この知識はこんな方におすすめ
- 就職を有利に進めたい!
- 転職を有利に進めたい!
就職・転職を有利に進める条件とは?!
就職や転職で悩む方は多いと思いますが、就職や転職で有利になる活動やスキルなどが最近の研究でも色々とわかってきています。
これがわかれば今の仕事にとらわれなくなります。
例えば、職場での人間関係が悪いとか、自分の人生でのプランが変わった時に、転職する際の不安や恐怖にとらわれなくなります。
自分がどこにいてもやっていくことができるための準備ができます。
学生さんもコロナの影響もあり就職難な状況だと思います。
このような場合にも、自分が企業から求められるようなスキルを持っていれば、そこでの不安や恐怖もなくなります。
今回は、就職でも転職でも有利になる心理学的な要素について解説させてもらいます。
就職や転職の中でも、面接に関しては今までにも結構解説したことがありますし、以前に本も出させてもらっています。
これについてはこちらもチェックしてみてください。
面接官の心を操れ! 無敵の就職心理戦略
今回は、このような話ではなく、学生さんであればどのような学生時代の過ごし方をすればいいのか、転職であれば、どのようなところに気をつけて、どんな経験を積んでどんなスキルを身につけておけば、将来他の会社に転職するとなった時に有利になるのかという内容です。
就職では自己分析が重要といわれますが、自分を客観的に見る方法については過去にも紹介させてもらっています。
今回はその部分は省いて解説させてもらいますが、興味がある方はこちらの本をチェックしてみてください。
Audible であれば無料体験で全部聞くことができる対象になっています。
【オーディオブック無料】
超客観力〜ムダに悩まない理想の自分になれる
転職の欲望を決める要素とは?!
チューリッヒ工科大学などの研究で、503名のマネジメントプログラムの卒業生を対象に、最大で44年間もそれぞれの教育レベルや経歴についてチェックしています。
そこからどのような人が就職や転職で有利になるのかということを調べた研究です。
この研究から様々なことが確認されていますが、まず、転職したくなる人の特徴が見えてきています。
できれば同じ仕事をずっとしたいという人もいれば、同じ仕事をずっとするのは苦手ですぐに転職したがる人もいると思います。
この転職への欲望を決める要素が確認されたということです。
人間の新しい経験に対する欲望を決める性格特性を開放性といいますが、好奇心が強くてあきっぽい性格の人は普通に考えると転職を繰り返しそうな気がします。
この開放性が転職に影響を与えそうな気もしますが、この開放性の傾向や好奇心の強さは、転職を希望する傾向とはあまり関係がなかったそうです。
さらに、教育水準の高さや失業率の低さというようなものも、組織を変えたい気持ちやその会社での自分のポジションを変えたいという欲望には関係するけれど、転職を希望するかどうかにはあまり関係なかったということです。
スポンサーリンク
転職への欲望を決める第一要素は年齢
結局のところ、転職への欲望を決める第一要素は年齢だったそうです。
多くの人は若い時ほど転職を希望する傾向がありました。
若ければ若いほど他の仕事についてみたいと考える傾向が強かったということです。
ですから、若い頃に転職を繰り返したり、本当にやりたいと思う仕事がなかなか見つからないという人もいると思いますが、それをあまり心配する必要はないようです。
年齢がある程度上がってくると、人間は自然と転職への欲望が減ってくるそうです。
若い頃は色々な経験を積むために転職を繰り返すのも別にいいと思います。
年齢を重ねていくと、自分がこれを一生続けたいと思う仕事が見つかるときがあります。
若い時に転職をしたくなるのは普通のことです。
とはいえ、転職をする際に余計なリスクは取りたくないはずです。
前の会社の方がまだ良かったというようなことにはなりたくありません。
転職しようと会社を辞めたのに、どこの会社にも就職する事が出来なかったらとても怖いです。
だからこそ、ここから先は転職の成功を決める要素について説明していきますので、今後のためにも覚えておいていただけたらと思います。
就職と転職の成功率を高める7つの力
ポイントその1 :教育レベル
まずは当たり前ではありますが、教育水準の高さと転職市場でのポジティブさを比較すると、やはり優れた教育を受けている人の方が転職で成功しやすくなるそうです。
良い大学を出るとか良い教育を受けるというのは、やはり就職や転職で有利になります。
学歴が関係ないという状況下であっても、基礎学力や水準の高い教育をどれぐらい受けているかということが重要になってくるようです。
将来どんな仕事に就くとしても、教育レベルは高いに越したことはないわけです。
これは後から勉強するという考え方でもいいと思います。
社会人を続けながら大学に通ってみるということもできるわけです。
社会人でも通信教育の大学に通ったりして次の転職に備えるというのも良い方法です。
ポイントその2 :メタ認知とポジティブ感情
ミズーリ大学などが行った研究で、327人の求職者を対象に3つの調査を行っています。
最初の調査ではその人たちの性格特性と人口統計情報を測定しました。
続く調査では、ポジティブな感情をどれくらい持ちやすいかということと、自分を一歩引いて見ることができる行動をどれくらいできているのか、そして、雇用成果などを測定しています。
3回目の調査では、2回目の調査から3ヶ月後に就職や転職にどれくらい成功したのかということを測定しました。
スポンサーリンク
そこから、就職活動や転職活動で成功しやすい人の特徴が見えてきました。
どうやらメタ認知とポジティブ感情が就職の成功に関わっていたということです。
メタ認知とは、自分で冷静に計画を考え、その計画に基づいて行動して、そして、その計画がほんとにうまく進んでいるのかということを客観的に振り返ることができるかどうかということです。
このメタ認知行動ができる人は、履歴書の提出や一次面接などの就職活動の初期の時点で非常に有利になるということが確認されています。
自分の計画や行動を客観的に見ることができたり、それを振り返って改善することができる人ほど、就職活動の初期段階で有利になるということです。
一方、就職活動の初期の段階以降についてはポジティブな感情が重要になります。
人間のポジティブな感情を維持する能力が後半で就職活動の成功に影響を与えます。
嫌なことがあっても落ち込むだけではなく、その嫌な中にもポジティブなことを見つけることができたり、失敗することがあったとしても、それを学ぶ機会だと捉えて気持ちを切り替えて前に進んでいくことができる能力です。
苦しい中でもポジティブな感情を維持する能力が、2次面接や最終的な内定を乗り越える際に大きな役割を果たすということが確認されています。
このポジティブ感情は、基本的には外向性の高さと誠実性の高さが影響を与えます。
外向性の高さと誠実性の高さがポジティブな感情を維持してくれます。
ほとんどの人はコレができていない!
研究チームによると、これらの傾向は常識的なことのように見えるが、実際には一般的ではないと言われています。
つまり、計画を客観的に振り返ることが重要だと言われていても、その常識的なことを多くの人ができていないということです。
スポンサーリンク
ほとんどの人は、戦略を持たず、自分の計画を評価しません。
戦略もないまま就職活動や転職活動を始めて、自分の計画がうまくいったかどうかを振り返ることもないわけです。
さらに、自分の計画を振り返って、どうすればもっと上手く進めることができるかどうか検討することもありません。
ほとんどの人は戦略も計画も考えないし、それを振り返ることもしないから同じ失敗を繰り返します。
これがいつまでたっても就職や転職で成功することがない人や、良い仕事にいつまでたっても就くことができない人の特徴です。
このメタ認知の鍛え方については、僕の本ですがこちらの本を使ってみてください。
自分の考えや自分の行動を様々な視点で見る能力をクリティカル・シンキングと言います。
これを鍛えれば自分を客観的に見るために効果的だと思います。
悩む力ー天才にすら勝てる考え方「クリティカル・シンキング」
残りの3つ目以降のポイントについては、今回のおすすめの動画で詳しく解説しています。
Dラボでぜひチェックしてみてください。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
スポンサーリンク
毎月20冊の本・論文の知識が1日10分で学べる!
【就職と転職】成功を決める7つの力
本日のおすすめワイン
SDGsに基づく有機農法ワインの3本セット
直輸入&独占販売で値段を抑えて、価格はスーパーのちょいいいワイン、味は高級レストランので出るワインをセレクトしました。
1. シャトー・ラ・カドリー(ボルドー白)
今再注目のボルドーの白。
有機栽培したブドウを使ったワイン
2. ドメーヌ・ド・ラ(カスティヨン・コート・ド・ボルドー赤)
世界的有名なワインコンサルが個人的に造る超掘り出し物
3. ドメーヌ・フェレール・リビエール(IGP コート・カタラン赤)
樹齢 143 歳のブドウから造られる大地のパワーワイン
面接官の心を操れ! 無敵の就職心理戦略
【オーディオブック無料】
超客観力〜ムダに悩まない理想の自分になれる
悩む力ー天才にすら勝てる考え方「クリティカル・シンキング」
ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代
リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:https://daigovideoapp.page.link/sdPJ