学習法・記憶法

【超速読術】本当に使える3つの速読テクニックとは

D-lab by Mentalist DaiGo

この知識はこんな方におすすめ

  • 読書をもっと効率よくしたい
  • 速読できるようになりたい

読書スピードを加速させる方法とは?!

速読については、僕ももいろいろと試した時期もありましたが、はっきり言って、科学的根拠もありちゃんと使うことができる速読というものは存在しません

例えば、1冊を1分で頭に入れるような速読というものは当然矛盾もあり、「文字を追う」というだけであればできるとは思います。
英語を読めない人でも、アルファベットは分かると思うので、英語の本を開いてアルファベットを追うだけであればできると思います。
アルファベットをひたすら追っても何の意味もありません。

意味がある文章を理解して使える形でインプットするというのが本来の読書です。
それが出来ないのであれば、そもそも読む意味がありません。

ですから、今回は速読というよりは、読書スピードを上げるためには何を意識すればいいのかということについてです。
皆さんの読書スピードを加速するための方法について、大きく分けて3つの研究から解説したいと思います。

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難しい本を読み解く時に、誤読することなくちゃんと頭にインプットするためにはどうすればいいのかということを教えてくれる非常に実践的な本です。

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立花さんが実際にこれまで読んできた本を紹介しながら、読書にまつわる話を教えてくれる本です。

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自分の読んだ本をちゃんと血肉にできる人は、どのようなところに注目して本を読んでいるのかということがこれらの本を読むと理解できます。

これがとても重要な部分で、本を早く読む技術としては、その本の中の重要な部分やどこに自分にとって必要な知識があるのかということを理解しているかが重要になります。

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「どこを省いてどこを重点的に読むべきなのか」ということをよく理解しておくということが、本を早く読むためにの基本になります。
それを学ぶためには、この3冊はとても役に立つと思います。

読書については、以前に子供の将来のことを考えるのであれば、親御さんは本をたくさん読んだ方がいいということも紹介させてもらいました。
親が読書の習慣があり、本を読んでいる姿を子供にいつも見せていて、子供も自然と本を読む家庭の場合には、子供は将来成功しやすくなるということが分かっています。
子供の頃の読書量が、将来の成功を結構左右していると言われています。

親が本の読み方を知っていないと、当然ですが、子供に本の読み方を教えてあげることもできません。
勉強と同じで、やり方が分からないと子供は嫌になってしまいます。
そんな読書の方法については、僕の本ですが、今ならオーディオブックであれば無料で聞くことができるキャンペーンの対象になった本があります。
耳から聞くオーディオブックであれば、あまり読書をしないという方でも使いやすいと思います。

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速読の真実

まず、魔法のような速読は存在しません
いわゆるフォトリーディングというテクニックがあり、これに関しては未だに支持者が多いと言われています。

フォトリーディングは本の内容を写真のように頭に取り込んで、潜在意識に情報を送り込めば本を読めるというまさに魔法のようなテクニックです。

このテクニックの正当性については研究も行われていて、1999年にオールドドミニオン大学がランダム化比較試験(RCT)を行なっています。
150人の男女を対象に、このフォトリーディングの効果について調べています。
実験では、参加者のうち半数の人には、フォトリーディングのトレーナーがついて1週間レクチャーを行い、読書スピードにどれぐらい差が出るのかということを調べました。

その結果、トレーニングを受けたグループも何もせず普通に本を読んでグループも、読書スピードには何の違いもなかったということです。
文章の理解力においても、本を読む時間においても、フォトリーディングにはなんの有意差も確認されなかったということが示されたわけです。
それ以降も速読が有効だという研究はあまり出ていませんので、やはり、魔法のようなページを面で捉える速読というものは存在しません。

もちろん、フォトリーディングだけが悪いわけではなく、他にもたくさんの速読がありますが、少なくとも文庫本1冊が1分で読めるというような速読は眉唾ですし、お金や時間をそれにかける意味はありません。
まずはそれに騙されないようにしましょう。

読書スピードを決めるものとは?!

では、読書スピードは一体何で決まるのでしょうか。
今回は皆さんの読書スピードを上げる方法を紹介しますが、はっきり言ってスピードにこだわる意味はあまりありません。

自分にとって必要な情報を手に入れることができて、それを使って何ができるかということが重要です。
本を読むということではなく、本を読んで手に入れた知識を使い何をするのかという事の方がはるかに重要ですから、読書スピードをそんなに気にする必要はありません。

ただ、読書スピードが何で決まるのかということを調べてくれた研究があり、2010年にオハイオ州立大学が行なっています。

結論を先に言うと、読書スピードはそのほとんどが遺伝子で決まるということです。
生まれた瞬間に皆さんの読書スピードは決まっています。

読書スピードは遺伝子で決まる!

135人の一卵性双生児と179人の二卵性双生児を対象に、読書スキルがどこまで遺伝子に左右されるのかということを調べています。
幼稚園の時点で90分間のリーディングテストを行い、その2年後に追試を行なって、読書スピードの変化をチェックしています。

その結果分かったこととして、まず、言語と文字の認識力については遺伝の要素が1/3を占めていたということです。
言語と文字の認識については1/3が遺伝により決まるということですから、新しい言語を学ぶということではかなり可能性はあるわけです。

そして、ボキャブラリーの理解力に関しては、遺伝と環境の要素が半々だったということです。

ボキャブラリーの意味を理解したり、それを扱うことに長けた人がいますが、そうでなくても、そのための環境を整えて読書好きの友達などに囲まれるようにすれば50%程度は高めていくことができるということです。

ただ、可能性は残されていると言っても、言語と文字の認識については1/3が遺伝で決まり、ボキャブラリーの理解力に関しては50%が遺伝で決まるわけです。

それを踏まえて、読書スピードが何で決まるのかと言うと、なんとその3/4が遺伝子によって決まってしまうということです。

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つまり、僕たちの読書スピードというものは、その75%が生まれた瞬間に決まっているものですから、速読の世界チャンピオンのような人がいますが、速読というものが実際には存在しなくても、時折そういうことができる人はいる可能性はあるわけです。
75%は遺伝で決まるわけですから、生まれつき本を読むのが異常に早い人はいるかもしれません。
とはいえ、僕たちがいくらトレーニングをしたところで、実際にいたとしてもそんな速読の世界チャンピオンのようなスピードで本を読むことはほぼ不可能だということになります。

大事なのは、本を読むスピードを速くしたいというのであれば、遺伝子以外の部分で読書のスピードを決めているところを見つけて、そこを伸ばすことを考えるべきで、それ以外にできることはありません。
残り25%の部分を伸ばしてあげれば本を読むスピードはある程度は速くなるわけです。

スキミングと言葉をつなげて文章を作る能力を!

僕たちが鍛えて伸ばすことができる部分としては、基本的には、スキミング言葉をつなげて文章を作る能力の2つだけです。

スキミングは、本を読んでいる時に、自分にとって大事な部分を素早く見つける能力で、それと言葉をつなげて文章を作る能力を鍛えて高めることができれば、本を読むスピードは速くなるかもしれないということが2016年の研究で示されています。

2016年にカリフォルニア大学が文献のレビューを行い、速読が可能なのかということを調べています。
ここで扱われている速読というものは周辺視野を使うというもので、いわゆる魔法のような速読で、それが本当にできるのかということを調べた結果わかった内容です。
145件の過去のデータを扱いさまざまな結論を導き出してくれています。

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まずは、速読のために目の動きを鍛えるという方法がありますが、そのような目の動きに関しては、読書に使う時間に対してわずか10%程度しか関与していないということです。

ですから、目の動きを早くしたり周辺視野を広めるようなトレーニングをしたところで、本を読むスピードに対しては10%程度しか影響を与えることができないということです。

そのような魔法のような速読ではなく、現実的なレベルで普通の人よりも本を早く読むことができる人は、結局、スキミングが上手で拾い読みが上手い人のことでした。
その自分にとって重要な部分を見つけて、それは頭の中でつなげて文章にした上で理解する能力が最も重要だったということです。

ですから、本を読むスピードを速めるためにできることとしては、このスキミングと単語をつなげて自分の頭の中で文章を作っていく能力ということになります。

では、これをどのようにしたら鍛えることができるのでしょうか。
この研究では、読書スピードを速めるための方法としては、「読解練習をするのが最も近道である」と言われています。

要するに、このスキミングと言葉をつなげて文章を作る能力というものは、本を読みまくるということ以外では身につかないわけです。
本を読むスピードを早めたいのであればたくさんの本を読みましょう。そうすれば自然と本を読むスピードは速くなるというとてもシュールな結論を出している研究でした。

研究チームのコメントとしては、本の内容を深く理解しながら、同時に読書のスピードをアップする方法はないのだろうかということを調べたが、結局、たくさんの本を読んで慣れるしか方法はないと言われています。

大量の言葉に触れれば触れるほど、文章を処理する能力は当然高くなり、種類が異なるさまざまな文章を読みこなす訓練をすることによって、私たちにはたくさんのタイプの言葉に対する馴染みが生まれて、その結果、テキストに対する認知スピードは高まっていくとされています。

1. 読書のための集中力を高めるテクニック

自分にとって大事な部分を見つけたり、単語をつなげて文章を作るためには、やはり集中力を維持する必要があります。

そんな集中力を高める方法としては、今回のおすすめの動画として紹介している「集中力を研ぎ澄ませるアウェアネス・テクニック」も参考にしてもらいたいですが、今回は読書に役に立つテクニックを紹介しておきます。

集中力を研ぎ澄ませるアウェアネス・テクニック

集中力を研ぎ澄ませるアウェアネス・テクニック

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結論としては、その本の中やそれぞれのチャプターごとに、「結論」「テーマ」「自分のわからない言葉」の3つのポイントに注目して、自分にとって必要なところを探しながら読むという方法になります。

2017年にカリフォルニア大学が192人の学生を対象に、気が散る状況の中でも集中して本を読むための方法について調べた研究があります。
学生を2つのグループに分けていて、一方のグループは静かな環境の中で読書をしてもらい、もう一方のグループにはうるさい音楽が流れる中で読書をしてもらいました。
その後に理解度を調べるテストを行ったところ、当然ですが静かな環境の中で本を読んで人の方が理解度は高かったです。

ですから、まずここからわかることとしては、わざわざうるさい環境で本を読もうとする人はいないと思いますが、ノイズキャンセリングのイヤホンなどを使いできるだけ静かな環境にした方が本を読むスピードは速くなるということです。
本の内容に対する理解度が上がるので、もう一度読んだり戻ったりすることが少なくなります。

ここで重要なポイントがあり、静かな環境が大事なわけですが、この実験では、事前に情報の重要度を採点したグループは静かな環境で読書をしたグループとほとんど結果が変わらないという現象が見られています。

事前に情報の優先度の採点

つまり、自分がその本から何を学びたいのか、何がわからないことなのか、結論は何なのか、メインテーマは何なのかということについて、まず最初に目次などを見て何となく考えて情報の優先度をつけていた人は、静かな場所で落ち着いて本を読む人と同じぐらいに集中力を維持しやすくなったということです。

具体的にこの情報の優先度の採点の方法としては、まずは、本を全体的に軽く見て、結論やテーマと考えられる部分に付箋をつけるということを行っています。

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つまり、なんとなくパラパラと本を読みながら、この辺りで結論を言っているとかこのあたりがメインテーマになると思えるところに付箋を付けておきます。

この本の中で一番著者が言いたいことは何なのかというようなその本のテーマや結論を探すということを最初に行います。
それにより大事な部分がどこなのかということを頭に入れてから本を読み始めるわけです、

そして、目次を見たりパラパラとページをめくっている中で、自分にとってわからない言葉があった場合にはそれをピックアップしておきます。

自分のわからない言葉や知らない単語に目を向けることができれば、自然とそこに自分の成長につながる内容が書かれているわけです。
逆に、自分の知っている言葉に注目してしまうと、それは自分の知っている内容になるわけですから読む意味がなくなってしまいます。

さらに、情報の優先度をつける時には、自分にとって重要なポイントはどこなのか、どのような議論が展開されているのか、その議論のテーマと結論は何なのかということを自分に問いかけながらその優先度を考えるようにしてください。

<本を読む前に事前に行うこと>

ステップ1:その本のテーマや結論が書かれている部分を探す
ステップ2:知らない言葉をピックアップ

事前にこれを行っておくことによって、本のすべてを読めばいいわけではなく、この重要な部分を読めばいいということが分かるわけです。
これが本を読む際に集中力を維持するためのテクニックであり、集中力を上げることによって本も早く読めるようになる方法になります。

2. パーソナル・レリバレンス

自分がその本から学びたいこと、その本の内容と自分が知っていること、あるいは、自分が求めていることの共通点、そして、その本を読んだ後にそれによって自分の人生はどのように変わるのかという自分の人生に対する影響の3つについて、本を読む前に考えてから読むか本を読みながら考えるようにすると、本を読むスピードも速くなるということが言われています。

<自分に対して問いかける>

自分がその本から学びたいことは?
本の内容やこの本を読む人と自分の共通点は?
その本を読むことによる自分の人生への影響は?

ニューヨーク科学アカデミーが行なったレビュー論文で、読書スピードをアップする要素としてこのパーソナル・レリバレンスというものを提唱されています。
これは自分ごとにするという意味になります。

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要するに、その本が自分にとってどれぐらい意味があるもので、自分にどれぐらい関係があるものなのか、そこから情報を得ることによって自分の人生がどのように変わるのかということを考えることによって、人間は自分に関係のある情報は自然と入ってくるスピードが速くなるものですから、自然と読むスピードも速くなるというものです。

例えば、自分や自分の奥さんが妊娠すると電車の中でよく妊婦さんを見かけるようになったりとか、自分が青い車に乗るようになると街中で青い車が多いような気がしてくる、自分が Apple Watch をつけたら自分の周りの人がみんな Apple Watch をつけ始めたような気がしてくるということは誰でもあると思います。

人間が無意識のうちに注目するポイントというのは自分に関係がある内容です。
うるさい環境の中やざわついた中でも、自分の名前が言葉に出ると反応してしまうということもあると思います。
このように自分ごとになっている情報に対しては、人間はそれを拾うスピードが速くなります。

ですから、その本と自分の関係性や共通点に注目したり、その本がどのように自分の人生を変えてくれるのかということを抑えることによって、人間の本能を使って自然と本を早く読むようになれるということです。

ここから先の読書スピードを高めて読書が楽しくなるテクニックについては、今回のおすすめの動画で解説しています。Dラボでチェックしてみてください。

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リサーチ協力:パレオチャンネル

参考:https://daigovideoapp.page.link/mRHo

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