メンタル強化

自分を偽ると病みまくるキャラ疲れの原因と対策

投稿日:2019年2月14日 更新日:

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私生活でも仕事でもキャラ疲れというのがあるのではないでしょうか。
例えば、自分は外交的でも明るいキャラでもないのにわざとそういうキャラを演じないといけないとか、そういったことに疲れてしまう人もいるかと思います。

違う自分を演じる危険性

キャラ疲れは結構闇が深く、人間は自分と違うキャラを演じると病んでしまい本当に体を壊してしまうということもあります。
例えば、職場や学校で周りに馴染むために自分のキャラを作るということもあると思います。営業であれば、相手に合わせて自分のキャラを偽って交渉したり商談した方が仕事が取れるとかお客さんがついてくれると思っているような方もいるでしょうがそれも間違っています。

自分のキャラを偽れば偽るほど人間は自分のコミュニケーション能力や判断力が落ちるということが分かっています。そうすると、相手の変な提案に負けてしまったり適切な判断ができなくなってしまい結果交渉にも負けてしまいます。自分を偽ってまで交渉するぐらいであれば自分の素を出して交渉した方が最終的には結果は良くなります。

体まで壊してしまう!?

自分の私生活や仕事で本当の自分と違うキャラを演じると何が起きるのか?
あまりにもかけ離れたキャラを演じると免疫系にダメージを受けてしまうことが分かっています。

例えば、1983年の客室乗務員の普段の行動と健康状態を調べた論文があります。当然、中には本来の性格は内向的であったり人と接することが苦手なタイプの人もいます。そういう人が客室乗務員になるとどうしても無理に笑顔を作ったり接客をしないといけないわけです。そのように本来の自分とは違って無理をしていた人は体を壊しがちだったということです。 素のキャラのままの人や元々明るい人に比べて体を壊しがちだったということです。

他にも、テキサス大学で行われた学生を対象に行われた事件があります。
学校生活の中で自分の素のキャラや言いたいことを押し殺して暮らしていた学生ほど病気にかかりやすかったということです。

なぜこのようなことが起きるか?
自分の演じているキャラがバレていないかなとかどう思われてるかなと神経を使います。キャラを演じることで自律神経が常に興奮した状態になり、それが続くとメンタルのバランスが崩れてしまいます
ですから、たまに演じる程度であれば問題はないですが、仕事などで常に演じないといけない状態にあるとキャラ疲れを起こしてしまい自律神経が興奮した状態が続いた結果として精神のバランスが崩れ免疫系が壊れてしまうということです。

そうなると、風邪を引きやすくなったりインフルエンザにわかりやすくなるということも起きます。さらにメンタルは落ち込みやすくなります。体にも精神状態にも良くないということです。

キャラを演じている人の方がそうでない人に比べて頭痛や肩こりに悩まされる傾向が高いということも分かっています。
さらには、眠れないということも起こりがちです。自分のキャラ付けが正しかったのかとか考えてしまい興奮状態が続くので夜になっても眠くならなかったりしますし、当然ですがずっと気が立っているので疲れやすくなるということも怒ります。

ですから、素の自分のキャラクターを出して行った方がいいということです。そう考えるとここで問題が出てきます。そもそも素のキャラクターとは何なのかということです。

自分の素のキャラクターとは?

この素のキャラクターを見つける方法はいくつかありますが、人間が使い分けているキャラクターは3つあります。

  1. 遺伝キャラクター

  2. 社会的キャラクター

  3. 目標志向キャラクター

1.遺伝キャラクター

生まれつきの遺伝子によって決まっているキャラクターです。いわゆるビッグファイブを調べると分かりますが、人間の外向性・協調性・誠実性・神経症的傾向・開放性という人間の性格を表している指標を調べると出てくる生まれつきの遺伝子で決まってくるキャラクターです。

2.社会的キャラクター

環境により決まってくるキャラクターで、これがいわゆるキャラ疲れを起こしやすいキャラクターです。例えば、家庭の中では頑張って優しいお母さんを演じるとか、本当は不安を抱えて怖がりなのに強気な上司を演じるというものです。

3.目標志向キャラクター

自分の目標を達成するために作り上げたキャラクターです。
例えば、 僕は本来内向的で家にこもって猫を膝の上に乗せて本を読むのが好きなのにライブ配信などで発信していこうとか、同じように内向的でへこみやすい性格の人でも知識を得て活用すれば知識は僕たちに力をくれて変わることができるということを見せていこうというのも、ある意味目標を達成するためのキャラクターです。

この3つのキャラクターがあります。
そして素のキャラクターとは何かというと遺伝キャラクターです。ですから、ビッグファイブのテストなどにより自分の素のキャラクターが分かったら、それを元に自分のキャラを見直します。本来は内向的なキャラクターなのに外交的に演じてはいけないということではありませんが、その演じる時間を長くしすぎてはいけないということです。
テストをしなくても、なんとなくは自分の素のキャラクターも分かると思いますので、その時間を作りすぎると危険ということです。

キャラ疲れを防ぐ対策

ではキャラ疲れを防ぐためにはどうすればいいのかというと、 具体的な方法が2つあります。本質的な方法とファーストエイドのような方法です。
まずは、ファーストエイドの方法を行い自分のメンタルの状態を少し安定させておいてから、そこから自分のキャラを作り上げていくのがいいと思います。

step
1
ファーストエイド

どうしてもキャラを演じないといけないということもあると思いますが、それ以外で自分の素を出す場所を作ってください。例えば、自分は人見知りで内向的な性格だけど仕事では営業だから人と会わないといけないし明るいキャラを演じていたとします。であれば、家で一人の時には思いっきり暗くなったり部屋の隅でひたすら本を読んだりというように、自分の素のキャラクターを思いっきり出せる時間を必ず作ってください。それによりバランスをとることが大事です。自分が一人になって誰にも気を使わなくてもいい時間を作ってそのキャラを出すようにしてください。

step
2
本質的な対策

ファーストエイドでメンタルを多少回復させることができます。ただし、これだけでは本質的な解決にはなりませんので、これをしながら自分の価値に沿ったキャラを作っていくということが大事です。
目標指向キャラクターを作ろうということです。
一番良くないのは社会的キャラクターで、周りの環境に合わせないといけないから、周りに強制されてその性格を演じているというのがよくありません。
そうではなく、自分の目標を達成するためにこのキャラクターを演じているんだと意味づけすることです。自分は自分の価値観のためにこのキャラクターを演じていると考えることでその意味は変わってきます。
周りに強制されたり周りに合わせているからというのではなく、自分の目標達成のために出しているキャラクターがこれなんだと思うことでキャラ疲れも起きにくいということが分かっています。
人は意味がないことには耐えられないものです。

ぜひ参考にしてみてください。

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参考
https://www.sagepub.com/sites/default/files/upm-binaries/13293_Chapter4_Web_Byte_Arlie_Russell_Hochschild.pdf
https://books.google.co.jp/books/about/Opening_Up.html?id=F3gF8OoKydQC&redir_esc=y

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