起業・副業

年収1000万超は楽!サラリーマンの人生を変えるプチ起業のポイント

この知識はこんな方におすすめ

  • 起業や副業をしたい
  • いつか自分のビジネスに挑戦したいサラリーマンの方
  • 創造力を発揮したい
  • 小さな副業から始めてみたい

これからの時代の起業とは・・・

今回は起業についてです。
起業と言っても、堀江さん達が登場してくる前の起業と、堀江さんたちの時代とこれからの時代の人たちに分けて説明させてもらいます。
起業家達も時代に合わせてその傾向が変わってきていますので、それを先読みして、個人的なレベルやほとんどリソースを使うことなく起業し一定以上の成果を上げるにはどうすればいいのかということを科学的に解説する内容になります。

皆さんがイメージする起業家とはどのような人たちでしょうか。これは世代によりかなり変わってきます。
堀江さん達が登場してくる前の起業家たちは、はっきり言って頭を使うというよりは、マネーの虎に出てきたようなリスク志向型の人達です。他の人が取らないような大きなリスクを取ったり大きな借金をしてビジネスをして、挑戦するのが起業家と言われていました。

そこから徐々に半分はリスク志向型で半分は頭を使う感じの人たちが現れてきました。つまり、頭のいい人達がリスクを取ることが合理的だということに気付き始めた時代です。これが堀江さんたちをはじめとするヒルズ族と呼ばれた人たちの時代です。
その後出てきた人たちが、ITバブルやその後現れてきた IT企業の方々など、技術的な部分も含めて頭の良さを使って起業した人達です。

ではこの先どうなっていくのでしょうか。
僕の考えとしては、極めてローコストで個人的に起業するか、ほとんど起業とは言えないけれど企業と同じぐらいの利益を上げる圧倒的な個人の時代が来るのではないかと考えています。

これが皆さんが目指すべきところというよりは、目指しやすいところなのではないかと思います。
YouTuber 達もそうですが、個人でも億単位の利益を上げることが可能になっているわけです。今までは資金や設備を持った企業でなければできなかったことが、個人でも自分たちでそれができるようになってきました
これを起業と呼ぶかどうかは別ですが、個人で稼ぐことができる時代がさらに進むだろうと考えています。

圧倒的な「個人の時代」の戦い方

このような時代では皆さんも容易に起業することができます。
昔は信用がなければお金を借りる事も出来ませんでしたので、例えば、大企業で長年働いてストックオプションで株をもらうとか貯金することによって、それを元手にお金を借りてビジネスをするということがほとんどでした。つまり、いかにお金を借りるかということが大事で、そのための元手をどのようにして集めるのかということを考えなければならなかったということです。

ところが今では、様々なインフラや情報の発信がほとんど無料でできるようになってきましたので、あらゆることがローコストで出来るようになってきました。それにより個人が戦うことができる時代になってきたわけです。
今までは、リスクを取れるかどうか、頭がいいかどうか、お金を借りることができるかどうか、というようなことが重要でしたが、今後は、アイデアを思いつくかどうかの勝負になってくるわけです。

個人の戦いになってくると、一部のケタの違う世界で戦っている飛び抜けた人たちを除けば、アイデアさえ思いつけばローコストでリスクなく年収1000万円ぐらいであれば可能になってくるわけです。

つまり、これからの時代はなお一層アイデアが重要になってくるということです。
このアイデアというのは IQ の高さ頭の良さということではなく、思いつくかどうか、思いついたものを形にすることができるかどうかということがポイントになってきます。

創造力によるプチ起業のススメ

多くの場合アイデアが思いつかないという人はずっと悩んでいます。例えば、大学受験のためにどの参考書を使うかということに1ヶ月も2ヶ月も悩んでいる人が皆さんの周りにもいませんでしたか。このように考え続けてしまう人は、アイデアを思いつくことがなかなかできなくなってしまいます。
人間が良いアイデアを思いつくためには、どうしてもぼんやりとしたり退屈を感じたり脳を一時的にオフにする必要があります

アイデアを作り出すために、なんと白昼夢を使うことでいいアイデアを生みやすくなるという研究があります。
白昼夢というのは、例えば、退屈な作業をしていたり食後に本を読んだりしていると、ウトウトとしそうになったり、起きているけれど半分寝ているような感覚になることがあると思いますが、このような白昼夢の状態というのは、良いアイデアを生み出すためにとても大切だということが分かっています。

カリフォルニア大学サンタバーバラ校の心理学チームの研究で、よく心理学の創造力を測るためのテストで用いられる代替利用法テストというものを使ったテストを行いました。この代替利用法テストというのは、例えば、レンガを渡されてレンガの今までにない新しい利用方法をできるだけたくさん考えてくださいというようなテストで、定番としてよく使われるものです。その際に参加者を2つのグループに分けています。

1つのグループは、モニターに一定間隔でランダムで数字が現れて、そのほとんどの数字は黒色ですが、時折色のついた文字が表示され、それが表示されたら YES と答えるだけのとても簡単なゲームですが、色付きの文字はほとんど表示されないのでかなり退屈なゲームをしてもらいました。
そうすると参加者のほとんどの人たちが注意散漫になり、白昼夢に近い状態になりました。

もう一方のグループは、基本的には同じようなゲームですが、色付きの文字が現れた時には、その数字の前に表示された数字が偶数だったのか奇数だったのかを答えなくてはいけないというゲームをしてもらいました。
突然出てくる数字の直前の数字が偶数だったか奇数だったかということは答えないといけないわけですから、常に数字を意識していないといけなくなります。そうなるとかなり高い集中力を必要としますので、参加者たちは集中した状態が続き白昼夢の状態にはなりませんでした。

既存のものに新しい切り口で物事を考える力

この実験では、これからレンガについての新しい使い方を皆さんに考えてもらいますということを伝えた上で、その前に、この2つのグループに分けてゲームを行ってもらいました。
このそれぞれのゲームによって、白昼夢状態になった参加者と集中状態になった参加者に分けて、その状態でどれぐらいレンガの今までにない面白い使い方を考えることができるのかということを調べようとしたわけです。

つまり、既存のものに対して新しい切り口で物事を考えることができるかという、まさに起業で必要な能力がどうすれば高めることができるのかということを調べた実験です。
これは大きな企業に発展するベンチャーでも同様に大切になるもので、例えば、Uber やAirbnbも既にあったものに対して新しい切り口で利用方法や価値を創造したものです。

全くゼロから新しいものを作るのではなく、今まで既にあったものを新しい発想でコストを下げて価値を広げたり、新しい切り口で違うビジネススタイルにするというのが、今のビジネスでは重要になるわけです。

そのように考えると、レンガの新しい利用方法を考えるという代替利用法テストというのは馬鹿にならないわけです。
この実験の結果、白昼夢状態の参加者達の方がレンガの今までにない新しい使い方をたくさん思いつくことが出来たということです。

白昼夢のような状態を間に挟む

ですから、起業したいとか何か新しいアイデアを作り出したいと思うのであれば、あるいは、自分の目の前にある難しい何かしらの問題に対して、創造性を発揮して解決したいと思うのであれば、一度頭の中でそれについて思考を巡らせた上で、その考えることを一度中断する必要があります。その中断をする時に、人は無心になってくださいと言われても、なかなか何も考えないような状態にはなれないものです。
そのためにこの白昼夢の状態を使えば良いのではないかということです。

このように考えると、つまらない作業をすることが多いサラリーマンの人の方が、その時間をうまく利用すれば、面白いアイデアを思いつく可能性は高いと考えることもできます。
よく新しいサービスや商品を生み出して一度成功した人が、それで成功した企業を売ってまた新たに別のビジネスで頑張ろうと思っても、その後は鳴かず飛ばずになることがよくあると思います。
これは、ぼんやりする時間がなくなってしまうことが原因の場合が結構あるものです。常に集中状態でありたいと考えてしまう傾向が高くなるからです。

ですから、ついウトウトしそうになってしまうぐらいつまらない仕事があるのであれば、あえてそれを利用し、その仕事をする前に、自分がこれからどんな新しいビジネスが挑戦をしたいのかということをぼんやりとでもいいので考えてもらい、それからそのつまらない単調な仕事に取り組んで、その間にアイデアを熟成させて、それから仕事が終わった後にもう一度それについてじっくり考えてみるとアイデアが生まれやすくなるのではないでしょうか。

実際にサラリーマンから起業し成功した人も結構多くいますし、白昼夢をうまく使ってみるのが良いのではないでしょうか。
これにはポイントがあり、一度考えてから白昼夢を間に一度挟んで、それからもう一度考えることが大切です。

ですから、例えば、朝起きた時や仕事をする前に自分の未来について考えて、その上で目の前の仕事に取り組みながら退屈な時間をもうまく使い、それからもう一度改めて考えるようにしてみてください。
この白昼夢の状態やぼんやりした時間を間に挟むということだけ注意してうまく使ってみてください。

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参照:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/22941876/

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