抗勢力と戦うためのテクニックがステルス・ストーミングです。

ステルス・ストーミングの3テクニック

ステルス・ストーミングには3つのテクニックがあります。

1. ステルス・スポンサー

2. ステルス・テスト

3. ステルス・リソーシング

1. ステルス・スポンサー

何か企画を通そうとする時には一番偉い人に話を通そうとしてしまいがちです。ある程度能力のある人であれば、社長に直談判すればと考えて行動する人がいますが、多くの場合失敗します。
トップに直談判して面白い企画を伝えたとします。そうするとその時は自分の下にいる人たちにどう思うかと意見を聞きます。意見を聞かれた人たちは自分の立場が一番なので、その企画を潰す人たちがいます。

ですから、まずは、その自分とトップの間の人たちにそれとなくアイデアを伝えておく事が必要です。特にそのような人たちの中で、皆さんが提示したいアイデアに近い知識を持っていたりそのジャンルに詳しい人を選んで、アドバイスを求めるようなスタンスで行った方がいいです。

皆さんを妨害してくる人たちは、皆さんがそれで成功すると困る人達です。
例えば、営業とは足で稼ぐものだと未だに考えていてITが苦手な人達がいたとします。そんな人達に一生懸命説得しても意味がありません。なぜかとオチは2つしかありません。営業とは足で稼ぐものだからそんなもの意味がないと言われて終わるか、それが自分たちが普段していることをはるかに上回る成果を出すものだと理解されたら全力で潰しにくるかのどちらかです。

だからこそ、自分よりも立場が上で近いジャンルの知識を持っているような人にアドバイスを求める形で近づいて仲間に引き込みます。他人にアドバイスを与えるということが、最も仲間になりやすいということが分かっています。アドバイスを求めるということは相手を仲間に引き込むということです。
ですから、アドバイスをできる人から仲間に引き込んでいきましょう。

続きの、2. ステルス・テスト、3. ステルス・リソーシングについては、こちらからどうぞ↓
最強の根回し術「ステルス・ストーミング」の続きと、仲間にすべき人の見抜き方
▶︎ https://www.nicovideo.jp/watch/1556983208

リサーチ協力 パレオな男 https://ch.nicovideo.jp/paleo

参考文献
Paddy Miller(2013)Innovation as Usual: How to Help Your People Bring Great Ideas to Life
Barbara Kellerman (2010)What Every Leader Needs to Know About Followers

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