人間関係

【フレネミー】人生を最も狂わせる人間の見抜き方

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • 人間関係に疲れてきた
  • 人間関係を整理したい
  • 人生や仕事で無駄に疲れたくない

もっともやばい人間関係とは?!

皆さんの人生を壊してしまうかもしれない人間の見抜き方について紹介させてもらいます。

このような話をすると、いつも自分に嫌がらせをしてくるあいつのことかなとか、ネガティブなことばかりを言ってくるタイプの人かなど、人それぞれいろいろなことを考えると思いますが、実は、心理学では、僕たちに対して敵対視したりネガティブなことをしてくる人よりも近づいてはいけない人が分かっています。

人は、良い人間関係を作ろうとか人間関係を整理しようとすると、嫌な奴や嫌がらせをしてくるような人を先に対処しようとするはずです。
実際にこのような関係がなくなると、それはとても清々しい気持ちになり良いことだと思いますが、実は、もっと先に手を付けなければいけない人間関係があるということです。

ちなみに、今回のおすすめの動画とおすすめの本としては、そんな人間関係にまつわるおすすめをいくつか紹介していますので、詳しく学びたいという方はそちらもチェックしてみてください。

最初に整理すべき「フレネミー」

今回紹介する概念としては、フレネミーというものです。
これは友達という意味のフレンドと敵であるエネミーの造語です。

フレネミーとは、時に応援してくれるけれど、時に邪魔をしてくる人のことです。このフレネミーに関する研究もいろいろとあります。

皆さんのことを応援してくれて仲間でいてくれるフレンドは当然必要ですし、皆さんにとっても良い関係なはずですし、それは当たり前です。
逆に、皆さんのことを邪魔したり嫌がらせをしてくるような敵であるエネミーは、当然いないに越したことはありません。
時にはその敵の存在により気づきにつながることもありますが、いずれにせよいないに越したことはないわけです。

ただ、この真ん中の存在がいます。
つまり、時々味方をしてくれるけれど時々敵対視してくるような、どっちなのかよくわからない人がいると思います。そんな存在をフレネミーと言います。

敵よりもメンタルに悪影響を与える!

ミネソタ大学の研究を見てみると、警察官を対象にした研究で、このフレネミーが僕たちの人生に一番害をもたらすということが分かっています。
常に意地悪をしてきたり嫌がらせをしてくる人よりも、敵になったり味方になったりするどちらか分からない人が一番僕たちの人生を駄目にしてしまうということです。

この警察官を対象にした研究では、自分にとって最も近しい同僚や親しい同僚に意地悪をされた頻度や、そのような人たちが味方になってくれた頻度を調べて、その人たちのストレスレベルや欠勤日数などもチェックして、人間の同僚との人間関係が仕事や人生にどんな影響を与えるのかということを調べています。

これによると、まずこれは当然ですが、常に嫌がらせをしてくるようなマイナスな人間関係はストレスになっていました。
ただ、自分にとって近しい同僚から意地悪や嫌がらせをされたりマイナスの影響を受けると、仕事に集中できなくなり、無断欠勤が増えたり無断の休憩も増えて仕事に身が入らなくなるということも分かっています。

ですから、そんな嫌がらせをしてくるようなマイナスな人間関係は、やはり良くないということが当然結果として出ているわけですが、常に嫌がらせをしてくるわけではなく、時々優しくしてくれたり応援してくれて、時々邪魔をしてきたり嫌がらせをしてくる敵なのか味方なのかよく分からないフレネミーはどうなのかということも調べています。

常に嫌がらせをしてくる人よりは、時々嫌がらせをしてくるけれど、時々味方をしてくれたり優しくしてくれる人の方がまだマシなような気がすると思います。
あの人は悪い人かと思っていたのに、実はいい人だったのかもしれないと思うこともあるかもしれません。

このように嫌がらせをしてくる同僚が、時々親切な行動をしてきた場合にはどうなるのかということを調べたところ、その結果、良くなるどころかよりひどくなりました。

つまり、同一人物から嫌がらせを受けたり、逆に親切にされたり、頻繁にそれが切り替わるどっちつかずの態度をされた場合の方が、常に嫌がらせを受ける場合よりも、さらに仕事に専念することができなくなり欠勤が増えたという結果が確認されています。

ですから、僕たちは敵から受けるマイナスの影響は大きいものですが、最も僕たちの人生に対して邪魔をしたり仕事の邪魔をしてくる人間関係としてはフレネミーです。

一番最初に切るべき人間関係を考えるのであれば、時々邪魔をしてきたり時々見方をしてくる敵なのか味方なのかわからない人を最初に切るようにしないと、僕たちの人間関係は改善しないということがこの研究からわかったことです。

集中力や判断能力のリソースをもっていかれる

このようなことが起きる原因としては、その人に集中力や判断能力を持っていかれるからです。

相手が明らかに自分にとっての敵だという場合には、一貫して警戒心を発揮するとか、その人が近づいてきた瞬間にいつも通りの対応をすればいいわけですが、時に敵になったり時に味方になったりされてしまうと、僕たちは常にその人のことを気にかけていないといけない状態になってしまいます
それにより脳のリソースをかなり取られてしまうので、それが大きなストレスに繋がってしまうわけです。

研究者のコメントとしては、態度が一貫しない人との付き合いは、感情的なエネルギーを消耗させ、人間関係における対処が、一貫して敵である人への対処よりもより多くの対処法が必要になると言われています。
それにより僕たちのエネルギーが奪われてしまうわけです。

まわりにフレネミーが多いと・・・

他にも同じようなことを言われている心理学者の方もいて、どっちつかずの態度というものは、一方的にマイナスな関係よりも肉体的にもはるかに不健康なものだということをいろいろな研究により確認されているそうです。

例えば、このようなフレネミーの関係が近しい関係の中に多い人ほど、敵が多い人よりもストレスを感じやすくなり、鬱になったり人生に不安を感じやすくなるということが確認されています。

よく職場の人間関係で疲れているという人もいますが、このような人はフレネミーが多いという場合もあります。

つまり、職場の中で、絶対に最終的にはどんな時でも味方になってくれる人がいるかというと、そんな人はいないけれど、敵ばかりなのかというとそういうわけでもないという状況です。
そんな周りのみんなが、時には味方になるし時には敵になるというような人ばかりと仕事をしていると、敵が多いよりもメンタルをボロボロにしてしまうということです。

職場に限らず普段の人間関係でも

別の研究ですが、高齢者を対象にした研究で、職場ではなく一般の人間関係においても同じようなことが分かっています。
自分の生活の中で最も大事な10人との人間関係を評価してもらうという実験を行っています。

つまり、それぞれの人に対して自分にとって近しい大事な人を10人選んでもらい、その人とどんな関係にあるのかということを調べて、その際にフレネミーかどうなのかということを判定したわけです。

その上で不安を感じさせるようなタスクに挑戦してもらいました。
例えば、準備をすることもない即興のスピーチであったり、研究者が目の前で見ている状況で素早く暗算をするということなどストレスを感じるようなテストを受けてもらいました。

そのストレスに対する反応性を見ると、その人が普段どれぐらいストレスを抱えていて、メンタルがすり減ったストレスを抱えやすい状況にあるのかということがわかるというものです。
普段から人間関係の問題を抱えている人は、即興のスピーチや間違えないように素早く暗算をするということを行った時に心拍数が大きく上がりやすくなります。

その結果わかったこととして、自分にとって大事な10人の中にフレネミーが多い人ほど、このような緊張感を感じるようなスピーチや、間違えられない暗算をしたりといったタスクを行った時に、心拍数が大きく跳ね上がっていたということです。

ですから、僕たちは周りの近しい人間関係の中にフレネミーが増えてしまうと、敵が多い場合よりもはるかにメンタルがすり減ってしまい、新しい人間関係を開拓したり自分の人生と向き合う力がどんどん削がれてしまうということです。

だからこそ、人間関係においてもっとも最初に整理すべき人間関係、リセットするべき人間関係というものは、敵ではなくまずはフレネミーです。
敵と味方の両方の顔を持っている人との関係を一番最初に処分するべきだということが、これらの研究からわかったことです。

皆さんも自分の周りにいるフレネミーを洗い出して大掃除してみてはいかがでしょうか。

とはいえ、人間関係を切るのが怖い方へのおすすめ

とはいえ、人間関係を切るのは難しいとか、人間関係を切ったことで問題が起きるのが怖いという人も多いと思います。

ですが、この人間関係の整理のためには明確な測り方がありますので、それを使ってもらうというのがひとつのポイントで、もうひとつは、人間関係を処分した後に新しい人間関係を作るための練習もしておくべきです。

新しい人間関係を作る自信がない人は、今の人間関係に固執してしまいますので、それがフレネミーだと気付いても関係を切ることができなくなってしまいます。
ですが、新しい人間関係を作る自信さえあれば、敵であるエネミーはもちろんですが、僕たちのエネルギーをすり減らすだけのフレネミーも切っても何の問題もないわけです。

そんな方法について解説した動画を今回のおすすめの動画としてまとめておきます。

新しい人間関係をつくるために

コミュ障でも5分で人脈をつくれる方法

こちらは、コミュニケーション能力に自信がなくても、人脈や人間関係を増やすための心理学的な技術について解説した内容になっています。
これは別に難しいことではなく、誰でもできる方法です。
僕も別に友達の多いタイプではありませんが、ここで紹介しているようなテクニックを使うことによって、自分にとって大切な人間関係は十分に作ることができています。
ぜひこちらもチェックして参考にしていただけたらと思います。

人間関係をリセットするために

人生を変えるための人間関係のリセット法まとめ

やはり、人間関係はリセットすることも必要なわけですが、どこからどのようにリセットすればいいのか分からないということもあると思います。
こちらは、科学的に皆さんが良い人間関係をつくるために、どこから手をつけて、どのようにして基準を決めればいいのかということを明確にすることができる内容になっています。

この2つの動画はぜひ合わせて見るようにしてください。
人間関係の増やし方と人間関係のリセットの仕方の両方を持っていれば何も怖くなくなります。

良い人間関係のためのおすすめ本

今回のおすすめの本としては、まずは、『だれもわかってくれない 傷つかないための心理学』です。
これは人間関係の問題に関するさまざまな研究から、例えば、相手に誤解を与えてしまった時や失恋をした時に、関係を元に戻すためにはどうすればいいのかといったことまで詳しく解説してくれています。
人間関係について学ぶためにはかなり役に立つ本だと思います。

そして、もう1冊僕の本ですが、『人間関係をリセットして自由になる心理学』も紹介しておきます。
これは新書サイズで読みやすいと思いますし、人間関係を整理したいけれどどこから手をつけたらいいのかが分からないとか、人間関係を切るのが怖いという方は、こちらもきっと役に立つと思います。

さらに、僕のオーディオブックが Amazon で無料で聴けるというキャンペーンを行っていますので、そちらのリンクも入れておきます。
1人1冊ですが、普段は3000円ぐらいするオーディオブックが無料で聞けるというキャンペーンですので、まだの方はぜひこの機会にチェックしてみてください。

今回のおすすめ動画
今回のおすすめ本

★通常3000円が無料
DaiGoのオーディオブックがAmazonで無料で聞けます。詳しくは↓
▶︎後悔しない超選択術
▶︎知識を操る超読書術
▶︎自分を操る超集中力
▶︎人を操る禁断の文章術
など、他多数の著書が、Audible30日間無料体験にて1冊無料

リサーチ協力の鈴木祐さんの論文解説チャンネルもオススメです
Supported by Yu Suzuki  https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、参考資料および、動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:Adam Grant(2017)Originals: How Non-Conformists Move the World

他のカテゴリーもチェック


他の人はこちらも検索しています

知識をさらに検索

この知識はどうでしたか?

-人間関係
-, , ,

Translate »

© 2020 Mentalist DaiGo Official Blog