仕事の人間関係でメンタルを壊してしまう人の特徴です。
わざとストレスをかけてくるようなコミュニケーションを取ってくる人がいると思います。
嫌味なことをわざわざ言ったり、一生懸命仕事をしているのに邪魔をするようなことを言ってきたり、やたらと上から目線で接してくる人達がいるのではないでしょうか。
こんな人たちからストレスを受けやすく、うつに繋がりやすい人達はどのような行動をしているのでしょうか。
そのうちの一つの要因について、今回は、対処法として参考にしていただきたく紹介させてもらいます。
メンタルに良くない職場での習慣
タスマニア大学の研究で、メンタルヘルスに良くない僕たちが仕事中にやりがちな行動について調べてくれたものがあります。
もともとわかっていた内容ではありますが、仕事中にある行動をたくさんを行うとメンタルを病みやすくなってしまいます。
それは・・・
「座る」という行為です。
元々座って仕事をするというのは体に良くないと言うことが言われていました。座り仕事による危険性については様々な研究者が取り上げていて、例えば、座っている時間が長くなればなるほど、糖尿病や心臓病、肥満になる確率が高くなるということが分かっています。それらにより死亡率はかなり上がるとされています。
ですから、1時間に1回程度は5分以上の散歩をした方がいいです。
僕の場合は、ステッパーを踏みながらスタンディングデスクで仕事をしていますが、どうしても座って仕事をしないといけない人の場合は、足元に自転車のペダルをかけるようなサイクルマシンを置くといいのではないでしょうか。
体だけでなくメンタルにも?!
座りすぎが体に良くないということが以前から言われていたわけですが、これがなんとメンタルにも良くないということです。
この研究では、3367人のオフィスワーカーに協力してもらい、4週間分の活動記録を集めました。
結果としては、普段運動している時間やレジャーに使っている時間、仕事に対する満足度や職場での人間関係などの要素を調整しても、椅子に座る時間が長くなれば長くなるほど、メンタルが悪化するという傾向が確認されました。
具体的には、うつ病や不安神経症に近い症状が、1日の座る時間が3時間を超えると現れ始めます。合計で座っている時間が1日に6時間を超えると、うつ病や神経症になりやすくなるということです。
逆に、どうしても座って仕事をする必要がある人でも、合計で座っている時間が1日に3時間を切っていれば 、メンタルは落ち込みにくいということも分かっています。
座り仕事は、3時間以下にしましょう。
女性の皆さんは特に気をつけてください
ちなみに、この現象は男性よりも女性の方が現れやすかったということです。男性よりも女性の方が、座り仕事の時間が長くなった時のデメリットが大きく、男性よりも座っている時間が短くてもメンタルが落ち込みやすいということも分かっています。
女性に長い時間座り仕事をさせるのは酷です。
運動でデメリットは防げるの?
この座り仕事による身体的なデメリットは、運動により防ぐことができるということも過去の研究で分かっています。
座り仕事の多い人であっても、普段から運動習慣がある人や体を動かしている人は、心臓疾患や糖尿病などになりにくいとされていますので、このメンタルの問題に関しても運動をしていれば大丈夫と考えるかもしれませんが、うつ病や不安神経症の問題に関しては、日常の運動習慣は関係ありませんでした。
仕事以外の時間に運動を定期的にしていたりレジャーの時間をしっかり確保していたとしても、座り仕事の時間が3時間を超えたあたりから症状が現れ始め、6時間を超えるとメンタルを病みやすくなるわけです。
メンタルにとっては、座っている時間が長いだけで悪影響が起きるということです。
座り仕事の時間は1日に3時間以下を目安にしてください。
自分がどれぐらい座り仕事をしているのかということをまずは把握してもらい、さすがに6時間を超えている場合には、こまめに立って散歩したり、座る時間を減らして仕事をするように工夫した方がいいと思います。できたら3時間以下にするのがおすすめです。
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【嫌なやつ】をうまくやり過ごす話し方〜ハーバード大学研究から
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Reference:https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1755296613000252