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頭がよくなるゲームのやり方【脳トレより効果的】

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この知識はこんな方におすすめ

  • ゲームで頭が良くなりたい
  • ゲームをより効率よく楽しみたい

ゲームの驚くべき効果とは?!

今自粛中で自宅でゲームをしている人も多いと思います。
今回は、頭が良くなるゲームのやり方について紹介させてもらいます。

よくゲーム脳とか言われて、ゲームをする時間は1時間にするべきだというようなよくわからない条例を出されている自治体もあるそうですが、はっきり言ってそこには科学的根拠は皆無です。

ゲームを禁止するのであれば、むしろテレビを禁止した方がいいと思います。
なぜかと言うと、テレビとゲームの違いとしては、昔のゲームはともかく、最近のゲームはリアルタイムでの判断能力が必要であったり推測能力が必要だったりもしますし、バーチャルな世界だけれども実際の世界で必要な能力を使うゲームが結構増えています。

ゲームをすることで頭が悪くなるというのは、テレビのようにずっと受け身になってしまうものをずっと見ているのが良くないというだけです。

実際に自分の能力を使うという意味では、最近の研究では、実は変な脳トレよりも効果があると言われています
脳トレの効果については結構怪しいとも言われていますが、ゲームについてはわりと確実に効果があると言われています。

まずはゲームの効果を知っておくことが大事

今回は、どのようにゲームをすれば、ゲームを楽しみながら脳を鍛えることができるのかということを紹介させてもらいます。

これはその効果を知っているということがとても大事で、プラシーボ効果というのを聞いたことがあると思いますが、効果があると思うことで実際に効果が高くなるということが起こります。

それと同じように、このゲームをすることでこの能力が鍛えられると考えたり、このゲームはただ単に楽しむだけではなく自分の脳にとってプラスになっているということを知っておくだけでも、より効果が出やすくなります

ゲームで脳が鍛えられる!

今回はそんなゲームで頭を良くするための方法についてになります。
まず結論から紹介すると、いわゆる定番のようなゲームが結構脳に良いということが研究により示唆されています。

例えば、アクションゲームは意思決定のスピードを上げてくれるという研究もありますし、今回も紹介しますが、リアルタイムストラテジー系のゲームは、判断力をアップしてくれたり3D系のゲームは空間認識能力を高めてくれるというように、人間の脳のいろいろな能力を高めてくれるので、実際にゲームが脳トレになるのではないかということがいわれているわけです。

そんないろいろな研究がある中で、今回紹介するのはドイツのシャリテ大学の研究で、参加者にスーパーマリオ64を1日30分ずつプレイしてもらうという実験を行っています。
その上で、2ヶ月後に全員の MRI にかけて、実際に脳がどのように変化しているのかということを調べています。

その結果わかったこととして、スーパーマリオ64を1日30分のプレーをしたグループと何もしなかったグループを比べると、記憶を司っている海馬や判断能力や自制心を司っている前頭葉前皮質、運動能力や空間把握能力を司っている小脳のサイズが大きくなっていたということです。

つまり、1日たった30分スーパーマリオ64を楽しむだけで、なんと2ヶ月後には、脳の海馬と前頭前皮質と小脳のサイズがアップしていたということです。

どれも記憶や理性を司る人間にとって非常に重要なエリアで 、意思決定や判断能力や運動能力などに関わってくるものです。

頭ごなしにただただゲームは禁止だという人にはなかなか理解できないことかもしれませんが、実際にそのような研究が出ているわけです。

研究者のコメントとしては、この研究でテレビゲームと脳の容量アップに直接的な関係があるということが示されたとされています。

実際に、ゲームが統合失調症やアルツハイマーの治療にも使えるのではないかということが言われていて、今そのような研究も進められているそうですので、ゲームというものは僕たちが思っている以上に可能性があるものです。

ですから、ゲームにより幼い頃から脳を鍛えることができた若い人たちの方が良い判断ができるという可能性もあります。
もちろん、ゲームにすべての時間をつぎ込んで、本を読まないし勉強も仕事もしないというようなことになってしまうと、それは問題ですが、適度な時間ゲームをすることによって脳を鍛えることができると思いますので、ぜひゲームは脳トレにもなるということを考えて楽しんで頂けたらと思います。

ただし、このような効果をより狙うのであればゲームは選んだ方がいいです。
例えば、ゲームで脳を鍛える条件としては、リアルタイムな判断が要求されるようなゲームです。
瞬時の判断が必要になるようなリアルタイムストラテジー系のゲームであったり、頭を使って答えを出していくような謎解きの要素があるゲーム、スーパーマリオ64のように3D空間を動き回ることで空間認識能力が必要になるゲームなどが、どうやら効果的だと言われています。

どんなゲームがいいのか?

他にもこのようなゲームに関する研究はたくさん行われていて、例えば、ロンドン大学の実験を見てみると、参加者を2つのグループに分けて、どのようなゲームが脳にいいのかということを調べています。

この実験では、古いゲームですがスタークラフトというゲームとシムピープルというゲームで比べています。
実験期間は6週間から8週間で、プレイ時間としては大体40時間ぐらい全員に行ってもらいました。

その後に全員に認知テストを受けてもらったところ、スタークラフトのゲームを行ったグループの方が圧勝で、脳の認知能力が良くなっていたということです。

具体的には、記憶力が高まったり思考の柔軟性がアップしたり、あらゆる面でシムピープルを行ったグループよりも脳の働きが良くなっていたということです。

過去に行われた研究では、アクションゲームなどでも瞬時の判断能力が上がるので、意思決定のスピードが高まるということが実証されていますが、この実験では、スタークラフトのようなリアルタイムストラテジー系のゲームが脳の判断力を上げてくれて、実際に、過去の間違いから学習して失敗を繰り返さないようにする能力を育ててくれているということが示されています。

リアルタイムストラテジー系のゲームと言われるとよくわからないかもしれませんが、例えば、ピクミンというのがありましたが、あれもある意味そうだと思います。
頭で考えながらリアルタイムで逃げたりする必要があります。
ですから、結構いろいろなゲームが、僕たちの脳に良い影響を与えてくれる可能性があるということです。

アクションゲームで意思決定スピードが上がる

リアルタイムストラテジー系のゲームで判断力が上がり、過去の失敗から学ぶ能力が上がる

3D系のゲームで空間認識能力が上がる

このような基本的なゲームの効果を頭に入れながら、今自分がしているゲームがどんな効果があるのかということも意識してゲームをプレイしていただけると、より皆さんの脳は鍛えられると思います。

ゲームが単純にすべて悪だということではありません。
ゲームのメリットにも目を向けていただいて欲しいとも思います。
ただ、当然ですがゲームをいくらして脳を鍛えることができていたとしても、それを使わなければ何の意味もありませんので、ゲームで脳を鍛える時間と自分の力を発揮するための時間をちゃんと分けてもらい、仕事や勉強や読書もするけれどゲームも楽しむというようにしてもらえれば、人生はより良い方向に向かうと思います。

今回は、そんなゲームで頭を良くするための方法について紹介させてもらいました。
今回のおすすめの動画としては、さらに頭を良くしたいという方のために「IQ120まであげれば勝ち組【科学的に正しいIQの磨き方】」を紹介しておきます。

人間の IQ というものは生まれてからほぼ変わらないと言われていますが、鍛えることができる可能性がある方法というものも分かっています。
今回紹介したようなゲームやそれ以外にもパズルなど、結構意外な方法で IQ を鍛えることができる可能性があります。
全てをすると、理論上は20ポイントぐらい上がるのではないかとされている方法を解説しています。
必ずしも理論値と同じだけの効果があるとは限りませんが、挑戦してみる価値は十分にあると思います。
ぜひチャレンジしてみてください。

今回脳トレよりもゲームの方が頭にいいというような話を紹介させてもらいましたが、世の中にはこのようなことがたくさんあります。
世の中では多くの人が間違ったことを信じているのに、全く逆のことが正しいということも少なくありません。

そんな常識破りなテクニックが、もしビジネスや自分の人生や仕事にもあったとしたら、どんなことがその先に待ち受けているのかということは容易に想像できると思います。
巷で言われている成功法則が大体間違っていて、実際には間違っているからほとんどの人は成功できないわけです。
本当に科学的に正しい成功法則を知りたいという方は「常識破りの成功法則」をチェックしてみてください。

みんなが信じていることが実は間違っていて、みんながなぜかしないことが、実は成功につながっているということを科学的なデータをもとに解説させてもらっています。

今回のおすすめの本としては、ゲームのメリットについて解説している本を紹介しておきます。これを読むとよりゲームを楽しむことができるようになると思います。
2冊紹介しますがどちらも同じ著者の方の本です。ゲームクリエイターのジェイン・マクゴニガルという方で、お姉さんが心理学者のあのケリー・マクゴニガルです。

1冊目は、『スーパーベターになろう!──ゲームの科学で作る「強く勇敢な自分」』で、スーパーベターというゲームを実際にこの方が作り、このゲームをすることによりメンタルが強くなったり幸福度が高くなるというとんでもないゲームです。

2冊目は、『幸せな未来は「ゲーム」が創る』で、これはゲームにより人間にどんなメリットがあるのか、ゲームを上手に使うことによって人類の未来が良くなるというようなことを解説してくれています。
ぜひチェックしてみてください。

今回のおすすめ動画
今回のおすすめ本

リサーチ協力の鈴木祐さんの論文解説チャンネルもオススメです
Supported by Yu Suzuki  https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、上記の参考資料および、動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24166407
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0070350

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