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【芸能人の悲しい事件】が多い理由

繰り返される悲しい事件

三浦春馬さんの悲しいニュースを聞いて耳を疑った人も多いと思います。

僕は三浦さんと特別親しかったというわけではありませんが、僕の仕事場には遊びに来たこともあります。
もちろんテレビでは何度も共演したことはありましたが、タレントの友達からの紹介で遊びに来たことがありました。

紹介で面白い人がいるからと遊びに来る人はよくいますが、彼が遊びに来たのはそんな理由ではなく、あくまで役作りとして心理学やメンタルについて話を聞きたいからと訪ねてきてくれました。
役作りのためにわざわざ友達にお願いして僕に会いたいと伝えてくれました。
ドラマの撮影もあるわけですからかなり忙しかったはずですが、その忙しい合間を縫ってわざわざ彼の方から訪ねてくれました。

僕は当然演技に関しては素人ですし、心理学に関しても専門家は他にいくらでもいます。
にもかかわらず、彼は一語一句メモを取るぐらいのレベルで一生懸命質問して演技のために役に立つようとしていました。
たったひとつの役作りのためにわざわざ訪ねてきてくれて、どんな本を読んだらいいかなどいろいろと質問されていました。

本当にすごいことだなと思いましたし、やはり、芸能界では飛び抜けた才能のある人か彼のように寝ても覚めても演技のことを考えているようなすごい努力家でないと生き残れないのだろうとも思いました。

僕の印象としては真面目すぎて遊びがないような気もしました。
この遊びがないというのはユーモアがないとか悪い意味ではなく、今にも破裂しそうなぐらいに演技に対して真面目な面がとても伝わってきました。
役作りのために心理学の話を聞きたいと質問してきた時も、僕がいつものようについ早口でいろいろ話していると、それさえも全て聞き取って吸収しようとするぐらいに真面目な緊張感も伝わってきて、この人はこの緊張感でずっと生きているのだろうかと思ったぐらいでした。

今回の悲しい出来事がなぜ起きてしまったのかということについては、そこにどんなストレスがあって何が原因だったのかはわかりませんが、いずれにしてもタレントさんや俳優さん、芸人さんたちはとても真面目な人が多いです。

例えば、破天荒なイメージをメディアが植え付けているようなタレントさんや芸人さんもいますが、破天荒なだけであればいくらでもそんな人はいます。
芸人さんで言うならば、自分が頭が良くないように見せることができる天才は本当に頭がいい人だとよく言われると思います。

そんなことをすることができるのが俳優さんたちです。
結構そんな俳優さんたちにも知り合いはいるので相談されることもありますが、やはり、特定の役に入り込むというのはとても大変なことで、ある意味自分の一部を殺して別の人格に入るわけですから、そっちに気持ちが引っ張られてしまうこともあるでしょうし、役に入り込んでいることで夜眠れなくなってしまうというような相談を受けることもあります。

彼らはそんな身を削りながら演技をしているわけです。
そんな演技に対して外野で見ている人たちはそれが上手いだとか下手だとか言って間接的に攻撃してしまいます。
僕たちはわかっていなくて攻撃している可能性があります。
そのあたりは皆さんにもわかっておいてもらいたいところです。

俳優さんや芸人さんが事件を起こしたりして叩かれることもありますが、24時間365日ずっとどこにいても人の目を気にしなくてはいけなくて、週刊誌に追いかけられて好きなところにも行くことができず、ただ友達と遊びに行くというだけであっても帽子をかぶってマスクをして隠れるようにして行かなくてはいけない状況に何年も置かれるということを一度でいいので想像してみてください。
僕もそうだと思いますがほとんどの人は頭がおかしくなってしまうと思います。

そんな状況の中で見た目を保ったり仕事をするということをきっちりとした上で、時々羽目を外すこともあるかもしれませんが、逆に少し羽目を外すぐらいで抑えることができているのであればそれは本当にすごいことだと僕は思います。

僕は今では芸能界は無理だと思いそれなりに関わるぐらいにさせてもらっていますが、それは僕には彼らほどの力がなかったからです。

芸能人はそんなつらい状況だからこそ、当然撮影がない時は時には朝まで飲んだりということもしますが、おそらく彼はそんなこともしなかったのではないかと思います。
自分の弱さを周りに出すタイプでもありませんでしたから、周りには支えようとした人たちもおそらくたくさんいたのだと思いますが 、友達にも迷惑をかけてはいけないというような気持ちを抱えていたのかもしれません。

僕はある意味人を見る仕事をさせてもらっていますので、そんなことをわかっていたにも関わらず、お互いに忙しくなったりしたこともあり、最後にやりとりしたのは LINE でおすすめの本を送ってあげたぐらいで特に何もしてあげられませんでした。
僕は治療者でもありませんし特別親しかったというわけでもありませんが、それでもご縁もあり僕はメンタリストでもあったわけなので何かできたことがあったのではないかと思うとつらいです。

このような状況に対して、応援する人たちや支えたいと思う人たちに何かできることはないのかと考える人もいると思います。

特に完璧主義の人や物事をちゃんとしようと思う人たちには、かっこいいとか素晴らしいというような良い評価を送り過ぎてもそれがプレッシャーになってしまう場合もあります。
もちろん、これはファンの人が応援のメッセージを送ってはいけないということではありませんが、積極的に応援のメッセージを毎日送ればそれで助けられるということではありません。

クリエイティビティの高さの副作用

それよりも、芸能人や著名人でちょっとした失敗を批判する人も大勢います。
批判するのであれば一度同じ身になって考えてもらいたいと思います。24時間365日監視される状況の中、ちょっと悪いことをしたりちょっとしたミスをしただけで大きなニュースになってしまいます。
世の中のほとんどの人は相当悪い犯罪などをしない限りは新聞にさえ載ることもないの、ちょっと何かをしただけでニュースになってしまいます。

そんなストレス下に身を置き、本当に身を削っていい作品を作ろうとしているということを分かってほしいと思います。

そうなると真面目な人はどうしても精神的に追い詰められてしまう場合もあるでしょうが、日本だけでなく芸能人やアーティストの人たちのこんな悲しいニュースは後を絶ちません。

このようなことがなぜ起きてしまうのかと言うと、実は、これは彼らのクリエイティビティと関係しています。

芸人さんやコメディアンの人であればユーモラスな返しをできたりクリエイティビティが必要です。
俳優さんも脚本通りにただ演技するのではなく、監督やスタッフと一緒にストーリーや表現を磨き上げるような脚本に関して関わるところからされるそうですから、やはりそこにはクリエイティビティが重要になります。

2003年に行われた研究で、このクリエイティビティが高い人は情報を選り分ける能力が非常に低いということが示されています。
新しいことを考えたりクリエイティビティが高い人は、その創造性が高い分両方をより分ける能力が低いということです。

もともと人間の脳というものは外から入ってくる情報を必要な情報とそうでない情報に分けていきます。
この必要な情報とそうでない情報をより分ける能力が低い人はクリエイティビティが高まるということです。

つまり、いろいろな情報が頭の中に入ってくるので、その中から面白いことを思いついたり他の人では考えることができないようなことを思いついたりできるわけです。

情報を選り分けることができず大量の情報にさらされる

この選り分ける機能がうまく作動しなくなるとクリエイティビティが高くなります。
情報を上手く選り分けることができなくなるとクリエイティビティが高まるわけですが、そこには副作用があります。

今までの芸能人やアーティストたちの悲しい事件がすべて誹謗中傷により起きているとは限りませんが、このような芸能人やタレントさんたちは普通の人よりも誹謗中傷に弱い可能性があります。

僕の場合であれば、誹謗中傷してくるような人には、徹底して対抗したりアンチは秒殺しますし弁護士を使ってとことん追い詰めると言い切るぐらいに全ての情報をズバズバと分けることができますが、彼らのようなクリエイティビティが素晴らしく高い人たちはそれができません。
全ての情報を真正面から受けてしまいます。

普通の状況の中で日常生活を送っていると、自分に対する批判のコメントやいい情報などいろいろとあると思いますが、そのようなことに対して僕たちは普通であればいい情報は残して都合の悪い情報は弾くことができます。

これは皆さんもなんとなくわかると思いますが良い方向にも悪い方向にも働くことだと思います。
自分がいいなと思ったことに対しては、いい情報ばかりが入ってきて悪いところに目がいかなくなるという経験もあると思います。

こんな普通の生活の中でもクリエイティビティが高い人は情報の取捨選択ができないので、全ての大量の情報が脳の中に流れ込んできます。
普通であれば脳はいらない情報を捨てていくことができますが、俳優さんや芸人さんに多いのだと思いますがクリエイティビティが高い人はそれができません

それにより大量の情報が脳に残り続けて、その残り続けている情報が思いもよらないところで組み合わさることで面白いアイデアや芸術的なセンスが生まれます。
これがクリエイティビティが起きる原理です。

情報が結びつきアイデアが生まれるが、時としてそれは・・・

クリエイティビティが高い人は情報を選り分けることなく全て頭の中に溜め込んでしまうということです。
その溜め込まれた情報の中から、意味のない情報が意味がある組み合わせをした時に新しいことを思いつきます

だからこそ新しいアイデアや面白いことを思いつくわけですが、自分に対する誹謗中傷や自分に対するネガティブな感情にさらされてしまうと、それがずっと頭の中に残ってしまいます

ですから、 何ヶ月も前に言われたことがずっと心の中に残っていたりして、これがクリエイティビティが高い人たちの弱点になってしまいます。

頭の中にずっと残っている情報が結びついた時に、自分にとってとてもネガティブな情報になってしまったりつらい情報になってしまう場合もあります。
そのせいで自分を追い詰めるような考えが頭の中に湧き上がってしまい、それで自分を苦しめてしまう場合があるわけです。

実際にコメディアンの人を対象にした実験では、やはり、コメディアンの人の方が鬱になりやすいという研究もあるぐらいです。

クリエイティブな仕事に就いている人は、外から入ってくる余計な情報に常にさらされているので、クリエイティブなアイデアが思いつくということと同時に自分を追い詰めてしまうような考えも抱きやすいということです。

皆さんも芸能人やタレントさんにコメントすることもあると思いますが、そんな時は一度文章を見直してから投稿するようにしてみてください。
その文章がその人の頭の中に何ヶ月も残るとしたら、それは伝えてもいいことなのかということは考えていただけたらと思います。

全ての芸能人やアーティストの悲しい事件が誹謗中傷により起きているかどうかはわかりませんが、このようなケースもあるということです。

頭の良さと気分の浮き沈み

僕が三浦春馬さんと話した感じでは、人は相手と話すとはある程度 IQ が分かるという研究もありますが、かなりのレベルで頭がいい人だと感じました。

実は、頭がいい人は気分の浮き沈みが激しいという研究もあります。
1881人を対象にした研究ですが、8歳の時点での IQ と22歳の時点でのメンタルの状態を調べたデータを統計処理してみると、やはり、IQ が高い人は大人になってから鬱の症状が出やすいということが分かっています。
大人になってから鬱の症状が出やすい人は、子供の頃の IQ が普通の人よりも平均で10ポイント高いということが確認されています。

そういう意味では、俳優さんなどは頭が良くないとできないでしょうしクリエイティビティも必要ですから、精神的には非常にもろい職業と言えるのではないかと思います。

僕に対してであれば無駄な誹謗中傷に対しては徹底的に対抗しますしとことん追い詰めますからいくらしてもらっても構いませんが、それが出来ない人も多いので覚えておいてもらえたらと思います。

誹謗中傷してくるような奴らは特定して追い詰めると本当に普通の人だったりします。
普通の主婦で家庭環境がうまくいっていなくてストレスを抱えていたのでつい・・・みたいなことを言ってきますが知ったことではありません。
自分がストレスを抱えていてしんどいからといって他人を批判していいわけがありません。

他には、職を失ったばかりで明日に対して不安があったから・・・というようなことを言った人もいましたが、それも知ったことではありません。
僕は徹底して対抗しますが、そんな普通の人たちが寄ってたかって批判して人の命を奪っている可能性もあるので気をつけていただけたらと思います。

これ以上悲しいことを繰り返さないためのおすすめ

僕もそうですが皆さんも自分をネガティブな方向に追い詰めてしまう可能性もありますので、自分を追い詰めがちな人に是非実践してもらいたい知識を紹介した動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。
瞑想とセルフコンパッションはぜひ実践してもらいたいと思います。

メンタルのアップダウンを抑えるために

瞑想の科学#1 脳を鍛える瞑想の基本とその効果

メンタルの浮き沈みというものが危険です。それを全くの一定にすることはできませんが、そのアップダウンをできるだけ小さくするためには瞑想が役に立ちます。
これは家で簡単にできる方法ですが、科学的に証明されている瞑想のテクニックを使うと、気分の浮き沈みを小さくすることができます。

このメンタルのアップダウンで、それが上がっている時は問題ありませんが、人はそれが下がっている時に良くない行動をとってしまいます。
自殺のような良くない行動でもそうですが、ずっと自殺したいと思っている人はそういません。何かのきっかけでメンタルが落ち込んだ時に勢いでてしまう人が結構多いものです。

ですから、自分でメンタルのアップダウンをある程度は抑えておくことがとても重要です。
僕の動画や僕のお勧めの本でなくても構いませんが、この瞑想に関しては勉強しておいた方が絶対にいいと思います。

自分を責めて苦しまないために

挫折の自己嫌悪をなくす【7つのセルフコンパッション】

自己嫌悪が強い人は自分を責めやすくなります。
人は誰でも良いところもあれば悪いところもあるはずですが、自分のダメなところにばかり目を向けてしまいます。
ダメなところばかりに目を向けてしまい良いところに気づくことができないから、人生を良くすることもできませんし、悪いところばかりに目を向けているから、どんどん気分が落ち込んでいくということになります。
それを解消するためにはセルフコンパッションというテクニックが役に立ちます。
ぜひ自分を責めがちだという人にはこのセルフコンパッションを勉強していただけたらと思います。

本で学びたい方へのおすすめ

本で勉強したいという方のためにも、いくつかお勧めの本も紹介しておきます。

瞑想やセルフコンパッションに取り組みたいけれど、それがなかなか難しいとか仕事が忙しくて時間がないという人もいると思います。
そんな方にお勧めなのは自然の力を使う方法です。

ストレスを抑える効果やメンタルを安定させる効果に関しては、瞑想よりも自然の効果の方が上です。
一番いいのは自然の中で瞑想をするということですが、効果量だけで見ると瞑想のおよそ1.5倍ぐらい自然には効果があります。

どのようにその自然を使えば自分のメンタルを安定させることができるのかということをこの本では教えてくれます。
週に2回ぐらいでも十分に効果はありますので、休みの日に実践してみるくらいでも出来ると思います。

これは普段から心がけて実践してもらいたい内容が紹介されています。
ストレスというものは一気にそれを解消することは難しいので、ストレスを溜めることが良くありません。
日々溜まっていくストレスを消化していくことはできると思いますので、ぜひこちらの方も参考に使っていただけたらと思います。

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こちらの本は古典ではありますが、それも参考にはなると思います。
もちろん気分が落ち込んだり自分ではどうしようもないという時にはお医者さんに相談することもできないようにしてください。

さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックが無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

今回のおすすめ動画
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本内容は、参考資料および、ニコニコチャンネルの過去動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:https://www.jordanbpeterson.com/Publications/Research_Articles/38%202003%20Carson%20SH%20Peterson%20JB%20Higgins%20DM%20Decreased%20LI%20creativity%20JPSP.pdf
https://www.cambridge.org/core/journals/the-british-journal-of-psychiatry
https://www.cambridge.org/core/journals/bjpsych-open/article/childhood-iq-and-risk-of-bipolar-disorder-in-adulthood-prospective-birth-cohort-study/CB393CF3243B726B095182F2B893F6EB

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