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カオス理論を応用した決断スキル〜DARPA(米国国防高等研究計画局)が採用するフレームワークとは

D-lab by Mentalist DaiGo

この知識はこんな方におすすめ

  • 後悔しない決断をしたい
  • 苦しい状況を乗り越えたい

国防でも使われる決断力を高める方法

アメリカの国防でも使われる決断力を高める方法について紹介させてもらいます。

人生では様々な複雑な問題が起きるものです。
答えがない問題や多くの影響を考えなければいけない問題を前にすると、人はどうしても意思決定が難しくなってしまいます。
DARPA(Defense Advanced Research Projects Agency:国防高等研究計画局)でも採用されている意思決定のフレームワークがあります。

正しい意思決定のためのおすすめ

人間が正しい意思決定をするためには、自分なりの論理的に考えられるフレームワークを持っておくことが重要になります。
そのための方法を教えてくれる本がこちらです。
まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください。

いわゆる行動経済学についての本ですが、非合理的な人間の心理的な要素を考慮しないと、経済学というものは役に立ちません。
人間がいかに愚かでバイアスに左右されるかということを教えてくれます。
これを利用すれば相手の意思決定をコントロールすることもできますし、自分がなぜ決断を間違えてしまうのかということも理解できます。

ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか?

こちらは仕事で使える重要な意思決定を学ぶことができる本です。
一般的な意思決定についてはとても参考になると思います。

イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」

さらに、決断力を高めて正しい意思決定をするという点では、やはりこちらの本が参考になると思います。

決定力! 正解を導く4つのプロセス

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クネビンフレームワーク:Cynefin Framework で解決策を見つける!

クネビンフレームワークは、当時IBMGlobalServicesにいたDaveSnowden氏が作成したもので、自分自身や他人の行動を理解するためのフレームワークです。
2007年にはハーバードビジネスレビューでこのフレームワークについて紹介され、人間や組織の行動を実践的に理解するのに役に立つと評価されています。
国際的な研究機関も認めている決断方法です。

このフレームワークのベースにはカオス理論というものがあり、カオス理論は、ほんのわずかに初期条件が変わるだけで結果に大きな差が起こる現象を取り扱う方程式や力学系の理論です。
簡単に言うと、複雑な事象が絡み合う現象を正しく予測することは不可能だという考え方が根本にあります。

数学でも物理学でも、基本的には原因と結果だけを意識すればよかったものの、人間の経済活動が進み技術が発展するにつれて、原因が同じであれば同じ結果が起きるという考え方では、根本的に追いつけない問題が増えてきました。
それがさらに加速し、複雑性が増している現代においては、原因と結果だけを扱う論理では実際の社会の上では役に立たないのではないかと疑問視されるようになり、カオス理論が発展してきたということです。

現代社会は様々な複雑な要素が絡み合っています。
それをひとつずつ分析し結果を予測することはほぼ不可能です。
かといって、複雑だから理解できないと投げ出すのではなく、どうすれば限りなく正解に近い法則を導くことができるのかと発展してきたのが複雑系科学と呼ばれるものです。

人間の気分も自然界もあらゆる要素が変数です。
それらが全てランダムに動いていて、全ての要素を分析することは不可能です。
その予測不能に見える状況の中で世の中の動きを導こうとするのが複雑系科学で、それをまさに混沌としたこの世界を生き抜くための判断に使おうとするのがクネビンフレームワークです。
これは絶えず変化していく現代の中で、どのようにしたら正しい決断をできるのかということを研究して開発されたものです。

これには一定の科学的な評価がされていて、DARPA(Defense Advanced Research Projects Agency:国防高等研究計画局)でも採用されています。
今では当たり前のように僕たちが使っているインターネットも、この研究機関が元々は軍事目的で作ったものです。
意思決定や決断の枠組みとしては、非常に信憑性が高いフレームワークになっています。

クネビンフレームワークの使い方

まず、皆さんが直面している問題や決断しなくてはいけない対象を「因果関係」に基づいて4つに分類します。
それぞれの状況において判断していくことでよりよい意思決定をすることができると言われています。

①Simple:単純

②Complicated:困難

③Complex:複雑

④Chaotic:混沌

自分が決断するべきことがどれに当てはまるかをまず考えます。
これさえわかれば、自分の決断に光が差します。
非常にシンプルなのにアメリカの国防でも用いられるぐらい効果的です。

ここからはそれぞれに分類した後にどうすればいいのか? ということと合わせてそれぞれの使い方を解説していきます。

1.Simple:単純への分類

因果関係が誰から見ても明らかなものはここに分類されます。
同じパターンや同じ出来事が繰り返される状況です。

例えば、テーブルの上に置いてあったグラスが割れたとします。
普段猫が通る可能性のあるテーブルの上にグラスを置いたから割れてしまったとしたら、その因果関係は非常にシンプルでわかりやすいものです。
同じことをしたら同じ問題が繰り返される可能性が非常に高いです。

これは自分の抱えている問題の答えがわかっている場合です。
例えば、最近お腹周りの脂肪が増えてきたというのであれば、特別な病気か何かの場合を除けば、基本的には摂取カロリーが多くて代謝を上げるための運動をしていないのは間違いありません。
その因果関係は非常にシンプルです。

1.Simple:単純の対策

僕たちは問題を難易度で悩み考えてしまう場合が多いですが、重要なのはこの因果関係です。
その原因を特定してどのように改善していけばいいかを考えるべきです。
因果関係に注目して決断しようというものです。

問題の原因を把握したらベストプラクティスに頼ってください。
ベストプラクティスとは、ある結果を得るのに最も効率のよい技法や手法、プロセスや活動です。

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1.Simple:単純の危険性

クネビンフレームワークでは、それぞれの危険性も考慮されています。
ベストプラクティスがわかっていても、人は失敗が怖いから決断することができません

ですから、その答えがわかっていても万が一失敗する時とはどんな時なのか? そして、その失敗の対応策はどうすればいいのか? ということを因果関係の深さごとに考えていきます。

ベストプラクティスがあるものは状況が非常に簡単なので、その危険性としては「油断と思考の固定」が考えられます

つまり、やればいいことはわかっていても油断してしまったり、状況が変わっても同じ対策が使えると考えてしまう危険性があるわけです。

その対策としては、全ての物事は過去のものになってしまいやすいと考えて、周りの状況を常に監視した上で見直しすることが必要です。
因果関係を考えた上で、状況が変わっているのであれば見直すようにしてください。

皆さんの会社でも、自分の会社は昔からこの方法でやってきたというようなことを主張する頭の固い上司がいたとしたら、それは過去のベストプラクティスに頼り続けている人です。

ここから先は残りの3つの分類と対策、そして危険性について解説していきます。
まさに混沌とした今の世の中を乗り越えて、その先にある自分の人生をつかみたい方はぜひ続きも今回のおすすめの動画からチェックしてみてください。

さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

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リサーチ協力:パレオチャンネル

参考:https://daigovideoapp.page.link/6Mdw

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