成功法則の科学

シンプルなルールこそが力を発揮する

投稿日:2018年7月19日 更新日:

シンプルなルールによって成功した事例だけでなく科学的に実証した内容が紹介されていて、おすすめの本があります。

SIMPLE RULES 「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える (単行本)
ドナルド サル キャスリーン アイゼンハート
三笠書房
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「シンプルルール」は二人の優秀な研究者によって始まっています。
マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン校上級講師のドナルド・サル氏とスタンフォード大学工学部教授のキャスリーン・アイゼンハート氏がはじめました。
この方々は組織論などを研究しているわけではなく工学系のはっきり数字で現れるような研究をされている方々が行っている点が注目に値すると思います。
工学的な内容から経営に関する内容まで紹介されていて面白かったです。

シンプルなルールこそが力を発揮します。

ルールとは、そもそも人間が迷ったり追い込まれた時に迅速な判断を下したり、人間の判断力が低下した時に判断を間違わないために決めておく基準になるものです。
ルールが多い、基準が多いということは、例えば重さを量ろうとする時にいろいろな単位を混同したら正確な重さを知ることがわかりにくくなったりしてしまいます。

良いルールとは、

ルールが少ないこと

使う人に合わせてカスタマイズが可能であること

具体的であって柔軟性があること

がポイントです。

トリアージといって、災害などで多数の患者が出た時に、手当ての緊急度を手首につけたバンドの色分けで優先順をわかるようにするという方法があります。
昔は運ばれてきた順に治療していました。そのため助かるはずの命が助からなかったということもあったそうです。その状況を改善したのがトリアージという方法です。
緑が軽症、緑が待機治療、赤は最優先、黒は死亡と4色に分けるという簡単なルールによって救命率が飛躍的に上がりました。
実際に、このトリアージが取り入れられたイラク戦争と取り入れられていなかったベトナム戦争を比較されています。
イラク戦争では50人の医師がアメリカ兵に同行しました。そのたった50人でアメリカ兵だけで14万人の治療を行って負傷兵が死亡した確率が10%程度でした。これはベトナム戦争での死亡率の半分以下でアメリカ独立戦争の死亡率の42%です。
たったの50人の医師でこの改善結果が出ているのはとてもすごいことだと思います。
人間の生死の分かれ目という絶大に判断力を必要とする場面では、たった4つの色分けで良かったということです。仮にこのルールをより細かく複雑なルールにしていたら、無駄な手間や時間を要してしまったり、ここまでの絶大な成果には繋がらなかったはずです。

より詳しい内容は、この本を読んでいただくかメンタリストDaiGoの心理分析してみた!でチェックしてみてください。

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