この知識はこんな方におすすめ
- 気の合わない相手がいる
- 仕事上の人間関係を楽にしたい
今回は、どうにもやりづらい同僚や上司や部下との付き合い方について、それを楽にしてくれる方法を解説したいと思います。
僕は最近苦手な人とは付き合わなくてもよくなったのでそれほど使っていませんが、以前はよく使っていた方法です。
結構実践的なテクニックですので参考にしていただけたらと思います。
相手のおすすめの本を尋ねる
これはとても簡単な方法で、相手におすすめの本を尋ねてみてください。
相手のおすすめの本や人生を変えてくれたような本はどんな本があるのかということを質問して、その本を実際に自分でも読んでみるというのが最も簡単で効果的な方法です。
人間というものは本や作品などに結構大きな影響を受けているもので、記憶に残っているような本や映画作品によって自分自身の人格や考え方が形成されるということが結構あります。
特に仕事上の関係であれば、「仕事上最も大きな影響を与えてくれた本は何ですか」と尋ねてみると大抵の場合何かしら本を教えてくれると思います。
その本が分かると、その人はその本をベースに物事の考え方が作られている可能性が高いですし、さらに、相手はその本をお勧めした以上その本に書いてある内容や考え方に沿った行動をした場合には肯定せざるを得なくなります。
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ですから、相手の人生を変えてくれた本や仕事に対して大きな影響を与えてくれた本を教えてもらい、それをできれば実際に読んでみてください。
読めない場合は要約や書評などでもいいと思いますがある程度内容を理解しておくと、相手の考え方を理解することも出来ますし、そこからどのように提案や相談をしたり会話をすれば心をつかむことができるのかということも見えてきます。
もし、それを直接聞くことが出来るまでの関係ではない場合には、その相手ぐらいの年代の人たちが好みそうなビジネス本を読んでみるというのもいいと思います。
これはとても簡単なことですが非常に強力な方法です。
僕は科学を信じていますが、その僕がスピリチュアルな人と話そうとしたら普通に考えて話は合わないわけです。
今でこそ好きな人としか付き合わなくても構わなくなりましたが、以前は仕事上付き合わざるを得ない関係も当然ありましたし、そんな経営者の中には占いやスピリチュアルをとても好きな人も結構いるものです。
これな人は影響を受けている本が必ずあります。
そのような本を概要だけでもいいので把握しておくとそれだけで結構会話が盛り上がります。
相手の思想を理解するとコミュニケーションは楽になる
今回のおすすめの本として、そのような使い方ができる本をいくつか紹介しておきますが、例えば、『孫子の兵法』や『マキャベリの君主論』、松下幸之助さんの経営論などを参考にしているビジネスマンは結構いますので、このような本を軽く読んでおくと自分の人生にももちろん役に立ちますし、そのようなビジネスマンとのコミュニケーションも楽になります。
仮にその考え方としては同意できなかったとしても、その本を使うことで相手の思想を理解することができます。
相手の思想を理解するとコミュニケーションはとても楽になるものです。
ですから、仕事上の関係で上司とかであれば、『孫子の兵法』や『マキャベリの君主論』、松下幸之助さんの本などは押さえておくといいと思います。
少し下の世代になってくると、例えば、ナポレオンヒルの『思考は現実化する』という本であったりフランクリン・コヴィー博士の『7つの習慣』などの自己啓発系の本も読んでいるでしょうし、実際に読むと結構勉強にもなります。
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これを普通に読んで自分で活かそうとすると曖昧な内容で綺麗事ばかりだと感じるかもしれませんが、誰でも綺麗事を並べたいという欲求は必ず持っています。
ですから、なぜあの人はあんなに綺麗ごとばかり言うのだろうかとか、なぜあんな夢物語ばかりを語るのだろうと感じる人もいるかもしれませんが、その考え方の元になるような内容を理解することができます。
古典系の本や営業にまつわる本など、今更僕たちが読んでも大して役に立たないような気がするかもしれませんが、意外とこのような本というものは人間の思想を形作っているものですから、そのような使い方をしてみるというのも結構面白いのではないかと思います。
デール・カーネギーさんの『人を動かす』という本も内容自体結構役に立つと思いますし、このような使い方ができる本だと思います。
営業とはこうあるべきだというような営業論にまつわる本はたくさんありますが、『最短で成功する営業力』という本はたまたま僕は読む機会があり読みましたが、サクッと読めて考え方を教えてくれる読みやすい本で、僕はそもそも営業しなくていいのが一番の営業だと思っているので、実際にそれが営業に役に立つかどうかというと何とも言えないとは思いますが、これを自分の営業のために使うというよりは、皆さんの上司の中には営業とは足で稼ぐものだというような根性論の人たちも結構いるでしょうから、そんな人の思想を理解することもできると思います。
世代間の考え方の違いも本で理解できる
自分は営業が向いていないと思っているけれど営業に配属されて、どうにも周りの上司や同僚と意見が合わないと感じた時にこの本を読むと、周りの人が営業というものに対してどのように考えているのかということを理解することができます。
営業の教科書として使うというよりは、営業をしていたりそれにまつわる仕事をしている人たちとのコミュニケーションのための教科書として使うためには非常に使える本だと思いました。
営業やマーケティングというものは商品やサービスを売ることが最終的には目的になるわけですから、特に今のネットの時代になってくると営業論というものが必要なのだろうかと感じることもあるとは思いますが、それでもやはり企業にとっては営業というものは必要でしょうし形は変わっても営業部というものもなくならないと思います。
根性論のような営業としての考え方まで身につける必要はありませんが、そもそも営業とはどんなものなのかという考え方自体を理解している人は当然ですが話も合いますし気に入られるということも多くなると思います。
上司や取引先との関係を良くするために彼らの営業に対する考え方を勉強するという点では結構使える本だと思います。
まとめると、相手が参考にした本や相手の思想の元になっている本を読んでみるようにしてみてください。
相手から直接おすすめの本を聞いてもいいでしょうし相手の世代から考えて選んでみてもいいと思います。
人の欲求を上手く刺激する方法
この方法が使えたらどれだけ強力かということはカラオケに例えるとわかりやすいと思います。
わりと年配の松田聖子さんが好きな世代の人たちの前で、普通に考えて世代的に知らないだろうと思われるような20代の若い子が松田聖子さんを歌ったらかなり喜んでくれるでしょうし盛り上がると思います。
人間は自分が若い時に影響を受けてそのおかげで人生が変わったとか価値があると感じているものを認めてほしいという欲求が必ずあります。
ですから、おすすめの本を尋ねて実際に買うだけでもかわいがってくれるでしょうし、サクッと読んで大枠の考え方だけでも理解しておいて、相手と会話をする時に、そういえばあの時教えてもらった本のこの部分が先日営業する時に実際に役に立ったというような話をするとかなり喜んでくれるでしょうし目をかけてくれることになると思います。
相手の考え方に対して直接褒め称えるようなことをするとわざとらしくなってしまいますが、相手がおすすめしてくれた本を参考にしていますというのは、決してわざとらしくならないのに相手をかなり強く認めることとして伝わります。
上司や部下や同僚などでやりづらい相手とうまく付き合うには非常に効果的な方法ですので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
相手のおすすめの本を尋ねるというのはコミュニケーションに役に立つということを今回は紹介させてもらいました。
いくつか多くの人に読まれているおすすめの本を紹介しておきますので、そちらから選んでみてもらってもいいと思いますし、出来れば相手から直接聞くようにしてみてください。
人付き合いが楽になるおすすめ
今回のおすすめの動画としては、さらに掘り下げて働きやすくなるための上司の操り方について解説した動画を紹介しておきます。
上司をうまく気分よくさせて働きやすくなる環境を作るためにも使うことができますし、ママ友との関係で使うこともできる方法を解説しています。
知識のNetflix-Dラボ-は今なら20日間無料で使うことも出来ますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
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リサーチ協力:パレオチャンネル
免責事項:本内容は科学の面白さを伝えることを目的としたエンタメです。なるべく多くの方に、科学的思考に興味を持ってもらうために、参考資料や過去の動画を元に、大胆な独自の考察したもので、事実を確定するものではなく、あくまで一説です。動画の結論は実際の研究とは異なる場合があります。
僕は文献を読むのが好きなタダの理系であり、専門家ではありません。また、多くの科学者とも同じように人間ですから、間違うことも多々あります。実際に知識を利用する際にはご自分で調査するか、専門家に相談してください。