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目を見て話せ!の嘘〜目を見れなくてもうまく話せる方法

投稿日:2019年4月26日 更新日:

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目を合わせて話すことができないという人も多いのではないでしょうか。

人と話す時は目を見て話せという人が昔からよくいて、僕ももともとは目を合わせて話すことがとても苦手でした。

アイコンタクトは大切・・・

目を合わせて話すということは確かに重要ですが、一定時間以上目を合わせると相手にプレッシャーを与えることになります。目を合わせて話すことはいいかもしれないけれど、支配的に見えてしまい、逆に好感度が落ちるということもありますので、ほどほどが大事です。
経営者や交渉する立場の人が、目を見て話すことによって主導権を握ると考えている人もいます。ですが、主導権を握りたいのであれば、尚更目を合わせ続けてはダメで、合わせた目を上手にそらすことが大事です。相手に違和感を感じさせるようなタイミングで、目をわざとずらすことによって相手に不安を与える方法です。

基本的には、一定時間目を合わせて話すことが重要で、それにより好感度を与えることはできます。ただし、それよりも長く目を合わせ続けていると、気持ち悪いと思われたり支配的だと思われる可能性があります。よほど仲の良い人でない限り、かなり違和感を感じるはずです。

最も最適なアイコンタクトの時間は?

目を合わせるのであればどのくらい合わせればいいのでしょうか。
僕の場合は、あまり目を会わせないように今はしています。メンタリストとしてのイメージがあるので、僕が目を合わせると緊張してしまう人が多いです。軽く目を合わせただけで怖がられてしまうということさえあります。
このような特別な場合を除き、相手の印象を良くするにはどうすればいいのかということを紹介します。

結論としては・・・

3.3秒です。

約3秒ちょっと目を合わせた場合が、人間は緊張感を感じづらく親近感も抱きやすいということが分かっています。
これよりも短くなってしまうとか、全く目を合わせないとなると、不信感につながります。

ロンドン大学が行った研究で、498名の参加者に動画を見てもらう実験を行っています。その動画は、女性が自分の方をじっと見てくる動画で、その時間の変化によりどのような反応の違いが出るのかということを調べたことです。
0.1秒から10秒ぐらいの範囲で時間を変えて参加者の反応を調べたところ、最も印象の良いアイコンタクトの時間が3.3秒でした。被験者の瞳孔の開き具合や主観もチェックして、緊張感やストレスレベルから判断されています。

3.3秒が難しい・・・

つまり、3秒ぐらい目を合わせれば十分です。
ところが、この3秒をカウントするのが結構難しいものです。相手と会話をしながらカウントしていては、それこそ印象が悪くなってしまいます。

なぜ3秒に良い印象を感じるのかということを冷静に考えてみるとわかることですが、僕たちは無意識のうちに3.3秒ぐらい目を合わせてくれる人のことを好きになります。それは、相手が自分のことにちゃんと興味を持ってくれている時に、自然と目を合わせる時間が3.3秒程度だからです。支配しようと思っているわけでも、何かを強要しようとしているわけでもなく、ただ楽しく話を聞いているような時に、3.3秒ぐらい自然と目を合わせているということです。

3.3秒数えるというよりは、相手の話を興味を持ってちゃんと聞くようにすれば、自然と3.3秒ぐらいになるということです。

そもそも大切なのは・・・

僕ももともと苦手だったので分かりますが、そもそも目を合わせることが苦手だという人もいるかと思います。目を合わせることが苦手な人は、相手の眉間に注目しましょうとか、鼻に注目しましょうという話もよく聞きます。
3.3秒アイコンタクトすることが良いという研究とは、また別の研究で、相手がどれだけ自分のことを見てくれているのかということに気づいていないのではないかという研究もあります。
つまり、アイコンタクトしなくてもそんなに問題はないのではないかということです。興味を持って相手の話を聞くことが大事なのであって、アイコンタクトの時間というのは、それほど気にしなくていいのではないかという研究もあります。

  • 目を合わせるのであれば3.3秒

  • 目を合わせなくても、相手の話に興味を持って話を聞くことができて、楽しく会話をできるのであれば全く問題がない

ということです。

むしろ大事なのは、目を合わせることよりも、対人不安や人と話す時の抵抗感を減らすことです。

エディスコーワン大学の論文で46人の学生を対象に行った実験があります。研究者たちが、初対面の学生たちと4分間だけ会話してもらい、その際、2つのパターンに分かれて学生たちと会話をしました。

  • 総時間の77%アイコンタクトとった場合
  • 総時間の25%アイコンタクトを取った場合

これによりどれぐらい印象が変わるのかということを調べたものです。さらに会話の際に、眼球の動きをトラッキングするメガネをかけてもらい、学生たちの目線の動きも調べました。これは、相手のアイコンタクトの量に対して、本当に気づいて気にしているのかということを調べたものです。
結論としては、主観のレベルでは、 アイコンタクトの時間にかかわらず、同じぐらい目を合わせてきたと感じているし、同じぐらい会話も楽しんでいました。
実際の会話の中では、アイコンタクトや視線よりも会話の内容に注目するので、目を見ても見なくても関係がないし、そもそも気づかないということです。

全く目を合わせないのは問題外ですが、一生懸命緊張を押し殺してアイコンタクトを取ったとしても、そんなに意味はないし気づいてももらえないとなります。
それよりも、目を合わせないと信用してもらえないのではないかとか、印象が悪くなるのではないかという不安によって、会話がうまくいかなくなってしまうという事の方が問題です。

目を見て話している人が信用されるのは、目を見て話しているからではなく、不安感が少なくリラックスして喋っているから信用されているだけなのではないかということです。
無駄な緊張感をできるだけ減らして、会話を楽しめるように練習しましょう。

対人不安を減らして会話を楽しむためのおすすめ動画
コミュ力を高める対人不安克服法
▶️https://www.nicovideo.jp/watch/1546704423

参考文献
https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0301006619827486?journalCode=peca
http://eprints.nottingham.ac.uk/34694/

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