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LINEの既読・未読無視に【過剰反応する人の正体】

2019年10月3日

LINEの既読・未読無視に過剰反応する人の正体

DaiGo MeNTaLiST

この記事はこんな方におすすめ

  • 身の回りに既読スルーに過剰反応する人がいる
  • パートナーや身近な人の束縛や過剰反応が激しい
  • 既読スルーが気になって、何度もLINEや電話を繰り返したことがある

過過剰反応する人の心理とは?

彼氏や彼女、家族や友達、同僚や上司などで、メールや LINE の返信がちょっと遅くなるだけでキレる人はいませんか。
以前僕もたまたま忙しい時にLINE が来ていて返す暇もなくそのままになっていた時に、それに対して文句を言われた経験もあります。面倒なだけなので即ブロックしましたが 笑。
ちょっと返信が遅れたぐらいでグダグダ言う人は面倒なだけですし、付き合う価値すらないわけです。
このような既読無視や未読無視に過剰反応する人とは、一体どんな心理状態なのでしょうか。

このような人たちの正体は、いわゆる愛着スタイルという子供の頃の親からの接しられ方によって決まる、恋愛や人間関係、仕事関係における人と付き合う際の距離感によるものです。
愛着スタイルは3つのタイプに分類されます。

安定型
不安型
回避型

この内の不安型のタイプの人は、LINE が既読無視になったり未読無視になったり、メールの返信がなかなかないとか返事が来ないと、ヒステリックを起こしたかのように過剰反応することがあります。

当てはまると危険

不安型の人の特徴をいくつか紹介します。皆さんの周り、あるいは、皆さん自身がこの特徴にどれくらい当てはまるかということを考えてみてください。

自分はその人にもっと仲良くなって欲しいと思っているのに、自分が望むほど自分とあまり親しくなってくれないと思っている

恋人が実は自分のことを愛してくれていないのではないかと不安になることがある

一緒にいてもその相手は実は自分と一緒にいたくないのではないかと感じることがある

恋人同士であれば、できるならば自分と相手は常に一緒にいたい

本当はずっと一緒にいたいけれど、重く思われてしまってかえって相手が遠ざかってしまったことがある

このような特徴に当てはまっている人は、不安型である可能性が非常に高いです。
この不安型の人達は、相手がちょっと LINE を返してこないだけとか返信が遅いだけでも、ヒステリックになってしまいます。あるいは、返信が遅いと何度も LINE を送ってきたり繰り返し電話をしてくることがあります。

相手からの好意の証拠を求め続ける

この不安型は自分に自信がない人に起きやすいのではないかと思われがちですが、というよりも、自分自身の自信の上げ下げを他人に依存している人です。
例えば、相手が自分のことを好きだという証拠がないと自信を持つことができないわけです。
ですから、常に相手からの好意の証拠を常に探して確かめようとします。

この証拠を実際に確かめることができない場合には、より必死になり、それを確かめようとしてきます。さらに、恐怖や緊張やストレスを感じるとその証拠をより求めるようになるので、対象者にまとわりついてしまい嫉妬から感情的になってしまうということが起こります。

これは不安型の人は最初はいい人に見えることが多いです。
不安型は他人に嫌われるかもしれないという恐怖感が常にあるので、基本的に初対面では優しいし親切に見えます
ところが、少し危うい親切さを持っていて、衝動的であったり、他の人ではなく常に自分がその人に対して親切にしていたいという束縛感の強い優しさを持っています。

ですから、このような LINE を少し返さなかっただけで文句を言ってくるような人は、深い関係になればなるほど面倒になります。

このような過剰反応をする人について調べている研究も色々とあり、例えば、コロンビア大学の心理学者のジェラルディン・ダウニー氏の研究によると、このような不安型の人達が見せる過剰反応のことをリジェクションセンシビティー(Rejection Sensitivity:拒否に対する感受性)と言い、この人たちは、他人のちょっとした言動に対しても自分に対して冷淡な扱いをされたというように考えてしまい、大げさに反応してしまうということが分かっています。

不安型の人の危険な3つの傾向・・・

傾向その1

まだ何も起きてない頃から、自分は嫌われてしまうのではないかと最初から嫌われてしまうことを予測してしまいます

傾向その2

そして、嫌われているかどうかも分からないような曖昧な状況でも、すぐにネガティブに判断してしまいます。これから先どうなるかわからない状況であっても、どうせ自分は拒否されてしまうと考えてしまいます。

傾向その3

それが事実であっても思い込みであっても、自分の感じた拒否に対して過剰反応してしまいます。

結局、このような不安型の人と付き合う時の危険性としては、自分が何かをしたわけでもないのに、自分の行動に対して相手が勘違いしただけの場合であっても、それを根拠に攻撃してくるようになることです。
ですから、たまたま仕事で忙しかったり、取引先の人と話していただけ、たまたま電波が悪い所にいたから返信することができなかったというような場合であっても、そのような既読無視や未読無視に対して過剰に反応してしまうわけです。
もはや彼らにとっては、こちらの状況などは関係ありません。不安型の人にとってはその人の思い込みが全てなわけです。

このような返信が遅くなったとか、待ち合わせに遅れてしまった、いつもより褒め言葉が少なかったというようなだけで過剰反応してしまう人は、まさにこのリジェクションセンシビティーが発動しています。
自分が拒否されたと思うとそれだけで激情してしまいます。

不安型は直さないと損ばかりしてしまう!

このような不安型の人は、1年ごとぐらいで転職を繰り返しますので転職が多くなります。この転職の時の理由や自分の職場に対する評価が、みんなが自分だけを仲間外れにしたとか、自分の同僚や仲の良かった人が自分を裏切ったと考えたり、自分の同僚たちに常に仕事を邪魔されているせいで自分の仕事が進まないというように、実際には、ほんの些細なことであっても、大げさに他人から拒否されたと考えてしまいます。
周りの人のあらゆる行動から拒絶の幻想を感じ取ってしまうようになります。

その拒絶をされないように必死に頑張ろうとするので、かえってこれが必死すぎて重くなるので、それにより人間関係が崩壊してしまうわけです。
ですから、このような不安型の人と付き合うとかなり苦労はします。

もし皆さんがこの不安型なのであれば、直すのはかなり難しいですが、やり直すようにしないと人間関係で損しかしなくなります。
特にこの不安型は、恋愛がうまくいかないという結果と最も相関している性格です。
ですから、この不安型は直さないと恋愛も短期的に終わるばかりで、仕事も人間関係が必要な仕事であれば全くうまくいかなくなってしまいます

どうしても付き合わないといけない場合の注意点

皆さん自身が不安型なのであれば、自分で直していくしかありませんが、皆さんの周りにこのような不安型の人がいて、仕事上どうしても付き合わないといけないというような場合もあると思いますので、そのような際の対処法も解説しておきます。

まず、不安型の人は皆さんの言動の何かしらを自分に対する拒絶だと勝手に思い込んでいます。ですから、皆さんの言動の何が相手に対して拒絶感を与えてしまったのかということを知る必要があります。
それを知るために、どのような時に拒絶されたと思ったのかをゆっくり聞いてあげるしかありません。

もし皆さんがこの不安型の人に攻撃されたりした時には、その不安型の人の言動は皆さんに向けられたものではなくて、相手の過去の親との関係に対して向けられているということを考えてください
拒絶を感じて周りの人に対して攻撃をしている人がいたら、その人は親からの愛情を受けられなかったということです。親からの愛情が全くないわけでなくても気まぐれであったり、親との触れ合いの時間が少なかった場合には、不安型になりやすいということが分かっています。
つまり、親に頼ることができなかった子供達が不安型になりやすいということです。親の注意を一生懸命惹こうとして依存的になってしまったり、かなり親切にするようになったり、逆に、少し拒絶されただけでもヒステリックになってしまうようになったわけです。
一生懸命優しくして注意を惹けないのであれば、問題児になって気を惹こうとするようになります。これを大人になってもするのが不安型です。
このようにそれが過去に向けられているものだと考えると、少しは冷静に会話をすることもできるようになると思います。

そして、不安型の人に対して絶対にしてはいけないのは、多くの場合傷つけてもよくないと考え曖昧に断ったりすることが危険です。曖昧なことに対しては、人間は自分の想像で勝手にそれを都合よく補い解釈してしまいます。その想像で補うことを不安型の人に任せてしまうと、すぐにネガティブに考えてしまいます。
ですから、理由なども含めて明確に伝えるようにしたほうがいいです。
例えば、誘われたけど行けないという時に、「その日はちょっと行けないんだ」だけを伝えてしまうと、本当は自分のことを嫌いだから来ないだけなんだと解釈してしまいますので、「その日は、〇〇の結婚式があるからどうしても行けないんだ」というように理由もはっきり伝えてください。
このように断る時には明確に理由をつけて断らないと余計に面倒になってしまいます。

そして、不安型の人はあらゆることを自分に対する拒絶だととらえてしまいますので、不安型の人と約束をすることはあまりお勧めはしません
例えば、「時間があったらランチでもしよう」ぐらいの約束であっても、それができなくなると、自分が裏切られたと大騒ぎしてしまいます。
ですから、不安型の人とはあまり約束はしないというのも重要になります。

既読無視や未読無視に過剰反応する人に対しては、あまり近づかないのが賢明ではありますが、どうしても付き合わないといけない場合には、このような注意点を守っていただければと思います。
是非参考にしてください。

メンタルのアップダウンが激しい人と付き合うためのおすすめ動画
ミスると刺される【メンヘラの取説】
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1561368247

リサーチ協力:Yu Suzuki http://www.nicovideo.jp/paleo

参照:http://moemesto.ru/rorschach_club/file/14257751/bartholomew98.pdf
https://www.oxfordscholarship.com/view/10.1093/acprof:oso/9780195130157.001.0001/acprof-9780195130157-chapter-10
https://psycnet.apa.org/record/1996-01769-019


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