人間関係

気づかないと人間関係で損する思い込み(バイアス)を解説してみた

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DaiGo MeNTaLiST

人間関係を崩壊させる思い込み(バイアス)について、僕たちはこの思い込みが多分にはたらくものです。
なぜかというと、思い込みがないと先の予測ができなかったり、思い込みがあったほうが様々な対処がしやすいということもあります。ですから実は思い込みというのは重要な側面もあります。ところがこの思い込みは行き過ぎたり偏ってしまうとチャンスを逃してしまったり行動する前に諦めてしまったり、ありもしない不安に潰されてしまったりということが起きます

この行き過ぎた思い込みを消していく方法を紹介します。
自分をニュートラルに保ち人間関係を良好に維持するためにも必要なことです。
人間はそもそも他人のことに興味が無く自分のことしか見えていないものです。自分のことしか興味が無いために、自分がどのように見られているのかということを気にしすぎてしまうわけです。

ハロー効果

人間関係を崩壊させるバイアスはたくさんありますが、ひとつ紹介します。
ますは、ハロー効果というバイアスです。

通常心理学でハロー効果は、その人の目立つひとつの特徴によりその人のことを強く印象付けられてその人の全体を判断してしまうことです。これはごく限られた特徴により全体を推定しようとするものに基づいていますが、これが間違った方向に機能してしまうと「この人は◯◯がダメだから全てダメな人だ!」というようなひとつのネガティブな要素でその人のすべてを否定する事になってしまいがちなので気をつけましょう。
自分が相手に対して印象を確定させたいのであれば少なくとも3つの証拠があるのかということを考えるようにしてください。1点だけで決めようとすると全ての人が良い人/悪い人とするようになってしまい危険です。

多くの人がこのバイアスに引っかかっています。ですから、逆に、初対面で自分の有能さを言葉ではなく明確に示すことが出来るようになると勝手に初対面の印象が相手の中でカタチづくられてすごい人とか良い人と思われるようになるわけです。

公平世界仮設

次のバイアスは、公平世界仮設です。
このバイアスには僕もよく引っかかってしまいます。これは人がした行為に対してはそれにともなった結果が返ってくるというものです。因果応報のような考え方です。努力は絶対に報われるとか、逆に駄目な人は努力が足りないだけとか、世の中は公平であって、だから努力すれば報われるし、そうでない人は努力が足りないだけだとするものです。
実際には、全てのことがこのような単純なことではなく、もちろん努力は報われないということでもないですが、自分の行為に対して結果が返ってくることとそうでないことがあります。それを分けて考えるようにすることがこのバイアスから逃れるための方法です。
全てをこの公平世界仮設で見てしまうとそこには矛盾や偏りが生まれてバイアスとなってしまいます。
努力は報われるとは限りません。だから努力しなくてもいいということではなく、だからこそ僕たちは努力を続けるしかないということです。公平でもなく努力が必ず報われるという世の中ではないからこそひとつのことで諦めることなくあらゆる方向に努力を重ねていくしかないわけです。

権利への執念

自分が信じていることは相手も信じるべきだと思ってしまうものです。
例えば、これは世の中の常識なんだから当然従うべきだとか、これが正しいことなんだからこうあるべきだ!というような、自分が信じていることだからこれが真実であり、みんなもこれを信じるべきだと考えるものです。

自分が信じていることが正しいのかどうかはわかりません。これは、客観的・科学的に正しいかどうかもわかりませんし、主観的に見た正しさも人によって違います
この主観的な正しさというのは議論したり主張しても無駄ですが、そうではなく客観的・科学的な事実というのは大事だと思っています。もちろん科学を信じようがスピリチュアルなものを信じようが、それも主観的な部分ではそれぞれです。ただ、それを客観的に論じたり押し付けてはいけないと思います。

この主観的な部分では、自分が信じていることを相手が信じているとは限らないということを考えておくのと、相手が主観的に話しているのか客観的に話しているのかということも考えておかないと議論は無駄に平行線になってしまいます。

社会的受容の見逃し

これは、相手が興味を持っているのに、興味を持っているのかどうかがわからなくなってしまうものです。人はネガティブバイアスに囚われてどうせ自分なんて・・と考えてしまうと可能性すら気づけなくなってしまいます。オークションでこんなもの価値はないと決めつけていたけれど調べてみると驚くほどの価値があったということがたまにありますが、同様に自分にとっては他愛ないと思い誰も価値は感じないだろうと思っているものでも、もしかしたら他の誰かにとっては大きな価値があるかもしれないという可能性を見逃してしまうことがあります。

自分には何も強みはないとか、特に価値なんてないと思っている人でも、他の誰かにとってはそれが欲しくて仕方がないほどの大きな価値を秘めているかもしれないわけです。
自分の可能性に気づくためには、この社会的受容の見逃しというバイアスの存在を知っておいてください。これも自分にしか目が向いていないために自分自身の隠れた価値に気づけない事が起きるわけです。自分のことを話すのに夢中になっていて相手が興味を持っていることに気づけていないようなこともよくあります。

内集団バイアス

企業が倒産する原因のひとつとして危険なバイアスです。大企業がベンチャー企業に抜かれる原因でもあり、社会人3年目からかかるバイアスでもあります。
自分が所属しているグループ・企業・部署・好みや考えの似ている人たちほど過大評価しやすいというものです。
その所属するものが永遠に繁栄するのであればそれでも良いかもしれませんが、外に目を向けることをしないと人間は成長がなくなり崩壊してしまうものです。ビジネスでもドラッカーは会社の未来をつくるのはカスタマーではなくノンカスタマーだと表現していました。カスタマー(顧客)は当然大切なわけですが、それだけでなくノンカスタマー(非顧客)がどのように市場をつくっているのかということを見ていないと会社は発展しないということです。
外の人たちの意見も聞いてその人達が内集団に入るためには、もしくは興味をもつためにはどうすればいいのかということを考えていかないと会社は崩壊するものです。

他にも様々なバイアスがあり、気づかないと損をするものも多くあります。聞くとなんとなく思い当たることも多いけれど・・・というものもあります。続きはこちらで↓

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