この知識はこんな方におすすめ
- 自分に自信がない・・・
- 自信がないせいでいつも・・・
人生に対しても、仕事も恋愛も・・・
今回は、自信がない人が今すぐやるべき行動トップ3として解説させてもらいます。
自分に自信がないという人は結構いると思いますが、どうしても生きづらくなったりすると思いますし、本来のパフォーマンスを発揮することができなかったり様々な問題につながってしまいます。
自分に自信がないから、人生も仕事も恋愛もうまくいかないというように感じている方が、どのようにすればいいのかということを今回は紹介したいと思います。
年末年始の時間を使ってこの習慣を身につけてもらえると、自信がないことによるデメリットがほとんどなくなるのではないかという方法になります。
皆さんは「もっと自分に自信を持つことができたら・・・」と思う時はどのような時があるでしょうか?
大抵の人は、「自分にもっと自信があったらコミュニケーションがうまくいくのに」「自信があれば仕事がもっとうまくいくのに」「自信さえあればもっと恋愛がうまくいくはず」だと考えています。
もっと自信があることによって、自分が今抱えている問題を解決することができると無意識に思っているから、多くの人が自信を求めています。
ところが、残念なことに自信をいくら持ったところで問題解決能力は上がりません。
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自信があったとしても問題は解決しない
例えば、研究によると、自分に自信を持っている人と持っていない人を比べた時に、自信を持っている人が本当に仕事のパフォーマンスが高いのかということを調べてくれていて、それによると全く関係がなかったということが分かっています。
自信を持っているかどうかということにかかわらず、仕事で高いパフォーマンスを発揮することができる人はそれができるし、できない人はできないということです。
コミュニケーションについても、自信満々な人の方が実際にはコミュニケーションが下手です。
自分がコミュニケーションでミスっていたり、相手に嫌な気分を与えているということに気づくことができていなくて、自信満々な人はただ鈍感なだけです。
これは恋愛でも全く同じで、恋愛で無駄に自分に自信を持っているような人は周りから見るとただの痛い人です。
聞かれてもいないのに自分から自分はモテるとやたらとアピールするような人は実際にはモテません。
自信というものはなさすぎると問題ではありますが、自分を受け入れることができるぐらいのレベルの自信さえ持っていれば、そんなに大すぎる必要は全くありません。
ちゃんと自分を認めることができる最低限の自信を作ることによって、自分のことをちゃんと見ることができるわけですから、改善するべきところは向き合って改善して、苦手なところは他の人に助けを求めるというようなこともできようになります。
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つまり、自分に自信がない人の問題点というものは、自信さえあれば全ての問題を解決することができると考えていて、そのせいで今のありのままの自分というものを見ることができていないということです。
しかも、万が一自信を持つことができたとしても、そもそもの自分の問題というものは解決していません。
自信があれば問題が解決するのではなく、実際の能力によって問題は解決するものです。
ですから、必要なのは自信を持つことではなく能力です。
能力というものは手に入れることができるものです。
あまりにも低い自信は今回紹介する方法を使えば直すことができますが、そもそも遺伝子によりある程度決まってくるものですから、デフォルトの自信を高めようとすることは無理なことです。
ですから、「もっと自信を持て」というアドバイスは最悪のアドバイスです。
自信は持てなくて構いません。無駄に自信を下げてしまうことだけはやめるようにすればそれでいいと思います。
ムダに自信を下げないための3つの方法
方法その1 :運動によるボディイメージの改善
人が自信を持って行動することができるかどうか、自分を受け入れることができるかどうかということについて調べた研究はたくさんありますが、これらの研究を見てみると、自分自身の体に対する満足感が高い人ほど適正な自信を持つことができて、自分を無駄に卑下したりするようなことがなくなるということが分かっています。
ですから、適正な自信を持って自分を受け入れるということをするために最も簡単な方法としては、運動をすることによって自分のセルフボディイメージを改善することです。
運動や筋トレを毎日頑張って腹筋をバキバキに割るところまでしなくても構いませんが、なんとなく筋肉がついてきたりお腹周りの脂肪がなくなってきたということをある程度実感できて、自分のイメージとして自分で認めることができるぐらいのレベルまで運動をすることはとても良い方法です。
メンタルを改善しようとする時に最も良い方法は体からアプローチすることです。
心は体でコントロールして体は心でコントロールしようとするのが基本的な考え方です。
ダイエットでも、食事制限だけで一生懸命ダイエットをするよりも運動をしながらダイエットする方がいいポイントがいくつかあります。
運動することによって自分の体が変わってくる感覚が強くなるということもありますし、筋肉痛などが起きることによって自分が昨日も頑張ったというような達成感を感じることもできます。
さらに、結果としてなかなか痩せなかったとしても、例えば、ベンチプレスをできる回数が徐々に増えていくとかスクワットができる回数が増えていくというような成長を感じながら進めていくことができます。
自分が続けることができているとか頑張っているという感覚を持ちながら積み上げていくことが自分に対しての自信になります。
運動は自分の性格や自分に対する自信を大きく変えてくれるきっかけになるものですから、一番最初にするべきことは運動によるセルフボディイメージの改善になります。
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方法その2 :瞑想による自動思考キャッチ
今までにも瞑想の効果についてはいろいろと紹介してきました。
瞑想と言われると「無になる」というようなイメージを持っている人もいると思いますが、そうではなく、「自分の思考が余計な方向に向いていたり注意がそれていることに気づくことができるようになる」というものです。
人は勉強をしている時も仕事をしている時も、気が付いたらいつのまにかスマホを触っていたり、ふと気がついたらただぼんやりとしていたということもあると思います。
瞑想をすることによってこのような気づかないうちに気が逸れてしまうということがなくなります。
例えば、本を読んでいて他のことに気がそれそうになったら、それに気づいてまた本の方に集中することができるようになります。
物音がしてそれにふと気を取られたとしても、そのことにもすぐ気づいてまた注意を戻そうとすることができるようになります。
注意が逸れてしまい本来集中したかったことに戻れなくなる前にそれに気づくことができるようになります。
それにより自分の狙った方向に注意力を向けることができるようになるというのが瞑想の真髄です。
ネガティブ思考に囚われたり、自分に自信を持つことができないという人も、この瞑想をすることによってそれを改善することができます。
自分に自信がないという人は、自分も気づかないうちに自分に対して否定的な言葉を自分に投げつけています。
「こんなことも出来ないなんて自分はなんてダメなんだ」「あの人に比べて自分はなんて惨めなんだろう」・・・というような自分にとってネガティブな言葉を自分に投げまくっています。
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これも瞑想のトレーニングによって改善することができます。
ネガティブな言葉を自分にぶつけようとしている自分に気づくことができるようになります。
今までは気づかないうちに次々と自分に投げつけて自分で自分を傷つけていたわけですが、それを投げつけようとしている時に気づくことができるようになるわけです。
それができるようになると無駄に自分を自分で卑下したりすることもなくなります。
自信がない人は、きっと周りは自分のことをダメな人だと思っていたり、周りに比べて価値がないと思い込んでいますが、実際には周りはそんなこと全く考えていないことの方が多いものです。
にもかかわらず、勝手に自分でネガティブに想像して、他人にいきなりそれを本当に言われてしまうと傷つくので、その前に自分でそれを投げつけておこうとしてしまいます。
これが無意識のうちに自動的に行われるようになってしまうと、人はどんどん自信を失い生きるのが辛くなっていきます。
この勝手に自分を卑下してしまう思考を止めることが重要です。
瞑想のトレーニングをするとその能力が高まっていきますので、瞑想のトレーニングをしてみるのが良いのではないでしょうか。
その瞑想の方法としては、今回のおすすめの動画としても紹介しておきますので、そちらも参考にしてみてください。
本で理解したいという場合には、おすすめの本として紹介しておきますがこちらも役に立つと思います。
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方法その3 :セルフコンパッション
セルフコンパッションというのは自分に対する思いやりや優しさという意味ですが、人は自分のことを責めても何もいいことがないということが分かっています。
例えば、学生を対象にした研究では、テスト前にダラダラと過ごしてしまいあまり勉強をしなかったためにテストの成績が悪かったという学生が、自分はなんて意志力がなくてダメな人なんだと自分を責めたグループと、人は誰でも怠けてしまうことはあると認めた上で、今回の失敗を次に繋げれば大丈夫だと考えたグループを比べたところ、自分を責めたグループは前回よりも成績が悪くなっていました。
前回よりもテスト勉強のために割く時間が実際に減っていたということです。
よく自分に厳しくするべきだというようなことを言う人もいますが、人は自分を責めれば責めるほど努力をしなくなってしまいます。
自分に厳しい人というのは自分を責めている人ではありません。
「自分に厳しい人」と「自分を厳しく責めている人」とでは全く意味が変わってきます。
自分に厳しくなり同じような失敗をしないために綿密な計画を立てたり行動できるようにする人が自分に厳しい人であり、自分を厳しく批判するだけの人ではありません。
自分を厳しく責めるだけで次の行動につなげない人は、ただ単に自分を卑下しているだけに過ぎません。
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重要なのは自分を成長させて次に同じような失敗をしないことです。
成長に繋がらないのであれば自分を責める意味はありませんし、成長に繋げたいと思うのであれば自分に対して優しい言葉を投げかけるセルフコンパッションが必要になります。
セルフコンパッションについてはいろいろなテクニックがありますが、最も簡単な方法としては、「自分と同じ状況になっている親友がいるとしたら、自分はその親友にどのように声をかけるのか」ということを考えるようにしてください。
例えば、仕事に失敗してしまい自分は何でダメなんだと落ち込んでいるのであれば、そんな状況になっている友達がいるとしたら、自分はその友達にどのように声をかけるかということを想像してみてください。
おそらく友達に対してであれば、失敗は誰でもすることがあるし次頑張れば大丈夫だというようなことを言って励ますのではないでしょうか。
そんな友達に投げかけるような言葉を自分に対して投げかけるというのがセルフコンパッションの基本です。
この自分に優しい言葉を投げかけるのが苦手だという人もいると思いますが、そんな方やセルフコンパッションをさらに推し進めて学びたいという方は、こちらの本が役に立つと思います。
ワークブック形式になっているので、これに沿って進めていくだけでセルフコンパッションを身につけることができるようになっています。
まとめると・・・
今回はそんな自分に自信がないという人が今すぐするべき行動のトップ3について紹介させてもらいました。
まずは運動を始めてセルフボディイメージを改善してみてください。
これは別に痩せたり筋肉をバキバキにするということまで考える必要はありません。
運動を習慣にし始めて、筋肉痛を感じたり体が少し変わってきたような感覚さえあればそれで構いません。
そんな実感を得るだけで、それが皆さんにとっての大きな自信につながります。
次に、瞑想のトレーニングを行ってもらい、自動でネガティブな思考にとらわれてしまうことに気づけるようになってください。
そして、セルフコンパッションで自分に優しい言葉を投げかけて次に繋げるようにしてください。
この3つにぜひ取り組んでもらい適切な自信を身につけてもらえたらと思います。
失敗を恐れず前に進むためのおすすめ
今回のおすすめの動画としては、先ほどの瞑想について解説した動画と合わせて、失敗を恐れず挑戦し続けるための失敗許容力と自己肯定感について解説した動画を紹介しておきます。
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リサーチ協力:パレオチャンネル