人間関係

信頼できる相手を見抜き付き合うための「裏切りの心理学」

投稿日:2018年1月16日 更新日:

「裏切りの心理学」です。

なぜ信用できると思ったあの人に騙されたのか?

 

❐やられたらやり返す+相手のミスを25%の確率で許すと人間関係はうまくいく

やられたらやり返す+相手のミスを25%の確率で許すと人間関係はうまくいきます。

そもそも、みなさん信頼ってどのように考えますか?
この人は信頼できる、信頼して話ができそうだと思える人はどうやって見分けるのか。

人間はなぜ信頼というものを感じるのか。どういう人が信頼を裏切らないのか、あるいは、どういう人が裏切るのか。

信頼関係というのはなぜ必要かというと、信頼関係を保っている方が生きるのに都合がいいからです。

道徳的にとかではなく、信頼関係があった方が生き残りやすいから信頼関係を作って、それを守ろうとするのが人間です。

ある心理学で行なった実験があります。

『裏切りをどこまで許せばいいか』

"やられたらやり返す"という思考がありますよね?
あれを、やり返す方がいいのか、やり返さない方がいいのかという実験をしました。

最初は相手の事を信頼します。

裏切られたり、嫌な事をされたら、それをその相手に同じ様にやり返すという方法をとります。
この方法が、数学上では最も利益を出しやすいと言われています。

数学上では、やられたらやり返す方法が最も良いんです。

ところが基本的に人間は必ずしも数学的な動きばかりはしませんよね。それがこのやられたらやり返す方法だけでは、問題があるということなんです。

物理学者が気付いて、数学者たちが調べました。
相手に過失がない場合やどうしても仕方のない理由があったりする場合は、相手に害を与えるやり返す方法は出来ないため、そんな時々起こりうる人間の失敗、ミスをどの程度くらいまで許容する事ができると一番いい形になるか。

大体、25%くらい許すような戦略を取ると最も利益が最大化されると言われています。
時々許してあげるというのが大事です。
言い換えると、4回のうち1回許してあげるというのが大事です。4回のうち3回仕返しですね。

ひとつ簡単な方法をあげると、どうしようかなぁ、許してあげようかなぁと考えた時にはコインを用意します。
"コインを投げて、2回連続で表が出たら許す"と決めておくといいですね。
そうすると、今回は表がでたから、仕方ない許してあげよう。と寛大な戦略が取れます。

 

❐信用に一貫性はない~以前信用できた人が、今も未来も信用できるとは限らない

信用できるかどうかに一貫性はないんです。
みんながみんな、信用し始めるとどうなるか?平和ボケ状態になります。

平和ボケ状態の社会は少し難しいところがあって、みんながみんな信頼できる人だったとしても、やはりイレギュラーな存在も生まれてくるわけで、そうなった時に信頼関係だけで結ばれている社会というのはすごく脆いです。

ひとりだけズルができる人がいるとその人が信頼関係で結ばれている人たちの持っている資源を奪い取ってしまうということが起こります。

どうすれば、無条件にいい結果が得られるか。色々研究してみたのですが、あまり良い結果が得られなかったんです。

ではどうすれば、信頼できる人とそうじゃない人、あるいは、人間関係を信じていいのかそうではないのか、そもそも信頼関係はどのように成り立つのか。

みなさん、信頼できる人っていますか?

信頼できる人かどうかを判断するとき、多くの人が人柄を見ています。
〝この人なら信頼できる〟〝この人なら〟と言います。

相手の道徳心などを人として見ています。人間の道徳心とか、信頼感とか信頼度は不変だという前提で成り立っているんです。
この人なら信頼できると思った人は、絶対に裏切らない、信頼度は変わらないと言われています。

様々な研究者が調べた科学的な研究結果でいうと、人間の道徳心は変化するということがわかっています。

あらゆる状況、ギャンブル、浮気、同情、寛大さ、横柄さ、嫉妬とか、偽善とか、どれを取り上げても変化します。

つまり、信頼できる人がいつまでも信頼できるかどうかわからないということです。
状況や、その時の感情によって、その相手との信頼関係に期待できる度合いが変化するということです。

相手を信頼したい時、大事なのは人柄を見てはいけないということ。大事なのは、動機を見ることです。

子供が親を信頼出来る理由としては、生物学的に考えても当然子どもを守ってあげたいって思うし、子どもを裏切っても何も良いことはないですよね。

友達でも、職場でも同じことです。

よく「あなたのこと信頼してたのに!」と裏切られた時のセリフがありますが、それは、その人の人柄が裏切ったわけではなく、その人のその時の環境と動機が裏切りやすい状況にあったということです。

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