お金・ビジネス

ロシア情勢でむしろ加速する【デジタル通貨の未来予測】

房 広治さん(GVE CEO)と対談

先日、仮想通貨の未来について房さんと対談させてもらいました。

あなたの集中力が続かない本当の理由は…

年始に立てた目標がすでに挫折したとか、五月病でやる気が出ないとか、人生がなかなかうまくいかないという人もいると思います。今回は、人間のやる気が続かない理由から、自己コントロール能力を発揮して、やるべきことをやり、やるべきでないことをやらないように自分を抑えたり、長期的な視点をもって計画的に行動をできるようになる方法まで解説させてもらいます。

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房さんは、ニコニコやDラボを見られている方はご存知の方も多いと思いますが、僕がアナザースカイという番組でオックスフォードに行かせてもらった時に、通常では入れないところに入れるようにしてくれてお世話になった方です。
その頃からお付き合いさせてもらっている投資家の方で、おそらく今一番力を入れているのはGVEという会社で、そこで CEO を務められています。
前回に引き続きお話しをお伺いしたいと思います。

先日デジタルマネーについての本も出されていて、とても勉強になるのでおすすめです。
特に、ロシア情勢で世界が大変なことになっていて、今後デジタルマネーがどのような動きをするのか気になる方も多いと思います。
日本にはとても価値があるものがたくさんあるのに、それがどれだけ一般の人に理解されていないかということもわかる本です。

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ロシア情勢を受けての今後

1800年代のアメリカのゴールドラッシュで一番儲けたのは、金を掘りに行った人間ではありませんでした。
一番儲けたのはツルハシを売った人とデニムを売った人、そして金融屋でした。
ジーンズを売ったリーバイスとツルハシやスコップを売ったジェイコブス、そして、金融で成功したウェルズ・ファーゴ社です。

投資の観点から考えると、仮想通貨やデジタルマネーもこれと同じです。
2016年の頃にニコニコで対談させてもらった時に、紙幣や硬貨がいつまでも使われるはずはないという話になり、そこから実際に房さんは行動されて今GVEという会社で挑戦されています。

デジタル通貨の5つのポイント

房さんは通貨のデジタル化を考えた時に5つのポイントがあると言われています。

ポイント1 :スピード
ポイント2 :利便性
ポイント3 :セキュリティ
ポイント4 :ローコスト・オペレーション
ポイント5 :インターオペラビリティ(相互運用性)

この5つすべてを抑えるプラットホームができればという発想から房さんの挑戦は始まっています。

先日、ロシアでトヨタの関連会社がサイバー攻撃を受けたという話がありました。
セキュリティに関しては、日本はかなり平和ボケになっていて専門家たちの中でも世界的に見るとズレた話をしています。

例えば、エストニアはロシアに3回もハッキングされています。
専門家たちはそれを知らずにエストニアに視察に行っていて、当然ですがエストニア側はそれを自ら言ったりはしません。
そんなことも知らずにエストニアのデジタル化政策を真似しようとしている人もいるぐらいです。

「セキュリティ」の重要性が高まる!

セキュリティは5つのポイントの中でも最も重要です。
銀行口座にお金を入れていれば安心と思っている人も多いでしょうが、日本の銀行のセキュリティレベルははっきりいってかなり低いです。
フィッシング詐欺のメールも未だにたくさん届くと思いますが、これも個人情報の管理のレベルが低いということを表しています。

日下部さんという素晴らしい技術者が作ったFeliCaはそのような問題がありません。
これを使ったSuicaは今まで一度もハッキングされたことがないシステムです。
これに関しては詳しくはこちらの本が参考になると思います。

増補新版 フェリカの真実:電子マネーからデジタル通貨ヘ

房さんは日下部さんの技術を使って、セキュリティ的には量子コンピューターが出てきたとしても万全なレベルを考えられています。
これによってハッキングされることがないデジタルマネーを作ろうとしているのがGVEという会社です。

これまでセキュリティの重要性について房さんがいくら言っても、理解はしても興味を示さない国が多かったそうですが、これがロシア情勢によってかなり変わってきているそうです。
旧ソ連の時代には地域ごとにそれぞれ重点作業を作っていて、IT産業を育てようとしたのがウクライナでした。
それによって現代でもウクライナはIT産業が発達していて、 ロシアのサイバー攻撃に対処することもできているのではないかと考えられます。

世界のデジタル通貨事情とセキュリティ

電子通貨については、逆に先進国よりも後進国の方が、余計なコストがかからないために普及している傾向があります。
僕も地方に行った時ぐらいにしか現金を使うことはありませんが、海外だと逆に地方だと現金を使えないと言われることも多いくらいです。

現金を輸送するコストだけでもGDP の1.6%ぐらいの費用がかかっています。日本の場合であればATM のシステムコストも含めると8兆円かかっています
これが世界中で行われているわけですから、とんでもないお金が使われています。

これをスマホとクラウドだけで全て完結するようにすれば、無駄なコストを浮かせることもできますし、先ほどの5つのポイントを全て満たすことができるのではないかと房さんが進めてきたプラットホームが今年中にようやく形になる予定だそうです。

今のコンピューターであれば、そのセキュリティを正面から突破しようとすると10万年とかかかったりするので、時間的な面でハッキングが不可能だと言われているだけです。
これが量子コンピューターの時代になれば、10万年の計算も数分や数秒で出来るようになるわけですから、今あるセキュリティシステムは全て意味がなくなるのではないかと言われています。

ハッキングするような人が量子コンピューターを手に入れる時代は来ないと言われていましたが、ロシア情勢を見ていると、国レベルで考えるとその危険性も少なくないような気がしてきます

房さんのデジタル通貨の未来予測

コロナの影響もありデジタル化は様々な分野で進んでいます。
それに加えてロシア情勢によってさらに加速すると思います。

アルメニアは300万人ほどしかいない国ですが、昨年情報の流出がありセキュリティにとてもセンシティブになっている状況です。
今回のウクライナの問題が起きて、デジタル通貨の導入に興味があると首相が言ってくれているそうです。
今後セキュリティの問題がより話題になることは間違いありません

房さんはApple や Google の方々とも交流があるそうで、彼らが成長し続ける理由もセキュリティを重要視しているからではないかと言われています。
これからはセキュリティに対するノウハウがある企業とそうでない企業の差が開くと思います。

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デジタル人民元の一人勝ちの時代が来ると言っている人もいますが、今のような状況になってくると違う時代も考えられるのではないかと思います。
デジタル人民元の構造はアリペイがしていたことをそのまま国がしているような状態なので、様々なシステムをくっつけているような構造です。
ひとつのシステムで完結するものではないのでセキュリティ的にも微妙な気がします。

複数のシステムを接続するとその接続する部分がセキュリティ的に弱くなります
Apple Pay とVISA も、その接続部分に脆弱性があるとされてバーミンガム大学の工学部が実験内容を YouTube にあげています。

ストレート・スルー・プロセスで最初から最後まで一社で全てをやっていると、このような問題は起こりにくくなります。
そういう意味では、みずほ銀行のシステム障害も同じような事が原因のような気がします。

日下部さん曰く、FeliCaのシステムを作った時の基本を知っている人は3人しかいないそうです。
このぐらいまで人数を絞っておくと、基本的に全体を把握することができるのでシステムに何か問題があった時も修復がすぐにできます。

これは軍事レベルのセキュリティに関しても同じで、大抵の場合セキュリティの問題は内部犯行が関わっているそうです。
だからこそ、人数がたくさん関わっているシステムはセキュリティが弱い傾向があるということです。

ここから先は、さらにロシア情勢で加速するデジタル通貨の未来について踏み込んだ話をお聞きします。
続きは今回のおすすめの動画からチェックしてみてください。

さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

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▶︎GVEについて
ホームページ▷https://gve.co.jp/

CBDCのプラットフォームを展開するGVE(株)、想定時価総額で2,242億円となりユニコーン企業へ躍進

PR TIMES▶https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000002714.html

▶︎本日の先生
房 広治 GVE CEO

1982年に早稲田大学理工学部卒業を機にイギリス留学。1987年に英国系のインベストメントバンクに就職し、M&Aを手がける。1998年にはUBS信託銀行の社長に就任。2000年にクレディ・スイス証券にて、同社が買収したDLJディレクトSFG証券(現:楽天証券)の社外役員を務めた。2004年に独立し、2005年2月からサンドリンガムファンドを始めた。2006年にはEMCOM傘下の上場会社が買収し、EMCOMの取締役に就任。EMCOMで高速FXシステムの開発をし、日本のFX市場の過半数のマーケットシェアを獲得。2017年にGVE株式会社を創業する。

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