学習法・記憶法

英語の聞き流しって意味ある?ない?答えがこちら

DaiGo MeNTaLiST

よく聞き流すだけの英語学習というものがありますが、実際に効果があるのでしょうか。

結論から言うと、効果はあります。効果はありますが、英語の聞き流しだけで喋れるようにはなりません。
ですから、語学学習を色々と勉強している人が、サブ的に聞き流しをするということには意味がありますが、英語が全く喋れない人や他の勉強を一切してない人が聞き流しをしてもあまり意味がないということです。

聞き流すだけでは喋れない

例えば、1997年にロチェスター大学が行った研究によると、サポートとしては使えるけれどメインの学習法として使うには意味がないということが分かっています。
この研究では、被験者たちに外国語の単語だけを聞かせるという実験を行なっています。耳を外国語に慣れさせるということは成り立つのかということを調べたものです。
被験者たちは、なんとなく言葉のリズムや文章構造を頭に入れることはできたということなので、そういう意味では、学習の効率をわずかでもサポートするためには、意味がわからなくても語学の聞き流しをするということは効果があるということもできます。

一方、聞き流すだけでは、語学は身につかないという研究もあります。
2001年にケンブリッジ大学が行ったレビューによると、意図的な繰り返しを行わなければ意味がないということが分かっています。つまり、自分が意味が分からない外国語をただ聞き流しているだけでは意味がなくて、自分が理解している単語を何度も繰り返したり、自分が使いたいと思っているシチュエーションを決めて、それに該当する文章をその意味が分かっている状態で何度も繰り返すという方法の方が効率は良いということです。

メインの勉強の効果を加速させるためのサポート

まとめると、僕たちは、どんな言葉をどのようなシチュエーションでどのように使うのかということを頭に入れた上で、それを何度も繰り返すというような意図的な練習を行うことには確かに価値があるわけです。これは当然です。このような勉強をしている上で、そのアシストとして、ネイティブの喋り方とか単語などを知り耳を鳴らすためであれば、効果はあるかもしれないということになります。聞き流しをするだけで英語が喋れるようになるかというと、それはありえないということです。

皆さんも、メインの勉強をしっかりしながら聞き流しも使うというのであれば、いいのではないでしょうか。

海外に転勤で行った人や海外で活躍しているスポーツ選手で、聞き流しでしゃべれるようになったという人がいますが、それは現地で当然言葉を聞くし喋らないといけないいろいろな状況があるので、アウトプットの練習ができているわけです。その練習を加速させるために聞き流しが効果があったということです。環境がメインの勉強をさせてくれています。
あくまで主たる勉強を行いながら、それを加速させるためになら効果があるということです。この点を勘違いしない方がいいです。
ぜひ参考にしてみてください。

第二言語習得論についてのおすすめ動画
最速で語学を身につける科学的手法
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1551758584

今回のおすすめ本

Researched by Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

Reference:Jan H. Hulstijn(2001)Intentional and incidental second language vocabulary learning: a reappraisal of elaboration, rehearsal and automaticity

タグ

-学習法・記憶法
-

Copyright© Mentalist DaiGo Official Blog , 2019 All Rights Reserved.