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握手だけで相手の将来性を見抜く方法

投稿日:2019年1月24日 更新日:

DaiGo MeNTaLiST

皆さん握手することはありますよね。以前本でも紹介したこともありますが、FBIには握手する際に指先で相手の手首の脈を計るというテクニックがあり、それで心理状態を見抜くそうです。とはいえ、普段相手の脈を計れるほど握ったままいるのは難しいものです。特に日本の場合は握手したまま話したりしないので余計に難しいです。

では、他に握手から心理状態を見抜く方法は無いのか?心理状態としては、まず一番簡単なのは「手汗」です。手のひらの汗と手の甲の汗を比べる方法です。両手で握手をして(ちなみに、両手の握手は弱々しい印象を与えるのでおすすめしません)、相手の手のひらの汗と手の甲の汗の水分量を比較します。人間は暑くなると手の甲に汗をかき、緊張すると手のひらに汗をかきます。

将来性を見抜く方法

今回は、それだけでなく握手するだけで相手の将来性を見抜く方法を紹介します。
女性が結婚相手を選ぶ時に使ってもいいでしょうし、面接の際に使うのも良いかと思います。

コロンビア加齢研究センターの実験で5009名のノルウェー人を集めて、参加者たちの握力と結婚生活の満足度や夫婦の仲の良さなどを調べたものがあります。
その結果、なんと結婚生活が続くかどうかは握力で予測ができるということです。
相関を調べたところ、年齢を重ねれば重ねるほど握力の影響が強く出てくるということです。ですから、もちろん若い時の握力も大事ですが、若い時の握力よりも歳をとってからも握力を維持できているかどうかということも大事になってくるわけです。
歳をとってからも握力を維持できている人は、健康状態もよく幸福度も高かく、若い人の場合は、物事を成し遂げたり何かをやり遂げる意志の強さに握力の強さが関わっているということがわかっています。

  • 歳をとってからも握力が強い:健康状態もよく幸福度も高い傾向がある

  • 若い人の握力の強さ:物事を成し遂げる意志力の強さと相関

ちなみに、ボディービルダーや体を鍛えている人はどうなのかと考える人もいると思いますが、ポイントは「握力が衰えるかどうか」ということで、結婚生活に関しては単純に握力が強ければいいというものではありません。

握力は健康のバロメーター

実際に、傾向としては握力の強い人のほうがモテるし意志の力も集中力も強かったそうです。これは何故かというと、握力は健康のバロメーターだからです。ですから、握力の強い人は基本的には健康です。握力はなかなか鍛えにくいですし健康でないと維持することも難しいです。

逆に、握力の弱い人はどうなのかというと、この研究によると握力が弱い人ほど独身者が多かったそうです。握力の強い人は幸せな結婚生活を送っている傾向が強かったということです。

握力が強いからモテるということではなく、握力はその人の精神面や肉体面での健康の指標になっているということです。健康的だから魅力的に見えて異性からの支持を得やすいということです。

握力と死亡率

他の握力に関する研究でも、握力は死亡率を左右しているとか、テストステロン(男性ホルモン)のレベルとも関係しているということがわかっています。握力の強い人は挑戦能力が高いので将来的に大きな成功を掴む可能性も出てくるということです。ただし、テストステロンが高くなるので浮気率は高くなるかも知れませんが。

握力が5kg減る毎に、全死亡率(疾病や事故などの死因別ではない全体の死亡率)が17%も上がるということです。つまり、握力が5kg減る毎に死ぬ確率が17%も上がっていくということです。
これはマクマスター大学の研究で、17カ国で14万人分の健康状態を調べた2009年のデータ(病気・健康レベル・身体的特徴・喫煙・飲酒・教育レベル・握力等)を様々な観点から統計処理することにより、人の健康指標と人生を関係づけられるというものです。その結果、握力が5kg減る毎にガンや心臓病などを合わせた全ての死因の全死亡率が17%上がるということがわかったということです。しかも、この握力と死亡率の関係は性別・年齢・日常の運動など一切関係なくあらゆる人口統計に当てはまったということです。
つまり、握力(全身の筋力とも関係するのかと思われますが)と死亡率の間には明らかに相関関係があったという事です。

握力と老化

2014年にも同じような研究があり、過去に行われた同様の研究の中から50の実験を集めて老人の健康データを統計処理したところ、握力が強ければ強いほど歳をとっている人たちも死亡率が低いだけでなく、寝たきりになる確率も低く認知機能も衰えにくく病気になってもそこからの回復も早かったということがわかっています。このような傾向がはっきりと確認できたということです。そういう意味では、握力と人間の老化には相関があるといえます。

握力の強い人とお付き合いすると、その人はある意味劣化しにくいといえます。男性も女性も相手の握力を計ってみてその年齢の平均よりもその人の握力が上でしたら、その人はおそらく老化しづらいです。あるいは、お付き合いしている人やパートナーがいる人は相手の握力を確認してみて平均より上でしたら認知症や寝たきりになる確率も低いです。(「良かった、長生きしてくれそう~!」と考えるか「チッ、長生きするのか!」と考えるか、そのあたりはそれぞれの夫婦の愛の形によると思いますが 笑)

ポイント

握力から様々なことがわかりますので、握手した際に強く握ったらどのぐらい握り返されるのかがポイントです。
握手をする時にあまり強く握ると失礼なのではと考える人もいますが、握手は痛くないぐらいのレベルであれば強く握ったほうが良いです。しっかり強く短く握ったほうが主導権をとることが出来て自信もあるように見えますので、むしろ内向的な人ほど握手をするときは強く握ったほうが良いかと思います。
権力者が力強い握手をするのも、テストステロンや健康レベルや集中力と握力が関わるのであれば言わずもがなかなと思います。

握力以外にも未来を決める要素はいくらでもあります。握力は予測をするための一端を担っているといえます。皆さんの目標達成や成功のためのおすすめ動画なども以下に紹介しておきます。

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▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1542217263
94もの研究により証明された最強の習慣作り
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1508319017
長続きする相手を見つけるためのパートナー選びの科学
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1475849095

参考
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2352827317302549?via%3Dihub
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(14)62000-6/fulltext
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/19540385/
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0096289

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