この知識はこんな方におすすめ
- ヤバいやつらに関わりたくない
- 身近に隠れたヤバいやつに早めに気づきたい
人として絶対に付き合ってはいけないヤバい特徴
今回は、人として絶対に付き合ってはいけない人の特徴について3つ解説したいと思います。
過去に、他人を脅したり操ろうとしたり、それを目的として近づいてくるヤバい奴らの特徴については解説しています。
カバートアグレッションといって、いい人のふりをして近づいてきて弱みを握ってから急に脅してきたり、恥や罪悪感を使って皆さんのことをコントロールしようとしてくるヤバい奴らです。
このような人に対しては対策をちゃんとしないと人生をズタボロにされてしまいます。
職場などにも結構隠れていますので、その対策方法については今回のおすすめの動画として紹介しておきますので、そちらをぜひチェックしてみてください。
さらに、今回のおすすめとしては僕の新刊も含めて無料のオーディオブックのリンクも入れていますので、 まだの方はチェックしてみてください。
では、今回はシャーデンフロイデを見分けるための方法についてになります。
シャーデンフロイデはドイツ語で「他人の不幸は蜜の味」というような感情のことです。
要するに、他人が凹んだり不幸な状況になった時に気分が高揚してしまう人間のゆがんだ感情のことをシシャーデンフロイデと言います。
よくタレントさんや有名人が不祥事を犯した時に寄ってたかって叩いたり炎上させようとする人がいますが、あのような人たちはこのシャーデンフロイデの感情にとらわれている残念な人たちです。
この他人の不幸を喜ぶ感情については、実は研究例としては結構少ないですが、今回はそんな少ない研究の中でもエモリー大学が行ってくれた研究を基に解説したいと思います。
このような他人の不幸を喜んだり、追い込んだりいじめたりすることで相手をされると余計に喜んでしまうような人には3つのタイプがあるとされています。
ということは、この3つのタイプに該当する人を避けることで、そんな面倒な人たちに嫌がらせをされたり絡まれる可能性を大きく下げることができるということになります。
区別系シャーデンフロイデ
これは自分が何かのグループやコミュニティなどに所属しているという気持ちを強めたいがために、自分の所属している側は幸せで、そこに所属していない人は不幸だと考えようとするものです。
自分の所属している側の価値を高めるために、他のグループやコミュニティに所属している人の不幸を喜ぶ人たちのことを区別系シャーデンフロイデと言います。
分かりやすく言うと、自分たちのチームが勝った時に喜ぶ人もいれば、他のチームが負けた時にざまあみろと言う人もいます。
自分のチームが勝った時に喜ぶのは全く問題はありませんが、わざわざ他人のチームが負けたり残念な状況になった事を喜ぶ必要はないわけです。
自分の成功を喜ぶために頑張る人と、自分は何の挑戦もしていないから当然成功することもないし凡庸なつまらない人生を送っているのに、挑戦している人が失敗したり成功している人や有名人が叩かれると一緒になって叩こうとする人たちがいます。
例えば、よく一発屋の芸人をバカにするような人がいますが、全員ではないですが大抵の人は一生の中で一発も当てることができていない人たちです。
一発当てるような挑戦もすることができていないので失敗することも当然ないにも関わらず、他人の失敗を指差して、実際には挑戦もすることができていない臆病な人間なのに、自分の側の方が安定しているとか上だと言い始めるわけです。
競争系シャーデンフロイデ
これは自分よりもうまくやっている人に対する嫉妬が原因になるシャーデンフロイデです。
芸能人や有名人が叩かれる時の感情としてもこの競争系シャーデンフロイデが含まれると思います。
区別系の場合は、どちらかと言うと「芸能人はみんなどうしようもない」「経営者はみんなあくどい事をしている」けれど、自分たちはまともだというような何かしらの集団で区別しようとする感情で、競争系は個人として自分よりもうまくやっている人に対する嫉妬によるものです。
自分よりも成功している人や出世する人を叩いたり、新しいことに挑戦しようとする人がいると、そんなことをしても絶対にうまくいかないと足を引っ張るようなことを言ったりします。
自分が挑戦することができないのに相手が挑戦をしてうまくいったら嫌だから叩こうとする感情です。
このような新しいことに挑戦しようとしている人に対して、無駄に批判的な陰口を叩いているような人がいた場合にはあまり近づかない方がいいと思います。
正義系シャーデンフロイデ
このタイプが一番あくどいタイプです。
区別系や競争系の場合には、例えば、他人が失敗するのを見ている暇があるのであれば、自分が頑張ることができるようにメンタルを変えるように指導することによって、まだなんとかなるものですが、この正義系シャーデンフロイデはどうしようもありません。
これは自分は世のため他人のために他人を叩いているんだと考えるタイプです。
自分はみんなのためにしているから、他人を叩いても暴言を吐いても構わないし、誹謗中傷であってもそれは正義の鉄槌だと考えてしまう歪んだ正義をモチベーションとして他人の不幸を喜ぶ奴らです。
これはお金持ちに対するバッシングや権力者に対するスキャンダルをあげつらう週刊誌の記者のようなヤバいタイプのシャーデンフロイデです。
正しいことをするということは素晴らしいことだと思いますが、だからといって他人を苦しめていいわけはありません。
そもそも正義というものはポジションによって変わるものでもあるのに、自分は正義のためにやっているのであり自分がしていることは常に正しいと思い込むことによって、他人に罰を与えるような行為をして、その相手が不幸になった時にそれを喜ぶ正義系シャーデンフロイデが最も危険です。
このタイプのシャーデンフロイデがいた場合には一切関わらないというのが賢明です。
その歪んだ正義感というものはいつか皆さんの方に向いてしまうかもしれませんので、そんな人がいた場合には近づくことなくそっと距離を取るようにしてください。
身近に隠れたヤバいやつらに対処するためのおすすめ
以上の3つのタイプのシャーデンフロイデについて解説させてもらいました。
特に正義を振りかざして他人を攻撃することを正当化するヤバい奴らは、しっかり対処をしないとずっと皆さんに嫌がらせを続けるということになってしまいます。
その対策のための具体的な方法について解説した動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。
こちらの動画では、そんな他人を攻撃してくるヤバい奴らをどのように見分けて、さらに、どのように対策すればいいのかということまで解説させてもらっています。
そんな面倒な人間関係で困っている方や困りたくないという方はぜひ参考にしていただけたらと思います。
ネット炎上について学ぶためのおすすめ本
今回のおすすめの本としては、ネット炎上についての参考になる本を紹介しておきます。
ネット炎上に加担する人はネット人口のわずか0.47%しかいないというような事実も含めて、ネット炎上が怖くなくなるような科学的な知識を教えてくれる本です。
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免責事項:本内容は、心理学の面白さを伝えることを目的として、参考資料や過去の動画を元に大胆な独自の考察したもので、事実を確定するものではなく、あくまで一説です。ここでの結論は、記載された論文とは異なる場合があります。