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一目置かれる【靴選びの心理学】自分の評価を高める靴が意外にも、高級革靴などではない件

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • すごい人だと一目置かれたい
  • 高級革靴や高級スーツが欲しい

「靴を見れば将来性がわかる?」

今回は、一目置かれる靴の選び方について紹介させてもらいます。

よく昔から靴にはお金をかけるべきだとか、靴を見ればその人の将来性がわかるということを言う自己啓発本やビジネス本もありますが、これは本当なのでしょうか。

先行研究などを見てみると、高い靴を履いている人が印象が良くなるのかという問題については、実際には大して良くならないということが分かっています。
高級な良い靴を履いているということが良いイメージになるのかと言うと、実際にはそんなことはないということです。

ではどんな靴がいいのでしょうか。
相手に好かれたいとか信頼されたいと思い、相手に対する印象を良くして人として信頼関係を結びたいと思うのであれば、選ぶべき靴はあまり高くはないけれど実用的な靴です。
もちろんボロボロな状態ではないということが重要です。

ですから、あまり高い靴を買うというよりは、実用的な靴を履いている方がむしろ相手からの印象は良くなります。
実際には、靴にそんなに高いお金をかける必要はないということです。

実用的な靴を履いている方が印象は良くなり信用されやすくなるということですが、そのような中で、今回は、この人はすごい人だろうとかカリスマ性を感じてもらったり、自分の優位さを感じさせたいという時にはどんな靴が効果的なのかということを紹介させてもらいます。

「レッドスニーカー効果」

実は、心理学ではレッドスニーカー効果と言われている効果があり、そこから、なめられないための一目置かれる靴の選び方を紹介させてもらいます。
ちなみに、これも高級な革靴ではありません。

2013年にハーバード大学が複数の高級ブランド店をピックアップして、そこに2パターンの服装をした男性を送り込んで、対応がどのように変わるのかということをチェックしました。

いろいろな高級ブランド店がありますが、そのようなお店に行った時に、この人はお金を持っていそうだとか、きっとすごい人に違いないと思われる人は、当然ですが対応が変わってきます。
やはり、見るからに学生だったりまだお金を持っていなさそうな場合だと、そんなに相手をされないこともあると思います。
これは別に全ての店がそうだというわけでもありませんし、それを批判するわけでもありませんが、やはり、お金を持っていそうな人の方が少なからず対応は良くなるわけです。

普通に考えると、見るからに全身高級な服を身にまといお店に来ている人の方が、お金持ちに思われるでしょうし、店員さんも一生懸命接客しそうな気がします。
ところが、実際にはそんなこともありませんでした。

Tシャツにジーパンが経済的にも社会的にも高く思われた?!

この実験の2パターンの服装としては、高級スーツに身を包んだ男性を送り込んだ場合と、T シャツにジーパンの男性を送り込んだ場合で比べています。

その後に、それぞれの店員の方に男性からどんな印象を受けたかということをヒアリングして、高級ブランド店に高級スーツでビシッと決めて行った場合とT シャツにブランドで入った場合で、どちらの方が重要人物として見られやすいのかということを調べたわけです。

その結果わかったこととしては、なんと、T シャツとジーパンでお店に行った方が重要人物と思われやすかったということです。

つまり、T シャツとジーパンの場合の方がお金持ちだと判断される可能性が高く、なぜか社会的な地位も高そうだと思われたということです。

Tシャツにジーパンの教授の方が優秀と判断された?!

同じような現象は、高級ブランド店だけでなく他の場所でも確認されています。
例えば、大学の構内では、高級なスーツで決めている教授とT シャツにジーパンの教授を比べると、なんと、T シャツにジーパンの教授の方が頭が良さそうに思われ優秀だと判断されたということです。

不思議なことに、高級スーツをビシッと決めて高い革靴を履いていれば、お金持ちに思われたりなめられないと思う人もいると思いますが、どうやら実際には逆なのではないかということです。

であれば、T シャツとジーパンで会社に行けばいいのかと言うとそういうことではなく、なぜこのような現象が起きるのかということを理解しておくことが重要です。

当たり前ではないものに一目を置く!

高級ブランド店には高級な服を着ていくことが当たり前なわけです。
学校でも、先生は普通はスーツを着たりある程度フォーマルな格好をしているのが当たり前ではあります。
つまり、僕たちは「当たり前ではないもの」に一目を置くということです。

普通の人とは違う行動や、その場でみんながしないような行動を堂々と平然とやってのける人に対して、力がある人だと感じるわけです。

ですから、高級店に行く時には高級な服を着ていくのが当たり前というステレオタイプをT シャツとジーパンがぶち壊しているわけです。
そんな型にはまっていない服装をしていることが、自信があるということなんだろうと感じさせて、そんな自信があるということは、実はとてもお金を稼いでいたり本当はとても頭がいい人で、他の人のように外見に気を配らなくても構わないすごい人なんだろうと思われるということです。

もちろん、三ツ星レストランなどでドレスコードがある場合には別ですが、基本的には、みんなが当たり前だと考えていることに従えば、どんなに高級スーツを身にまとったところで一目置かれることはないということです。

大事なのは、普通の人や皆がしなさそうなことを堂々と自信を持ってするということが、周りから見た時には舐められない状況を作るということです。

ですから、なめられないためや一目置かれたいというために高級スーツや靴を買うのもいいかもしれませんが、それにお金を使うぐらいであれば、むしろ、ラフな格好やその場では普通の人がしないような格好をした方が心理学的には良いのではないかということになります。

他人とは違うけれど堂々としていることが重要

そして、堂々としているということが何より重要です。
どんなに高い高級スーツを着ていても自信がない人よりは、別に高級でなくても、その場に若干そぐわないような服を自分で選んで着て堂々としている人の方が、はるかに一目置かれる可能性が高くなるということがこの研究により示されていることです。

重要なのは周りと違うことをするということ、そして、その他人と違うことに対して自信を持つことです。
ぜひ高級スーツを買おうと思ったり靴に無駄なお金を投資しようと思った時には、このレッドスニーカー効果のことを思い出してみてください。

他人と違うことに自信を持つためのおすすめ動画

とはいえ、他人と違うことをするということは怖いものです。
やはり大きな成功をしている人は他人と違うことを平然と成し遂げる人ですし、他人と違うことをして成功したからこそみんなからすごい人だと評価されるわけです。

このような他人と違うことをするのがなぜ難しくなるのでしょうか。
多くの人がスーツを着たり他人と同じ行動をとります。
他人と違う行動をとると、最初は変な目で見られたり陰口を叩かれたりすることもあります。

このような他人からの批判や、他の人とは違うことをすることで感じる不安などを断ち切るためのメンタルを作っておくことが必要になります。
今回のおすすめの動画では、そんな強いメンタルを作るための方法について解説した動画を紹介しておきます。

凹むことも恐れず前に進むために

立ち向かう自信をつける【レジリエンス強化法】

皆さんが心が折れそうになったり、他人の意見に流されそうになってしまった時などに、それに負けず自信を持って自分の選択をするためには、仮に失敗したりしたとしても自分の力で立て直すことができるという自信を持つことが大切です。

僕でも落ち込むことは当然あります。
落ち込んでも立ち直る方法を知っていれば、落ち込む可能性があったり失敗する可能性があったとしても、堂々と挑んでいくことができるようになります。
失敗した時には、また改善して取り組んだりもう一度取り戻すように頑張るとか、迷惑をかけた人がいるのであれば謝ってやり直せばいいだけです。

堂々とするためには、失敗しても取り戻すことができる感覚を持っていたり、立ち直るための方法を知っておくことが必要です。
そんな方法について解説した内容になっています。こちらの動画もチェックしてみてください。

失敗を恐れず前に進むために

失敗を許せる自分に変わる【失敗許容力と自己肯定感】の身に着け方とは

僕たちが失敗を恐れるのは、失敗をした時に自己否定してしまったり、失敗することを許せない感覚があるからで、そのせいで前に進む力を抑えてしまいます。
失敗が怖いから前に進めていないということがほとんどです。

失敗を許せるようになり、ある意味科学的に正しい開き直りが出来るようになれば、皆さんは堂々と他人とは違うことも出来るようになりますし、その結果成功する未来も見えてくるようになるわけです。
そんな方法について解説していますので、こちらの動画もチェックしてみてください。

自分に自信がないという人におすすめの本

なかなか自分に自信を持てないという人もいると思います。
自分なんて誰にも興味をもたれないとか、自分には何の能力もないし他人と違うことなんてできるわけもないというように、極端に自分に自信がないのはよくありません。
もちろん無駄に自信満々なのも問題ではありますが、そんな極端に自分に自信がない場合には、まずは、自分にほどほどの自信を持てるようにしたほうがいいと思います。

人間には誰しも良いところもあれば悪いところもあります。そんな良いところも悪いところも全部含めて一度認めた上で、その上で自分の能力をひとつずつ高めていけばいいわけです。
そんな第一歩を踏み出すために役に立つのがセルフコンパッションというテクニックです。

これは自分への思いやりというような意味ですが、自分のダメなところも良いところも全て受け入れた上で、程よい自信を持つことができるようになるテクニックです。
このような程よい自信を持つことができれば、無駄な恐怖感もなくなってきますのでセルフコンパッションを学んでいただけたらと思います。

今回のおすすめの本としては、そんなセルフコンパッションを学ぶために役に立つおすすめの2冊を紹介しておきます。『セルフ・コンパッション:最良の自分であり続ける方法 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文』と、『セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる』です。
どちらも分かりやすくてとても良い本ですからぜひチェックしてみてください。

さらに、僕のオーディオブックが Amazon で無料で聴けるというキャンペーンを行っていますので、そちらのリンクも入れておきます。
1人1冊ですが、普段は3000円ぐらいするオーディオブックが無料で聞けるというキャンペーンですので、まだの方はぜひこの機会にチェックしてみてください。

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本内容は、参考資料および、動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:Bellezza, Silvia, Francesca Gino, and Anat Keinan. (2013) The red sneakers effect: Inferring status and competence from signals of nonconformity.

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