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水飲んでも無駄!?二日酔い対策の科学

投稿日:2019年4月10日 更新日:

水飲んでも無駄!?二日酔い対策の科学

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二日酔いに効くサプリなどが売られていますがほとんど意味がありません。
二日酔いの原因ははっきりとはわかっていません。なんとなくは解明されていますが、二日酔いになって頭が痛いとか感じている時に、実際に頭の中で何が起きているのかということは分かっていないので、対策しようがないわけです。
ですが、僕たちがしている対策の中でいくつか意味がないというものがあることは分かっています。

効果のある二日酔い対策はあるのか?

例えば、お酒を飲む時にお水を交互に飲むようにすると二日酔いしにくいとか、お酒と同じ量の水を飲むようにするといいとか、よく言われますが、実際は、水を飲んでも飲まなくても二日酔いにはなります。
お酒を飲む順番によって二日酔いになりやすいとかいう人もいますが、そんなことはありません。

お水を一緒に飲むのが完全に意味がないかというと、ひとつだけ意味があります。
お水をたくさん飲むとお水でお腹が膨れますので、それによってお酒を飲む量が減った場合だけです。結局水を一緒に飲んでも飲まなくても、お酒を飲んだ量が一定量を超えてしまうと二日酔いになるだけです。
水を飲むことによって助けられるのは、たくさん飲めばその分お酒を飲む量が減るかもしれないということと、脱水症状が減るということだけです。

2015年にユトレヒト大学を行った研究で、789人の学生を集めて二日酔いに関する実験を行ってくれています。アルコール量と二日酔いの主観的な酷さをリサーチして、

  • お酒とお水を交互に飲むグループ
  • お酒だけを飲むグループ

に分けて、アルコール摂取量と二日酔いの酷さを調べました。
その結果として・・・

お水を飲んでも差はなく、二日酔いしないという人はただ摂取量が少ないだけ

血中のアルコール濃度が0.2%を超えるまで飲むと全員二日酔いになる

という結果でしたが、

お酒とお水を交互に飲むと、統計的には結構優位なレベルでお酒を飲んでいる間の気分は良くなる

ということも分かっています。ただし、これは二日酔いに関しては全く影響がありませんでした。
お水を飲むことによってアルコールの摂取量が減るので、一緒に飲んだ方がいいのは確かですが、二日酔いの対策としては意味がないということです。
ただし、お酒を飲んで怒ったり泣いたりするような酒乱のタイプの人には、お水を一緒に飲むことを勧めたほうがいいです。一緒に飲むことによって気分の改善には繋がるわけですから、お酒を飲んで乱れてしまう人にはお水を一緒に飲むように勧めたり、自分がそういうタイプなのであれば、お水を交互に飲めば、気分による酒乱は多少は抑えられるかもしれません

二日酔いには様々な問題があり、水分不足やアルコール摂取量の問題だけではなく、免疫の問題もあります
二日酔いの原因自体ははっきり分かっていないので、効果的な対策は見つかっていません。
結論としては・・・

アルコールの摂取量を減らす

ということが、唯一の二日酔い対策です。

お酒の種類をちゃんぽんにすると酔いやすくなるというのも嘘です。
ケンブリッジ大学の研究によると、どのように飲んでも飲み過ぎれば二日酔いにはなるだけだということが分かっています。
90人の男女を対象に行った実験で、

  • 1400mlのビールを飲んだ後に、グラス4杯のワインを飲んだグループ
  • グラス4杯のワインを飲んだ後に、1400mlのビールを飲んだグループ
  • ビールかワインのどちらかを飲んだグループ

のグループに分けて、たくさんの量のお酒を飲んだとして、その順番と種類を変えて差はあるのかということを調べています。
その結果、主観的な二日酔いの辛さを採点してもらったところ、どのグループにも差はありませんでした。
結局・・・

アルコールの摂取量が同じであればお酒を飲む順番を変えても二日酔いの程度に差はない

ただし、二日酔いの影響が大きいのは男性より女性だったとのことです。
さらには・・・

年齢・体重・二日酔いの経験数・日常的な生活習慣は、いずれも二日酔いの程度には関係しない

ということです。

二日酔いの兆候は飲んでいる時に出ている!?

飲んでいる間に、なんだか飲みすぎたかなとか、あと何杯か飲んだらヤバそうだなと、なんとなく感じる時があると思いますが、そこで止めておけば二日酔いにはならないということです。
結局、二日酔いというものは、お酒を飲んでいい気分になっているほろ酔いぐらいでやめておけばいいものを、そこで止めずにさらに飲み過ぎてしまうから起きてしまうものです。そういう意味で、その時点で二日酔いになるかどうかということは分かっているわけです。
科学的にも、その時点までで飲むのはやめておいた方がいいということです。二日酔いの兆候を見逃さないようにしましょう

二日酔いの対策としては・・・

注意すべきポイント

  • 飲み過ぎないようにする
  • コンジナーの含有量が多いお酒は避ける
  • 二日酔いとは関係ないけれど、脱水症状は良くないので水分をできるだけとる
  • 食事もちゃんと食べる
  • 睡眠もしっかりとる

というような、当たり前の対策しかないわけです。基本的には体調を整えるということしかできないということです。

コンジナーとは、お酒の中に含まれているお酒以外の物質です。この含有量の違いによって同じ量のお酒を飲んだとしても、二日酔いのダメージに差が出るということが分かっています。二日酔いの研究をされているヨリス・フェルスター氏によると、このコンジナーが多ければ多いほど、基本的には二日酔いの症状が酷くなるということです。このコンジナーの含有量とアルコールの度数が高いと、二日酔いが酷くなりやすいということです。

コンジナーの含有量が多いお酒ランキングとしては・・・

  1. ブランデー
  2. 赤ワイン
  3. ラム酒
  4. ウイスキー
  5. 白ワイン
  6. ジン
  7. ウォッカ
  8. ビール

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ワインを飲むと二日酔いになるという人は、ワインの中に入っているコンジナーに弱いのかもしれません。
とはいえ、コンジナーが少ないお酒を飲むようにすればいいのかと言われても、このランキングを見て分かるように、コンジナーが入っているお酒は美味しいものです。だからこそ、コンジナーが入っているお酒の方が美味しいけれど、二日酔いにはなりやすいということを覚えておいてください。
赤ワインで二日酔いになるという人の中には、コンジナーの中でも酸化防止剤がよくない可能性もありますので、SO2無添加のワインを飲んでみるのもいいかもしれません。ワインはたくさん飲むのではなく楽しんで飲むものです

1杯のワインに集中してその香りを楽しみながらじっくり飲むのがワインの楽しみ方です。
健康にも気をつけて、頑張った時や嬉しい時のご褒美として、ここぞという時だけ楽しむようにするのがいいのではないでしょうか。

そうはいっても、仕事の付き合いで飲まないといけないとかいう人もいますが、実際にはお酒と成果や結果には関係がありません。お酒を使わなくても成果を出している人はいくらでもいます。断る勇気のない自分の言い訳にしているだけです。
そのためには断る勇気が必要ですので、以下の動画も参考にしてください。

続きは↓
南メソジスト大学の105日間に渡る研究で明らかになった、メンタル弱い性格変える10の行動
https://www.nicovideo.jp/watch/1549820523

参考文献
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0924977X1530852X

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