子育て

【勉強する子供の育て方】勉強しなさい!を言わなくてすむ方法とは

D-lab by Mentalist DaiGo

この知識はこんな方におすすめ

  • 子育て中
  • いずれ子育てする予定

今回のテーマは子育てについてです。
Dラボでは、結構子育てについてのテーマも扱ってきています。
もちろん僕には子供はいませんので、経験に基づくのような内容ではなく、子育てに関して行われた様々な研究をもとに解説させてもらっています。

当然ですが、子供だけでなく人間は全員一人一人全く違いますので、僕が解説している中から、これは自分の子供に使えるのではないかと感じたものだけ試してみていただけたらいいのではないかと思います。

そんな中で、今回の子育てに関するテーマとしては、自ら進んで勉強してくれる子供に育てるにはどうすればいいのか
そんな多くの親御さんが抱えているであろう問題についてです。

いくら勉強しなさいと言っても、子供がなかなか勉強してくれないということで悩んでいる親御さんも多いと思います。
とはいえ、何も言わなくても勝手に勉強してくれる子供も中にはいるわけで、その違いはいったい何なのか?
そして、そんな自ら進んで勉強してくれる子供に育てるにはどうすればいいのか?
そんな話を今回は紹介させてもらいたいと思います。

子供の強みと弱みがわかれば子育てがラクになる!

まずいくつかのおすすめの本を紹介しておきます。

ライアン・ニーミック 強みの育て方

やはり、子育てをする時には子供の強みを認識してあげると、もちろん子供にとってもメリットはありますが、親にとっても子育てが楽になるという研究があります。
子供の強みと弱みが分かっていれば、弱みはあまり無理をさせず、そのぶん強みをしっかり理解してもっと伸ばしてあげようと考えることもできます。

大人にとっても子供にとっても、強みを理解することはとても重要なことです。
その強みを理解するための心理学的に非常に有効なテストがあります。
米ペンシルベニア大学のマーティン・セリグマン博士を中心に開発された人の強みを見つけるVIAというテストがあり、このテストを使って、親が子供と一緒になって自分のいくつかある強みを見つけて、その中でも一番の強みを伸ばしていくと同時に、それを学校や家庭や習い事など日常の中で使うことができるようにしていくことができます。
大人も子供も自分の強みの使い方も理解することができるので、自信を持って行動することもできるようになるとても素晴らしい本です。

成功する子 失敗する子――何が「その後の人生」を決めるのか

こちらは科学的に正しい子育てにまつわる研究をわかりやすく教えてくれるとても参考になる本です。
科学的なバックグラウンドのあるジャーナリストの方が書かれた本で、子育てをされている方やこれから予定がある方はとても参考になる本だと思います。

学校の質と家庭の質

子供の性格というものは、親の育て方よりも周りの人間関係の影響を受けるので、育て方よりも子供の人間関係を充実させてあげる事の方が重要だという研究が色々とあります。
これは大人も同じで、性格や行動について考えるのであれば、周りの人間関係というものが重要になります。

これは確かですが、学業の成績に注目した場合、学校の質か家庭の質か、どちらかしか取れないのであれば一体どちらが重要なのか、そんな研究があります。
それによると、学校の質よりも家庭の質の方が重要になるようです。
もちろん、両方が揃う方がいいのは間違いありませんが、どちらかしか選べないのであれば家庭の質の方が重要なようです。

つまり、勉強に関してだけ考えるのであれば、良い学校に一生懸命入れてあげようとすることよりも、どちらかといえば、自分自身が良い親になることの方が重要だということです。

これはノースカロライナ州立大学の研究で、1万人以上の生徒とその両親、学校の先生と管理者を対象に、家族による社会的資本と学校による社会的資本について調べたものです。
家庭と学校、それぞれの信頼関係やサポートなど、社会的な資本について調べて、どちらの方が学業の成績に影響を与えるのかということを調べています。

その結果、家族の間での信頼関係が強く学びに対するサポートも充実しているけれど、学校の社会的資本が低く、学びに対するサポートがあまりない状態にいる生徒と、逆に、家族の間での信頼関係やサポートの状況は悪いけれど、学校での社会的資本は高く、学びに対するサポートが充実している状態にいる生徒を比べたところ、家庭の社会的資本が高い生徒の方が学校の成績はよかったということです。

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おそらく、子供の成績を考えると、もちろん家庭と学校の両方が質が高い状態が望ましいですが、家族の関係が悪かったり、家庭の雰囲気がギスギスしているような状態の場合には、子供が勉強しなくなってしまう可能性が高くなるようです。

ですから、学校の成績を考えるのであれば、親がどれだけ積極的に子供との関係をより良い状態で保つことができているのかということの方が、学校の質について考えるよりも重要な可能性が高いということです。

もちろん、両方揃っているのが一番ですが、親子の関係があまり良くなかったり、家庭の環境がギスギスしていると、子供の学校の成績に対して悪い影響を与える可能性が高くなるわけです。

このような研究結果の原因としては、親のサポートがないと学ぶことに対する選択肢が減ってしまうということがあると思います。
例えば、学校で学べないという場合に塾に行ったり、親に教えてもらったり親に本を買ってもらって自分で勉強したりということは可能ではあります。
ところが、親のサポートがないという場合には、この選択肢の幅が狭まってしまいます

当然、親が子供に与える心理的影響も大きいですから、親がサポートしてくれないという感情は、どうせ頑張っても認めてもらえないというようなモチベーションを下げてしまうことにつながりかねません。

親の期待が子供に与える影響

家庭の質や親の関わり方が重要だということでしたが、であれば、その影響をより良い方向に進めるには、親にとって何ができるのでしょうか。

レディング大学などの研究で、親の期待が子供の成績に大きな影響を与えるということが分かっています。

いわゆるピグマリオン効果と呼ばれるものですが、学校の先生が子供に期待をかけると、その期待をかけられた子供の方が学校の成績が伸びるというものがあります。

実際には無作為に選ばれただけの子供なのに、この子供は知能が高い子供だと学校の先生に伝えたところ、自然と先生はその子供に期待をかけるようになり、その結果丁寧な指導が生まれたり、期待されたことで子供達もやる気が生まれて、実際に学校の成績が良くなったという実験でした。

それに対して、親の子供に対する期待と子供の学校の成績についてどれぐらい比例するのかということを調べています。
それによると、親が子供に対して現実的な期待を持っている場合、実際に学校の成績は上がりやすくなっていたということが分かっています。

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ですから、少し頑張ればなんとか手が届くぐらいのレベルで、親が子供に対して常に期待を寄せることが、子供の学校の成績を伸ばすためには重要だということです。

ただし、この親の期待が現実的なレベルを超えた場合、逆に子どもの成績は下がってしまったということも分かっています。
研究チームは、非現実的なレベルの期待が子供の学力向上の妨げになる可能性があると言われています。

これは、子供の成績から考えてあまりに高い期待を過度に持つべきではないということではありません。
もちろん、ある程度の期間で考えれば子供の可能性はいくらでもあると思います。

例えば、教育ママが今の子供にとってはそれどころではないのに、あなたはいつか東大に行くべきだというようなことばかりを強く求めたり、子供が1時間集中して勉強することができない状況で、ただただやみくもに1時間勉強することだけを求めたりする状況は学力の妨げになるということです。

もし1時間勉強できないのであれば、まずは10分でもいいので勉強することから始めるべきです。

つまり、親にとって大切なのは、現在の子供にとってできる状況を正しく把握することです。
その上で、子供ができるレベルの少しだけ上を考えて期待してあげてください
常にこれを続けていくことができれば、子供の成績はそれに合わせて上がっていきます。

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ここに多くの子供が勉強しないという問題の原因が隠れています。

今子供がどれくらい勉強できるのか、あなたは正しく理解してあげることができていますか?

それを理解することなく、多くの親が周りの子供と比べてしまいます。

例えば、自分の子供の成績を見て、平均点より低かったとしたら、何も考えず子供に対して平均点を求めてしまいます。
その平均点というのは、一部の子供の一時期にとっては非現実的なレベルかもしれません。
そうなれば、子供はやる気がなくなってしまい余計に成績は下がってしまいます。

ゆくゆくは東大に入ってもらいたい、これは全然いいことです。
ですが、それは言わないでください。
その上で、本人が

「これぐらいの段差であれば越えられる」

そう感じることができる期待を常にかけてあげてください。
こうやって、子供の現在のレベルを正しく理解した上で、少しずつ階段を登らせてあげることが重要です。

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ところが、多くの親がいきなり大きな断崖絶壁を目の前に掲げて、それを登りきることを子供に求めるわけです。
子供をコントロールしようとするのではなく、コントロールするべきは自分の子供に対する期待です。
その上で、子供に向き合って成績と進捗をしっかり見てあげてください。

ここから先は、より具体的に子供に対してどんな接し方をすれば、子供が自然と勉強をするようになり成績が上がるのか?
子供にどんな経験をどのように体験させてあげることができれば、子供の将来の可能性を伸ばすことができるのか?
そして、どのような環境をどのように整えれば、進んで勉強する子になるのか?
子育てにまつわる様々な研究をもとに、「勉強しなさい!」とやかましく言わなくても勉強する子供に育てるための方法について解説していきます。
子育てで余計なストレスを抱えないためにも、ぜひ参考にしてもらいたい内容です。
そんな内容についてさらに詳しく解説した本編は、Dラボでチェックしてみてください。

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まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

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