人間関係

裏切られない人間関係を作る、正しい自己開示の作法

裏切られない人間関係を作る、正しい自己開示の作法

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この知識はこんな方におすすめ

  • 恋愛で裏切られたくない
  • ビジネスで裏切られたくない
  • 信頼を築けるコミュニケーションを身に付けたい

裏切られない人間関係

裏切られない人間関係を作るにはどうすればいいのでしょうか。
それには「自己開示」が大切になります。

基本的にはお互いの情報を知っているからこそ、信頼し合うことができます。相手と仲良くなる一番いい方法はプライベートを引き出すことです。プライベートな話を相手にさせればさせるほど信用されます。
逆に、自分の話をたくさんするのは、自分のことをわかってほしいとか、自分のことを信用してほしいというためにするのではなく、自分の話をすることによって、相手も自分の話をして自己開示してくれるようにするためです。
自己開示が返ってくることによって信頼ができます。

やたらと自分のことをアピールしようとする人がいますが、相手の話を引き出すために自己開示を使うことが大切です。
それが出来ないと、どれだけ自分の話をして自分は信用できるということをアピールしたとしても、相手はそれに対して信頼感をもってはくれません。
その結果、利用されるだけ利用されて終わってしまうということが起こります。

これは男女関係でも同じことが言えます。
よく恋愛に関しての相談で、「彼が何を考えているのかわからないので不安で…」という話がよくありますが、これは、彼が何を考えているかわからないことが不安なのではなく、彼が自己開示をしていないから、その結果として彼と自分との間に信頼関係ができていないことによる不安です。

人はプライベートな話をした相手を信用する

質問が上手い人は基本的に人間関係が良くなるという話もしたことがありますが、それはプライベートな話を引き出すことができるかです。
人間というものは、信頼できる相手にプライベートな話をするというよりは、プライベートな話をした相手を信用するという傾向がありますので、上手に相手の自己開示を引き出していくということが重要になるわけです。
ですから、皆さんも自己開示して、私はどういう人間なのかということをちゃんと言った方がいいです。
なぜかと言うと、そうしないと相手も自己開示をしてくれないからです。

自分がどんな人間なのか自己開示をする時には、相手から聞き出したい話や次にどんな質問をしたいのかということを前提に、自己開示をするといいと思います。
「自分は〇〇な人間です」ではなく、「自分は〇〇な人間ですが、あなたはどんな人ですか?」と質問することが大事だということです。
それに対して相手が話してくれた時には、それに興味を持ってしっかり聞くようにしてください。

自分が3喋ったら相手に7喋った方がいいとか言われますが、その比率は別として、自分の話は相手の話を引き出すために使うということを覚えておいてください。それが上手な人間関係の作り方です。

状況が人を裏切らせる

裏切りというものがなぜ起きるのかというと、信頼関係ができていないからです。
当然ですが、全ての人間に対して裏切って生きていける人はいませんので、よほどの得がない限りは人間は他人を裏切らないものです。
人間関係においては「状況」が裏切りを作り出します。
例えその状況になったとしても自分のことを助けてくれる人は裏切りません。政治でも有名人でもこれは同じです。力を持って順調にいっている時には誰も裏切りませんが、他に力を持っている人が現れたりした時に裏切りが起こりやすくなります。
ですから、大事なのは信頼関係をちゃんと作っておくことで、ビジネスであれば利害関係を作っておくことです。

いつも裏切られやすいという人は、自分の胸に手を当てて考えてみてください。

相手の話をちゃんと聞いただろうか。
相手のプライベートな話やコアな話をちゃんと聞いただろうか。

このような人は相手に裏切られるのを怖がるせいで、逆に、相手の話を聞かなくなります。相手に色々と質問すると嫌がられるのではないかと考えてしまい、相手の話を聞かなくなります。その結果、裏切られてもいい存在になってしまいます。

直接会うより効果的!SNSは最強の信頼構築ツール

出会い系サイトの研究で、面と向かって会って話すのとWeb カメラで話すのと、テキストベースで話すので男女の関係における裏切りを防ぐために、どれが効果的なのかということを調べたものがあります。

これは2011年のアムステルダム大学の研究で、出会い系サイトの中での男女がいかにして信頼関係を深めるかということを3つのグループに分けて調べています。

直接会って会話をしたグループ

Web カメラで会話をしたグループ

メッセージだけで会話をしたグループ

普通に考えると、最も親密さが深まるのは直接会って会話をしたグループだと思いますが、実際には、メッセージでテキストだけでやり取りをしたグループが、最も親密さがアップしたという結果が出ています。

ということは、あまり会っても比較的話さないけれど、基本的にはLINE でのやり取りが多い人というのは、実は相手との関係を深めるために最も効率的な方法を使っているということです。

テキストベースの会話が信頼関係のためには実は重要

これは親密度が上がるということですから、恋愛関係に限った話ではありません。
企業でも顔を突き合わせて話し合うことが重要だということをいまだに言う人もいますし、経営者でも直接会って話を聞かない限りは判断できないという人もいます。
ですが、権力を持った経営者に対して堂々と意見をできる人はそんなにいるものではありません。
さらに、相当自制心が高くて余裕がある経営者でない限りは、社員の意見が反対意見であってもそれをちゃんと聞いたり、自分の意見と違うことに対する怒りを感じたとしても、その感情を抑えて最後まで相手の意見を聞ける人はそうはいません。
そうなると、直接意見を述べられても経営者にはサイコパスが多いということもあり、ほとんどの場合話を遮ってしまいます。
そうなると、話を聞いてもらったという感覚もなくなります。
ところが、LINE やメッセージアプリであれば、男女関係においてもビジネスでも、内容が長文であっても一応送ることは送れます
LINE で長文が来た時には、後からゆっくり見ようと思って見ない場合もありますが、それを送った側からすると、よほど細かくチェックでもしない限りは、少し時間があくとちゃんと読んでくれたと普通は思います。

男女の間の会話で最も良くないのは、男性が女性の話を遮ったりすることです。このような傾向は権力が高くなればなるほど顕著に現れるようになります。地位や権力を手に入れた人はどんどん共感能力が落ちてしまいます。
LINE やメッセージアプリの場合、このような相手の会話を遮断することが基本的には起きません。返信はなくても、とりあえずは読まれたように見えるわけです。

そういった点で、風通しが良く屈託のない意見を求めたり、本心が知りたいのであればテキストベースの会話がとても重要になります。

このような話をすると、年配の方々はそんなはずはないと否定することが多いですが、そんな考えの人も、まだ携帯電話もなかった子供の頃に好きな子に想いを伝えたくてラブレターを書いた時の頃を思い出してもらうと、何度も書き直したり一生懸命想いを伝えたくてラブレターを書いたという思い出をほとんどの人が持っています。
この何度も書くことによって頭の中が整理されたり、本当に言いたかったことが言えるということが誰にでもあるわけです。

ですから、自分の気持ちや相手の気持ち、貴重な情報や知るべきものを伝達したいのであれば、基本的にはテキストベースで会話することが大切になります。
このようなやりとりがなければ、基本的には、よほどのサイコパスでない限り面と向かっては言いたいことが言えなかったりいずらくなることがどうしてもあります。
もちろん、会わないと伝えられない情報もありますが、言葉で伝えることができる情報であれば文字の方が伝わります

すれ違いや誤解から裏切りは生まれる

そして、裏切りというものは2つのカタチで起こります。1つは相手が自分を騙した時で、その時人間は自分が裏切られたと感じます。
裏切りを防ぐという話をすると、ほとんどの人はこちらを防ごうとします。
ところが、ほとんどの裏切りというものは、お互いの意見の勘違いから起こります。
例えば、「あいつに任せればできると思ったのに裏切られた」という話もよくあります。この場合も、まず相手ができると勝手に期待を寄せているだけです。相手の意見を確認することもなく、自分が勝手に期待していたレベルよりも低かったからと、それを任せたのに裏切られたというわけです。
このような期待を高めすぎたことも原因ですし、実際にどれくらい期待できるのかということをお互いの認識をすり合わせることがなかったのも原因です。
このような行き違いを防ぐために、顔を合わせて話をする方が大事だという人もいますが、顔合わせで話したのだから大丈夫だろうと自分に言い聞かせているだけの場合がほとんどです。
これが非常に危険なことです。

テキストベースの会話の方がコミュニケーションが有利になるポイントとして、自己開示の量が増えるということも分かっています。
テキストベースの会話の方が自分の話をする量がお互いに増えます

自己開示とは、自分に関する極めてプライベートな情報を相手に脚色することなく伝えるということですから、人を目の前にするとどうしても自分のことをよく見せようとしたり、そこまで言ってしまうと嫌われてしまうのではないかというような余計なことまで考えてしまいます。
ですから、面と向かって話すとどうしても自己開示がしにくくなるということです。

さらに、ありのままの自分ではなく偽った自己開示をしてしまうと余計に危険です。
人間は自分が嘘をついているということが分かっている状態で会話をすると、他人を信じることができなくなります。
人間は他の人が自分と同じと思いたいものですから、自分が嘘をついているということは他の人も嘘をついていると考えてしまうことになり、その結果、人を信じることができなくなって疑いの目を向けてしまったり、ちゃんとした人間関係を作ることができなくなるので、その結果として裏切りが起きてしまいます。

さらに、遠距離恋愛になった相手と関係を維持したり、なかなか会えない相手とも仲良くなるにはどうすればいいのか、どんな内容を自己開示することで信頼感を高めることができるのかという内容までより具体的に知りたい方は続きをどうぞ。

裏切られない人間関係を作る、正しい「自己開示」の作法
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1526654185

自分の意見を伝える大切さ

知らないと損する人間関係の思い込み

今回のおすすめ本

リサーチ協力
Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、参考資料を元にした、DaiGoの独断と偏見を含む考察により、科学の面白さを伝えるエンターテイメントです。そのため、この動画はあくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。 より正確な情報が必要な方は参考文献・関連研究をあたるか、信頼できる専門家に相談することをオススメします。 訂正や追加情報があれば、コメントなどに随時追記します。
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