メンタリスト独自の視点から、相手に刺さる会話のテーマを見つける方法をご紹介します。
相手の好み探りゲームをすればいい
一番簡単な方法は、相手の好みを知ることです。
会話やしぐさ、持ち物などから、相手の好きなものをキーワードとして記録しましょう。
コミュニケーションは相手の好みをなるべく多く記録するゲーム
こう考えると、初対面の場合でもあまり話題に困りません。話題は全て相手が持っているからです。
さらに、情報収集ができる上に聞き役に回ることで印象も良くなります。
記録しておけば、一生あなたの武器になる
このときわかった相手の好みは、スマホの電話帳のメモ欄などに記録しておきましょう。
こうして探ったキーワードから3~5つを選んで文章を書けば、それだけでも十分相手の心にささる文章がかけます。
是非試してみてください。
強力なコミュニケーション武器
実はこの方法は、もう少しだけ突っ込んだ使い方をするとかなり強力なコミュニケーションの武器になります。
もちろん文章術としてLINEなどでも使えますので、ご紹介しましょう。
「なぜ好きなのか?」その理由を聞く
相手の趣味嗜好の話になったら必ず、「なぜ好きなのか?」「どこが好きなのか?」を聞いてみましょう。
このように質問すると、突っ込んだ話になるので、会話が盛り上がりやすいです。自分の好きな話に興味を持ってもらうと喜ぶのが人間ですから、これだけでも効果的です。
さらに・・・
好きな理由を知れば、最高の褒め言葉が作れる
この理由から相手が何をどのように褒めて欲しいかがわかります。
例えば、ジムにハマっている人がいたとしましょう。その人は、もともとそんなに太ってはいなかったのですが、何故かジムに行き始めました。
ダイエットする必要なんてなさそうなのになんでだろう・・・
彼の友達に聞いてみると、どうやら自分がひょろひょろだったことを気にしていたようで、筋肉をつけることが目的で始めたようです。
では、本人に会った時に、なんと褒めればいいのか?
「ジムお好きなんですね」「週3でジムに行かれてるなんてすごいですね」という月並みな言葉ではなく、
「あれ?なんだか前よりがっしりしてませんか?」「あれ?服のブランド変えましたか?」「横から見ると、胸のあたりの厚みが
前とぜんぜん違うんですが・・・なにかやられてます?」
というように、相手がジムが好きになった理由を褒め言葉に入れるのです。
ただ相手の趣味の話をしたり、闇雲にほめるよりも強力なので、是非試してみてください。
子どもにも使えるテクニック
この褒め言葉のテクニックはもちろん子どもにも使うことは出来ます。ただお子さんに使う場合はちょっと注意点があります。
子どもの好みが変わる周期は意外と早い
大人は7年毎に性格が変わるとか言われますが、子どもはもっと早い周期で変化します。
先月まで大好きだったものに興味を示さなくなったり、あんなに喜んでいたものを見向きもしなくなったり、変化が激しいのが特徴です。
そのため、好みの変化を観察しておかないと、いつものように褒めているつもりなのに何故か不機嫌になったりするわけですね。
体の変化と違ってわかりにくい精神の変化を知る
子どもはすぐ飽きるなんていう人もいますが、遊んでいた玩具で遊ばなくなる、興味を持っていた番組を見なくなる、よく遊んでいた友達の名前をきかなくなるなど
いつものお決まりの行動が変化したら、子どもの趣味嗜好、精神状態が変わったと考えて、好きなものについて聞いてみるといいでしょう。
私も友人のお子さんに会った時は、好きなモノや将来の夢について聞いたりしますが、子どもは本当に独自の感性を持っていて、
下手に大人と話しているより楽しいです。笑
あなたもぜひやってみてください。お子さんの持つ好奇心とその可能性にワクワクできるでしょう。
刺さる話題の見つけ方をご紹介しました。是非参考にしてください。